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取り憑き婚活~すれ違い系ラブコメ~  作者: かなかな
2章 ~記憶を取り戻せ~
45/62

第45話 柊愛長の正体と最期……

やっと出てきました!転生……( ̄▽ ̄;)

~柊愛長について~

柊愛長(ひいらぎつぐなが)

1820年6月14日-1848年1月28日

海浅国(かいさんごく)青桜藩(あおざくらはん)の第15代藩主(はんしゅ)

(ひいらぎ)氏第28代当主。

第14代藩主 柊 愛宗(ひいらぎつぐむね)の長男。

母は青桜藩士の時雨松頼(しぐれまつより)の娘小手鞠(こでまり)

正室お花華(かか)とは愛長19歳、お花華15歳の時に結婚、その後側室が3人いた。

織田信長様に憧れ、自分でオリジナルの服を作り紫色の洋服に黒のマントを着ていた。

周りからは変人扱いされていたが、民衆のことを考え、数々の制度を改革。

政治の腕がずば抜けてすごく、部下からも民からも慕われていた。

また、剣術の腕も負け知らずと言われるぐらい強かった。血液型はB型だと推測される。

しかし、権力争いの末、当時農民だった最愛の人『はこべ』に裏切られ闇討ちされた。


西園寺(さいおんじ)さんが長々と、説明してくれたが、まとめるとこんな感じらしい。


「なるほど……権蔵! 戦に行ってないじゃん! 」

以前に戦に行ったと言ってたじゃないか!!!!


「ああ、そうやったみたいじゃな」

権蔵が可愛くてへっとした顔で言った。


「これ! 愛長様になんてことを! 」

僕は西園寺さんに小突かれた。


「権……いや愛長様何か思い出してきましたか? 」

高梨(たかなし)先輩が西園寺さんに、気を使いながら言った。


「思い出してきたぞ。今は権蔵だから権蔵でええ。あとタメ口で構わん。千夜も分かってくれるな? 」

権蔵は西園寺さんの方を向いて言った。


「ぐぬぬ。愛長様がそうおっしゃるなら」

西園寺さんは悔しそうだ。


ちょっとスカッとしたな。


「ワシははこべに裏切られたが、はこべを(かば)い死んでしもた。その時に後ろから切られ長かった髪の毛が短くなった。そしてその後、ワシは、神様に出会い、すごい力をもらい、はこべの生まれ変わりがいるであろう異世界の120年後に飛ばされた。それは、置いておいて……小豆沢蔵子との出会いは……」

権蔵はサラリと説明した。なんか凄いこと言ってなかったか?


「ちょっとちょっとストップ!それ軽く流していい話? 」

僕は権蔵の話を止めた。


「どうした? (たちばな)? 」

高梨先輩がきょとんとしている。


「愛長様が今大事なお話をするところだろうが!」

西園寺さんは怒っている。


「えっ? 神様に出会ったってどういうこと? すごい力って? 120年後ってどういうこと?異世界ってどうゆうこと? 」

僕は興奮して権蔵に質問攻めした。


「神様が男気ある最期だったからこれからの未来を選ばせてくれたんじゃ」

権蔵はため息をつきながら答えた。


「それって神様転生? だよね? チート能力だよね? 異世界転移だよね?」

実は僕はラノベも大好きで、よく読んでいたのだ。


「橘! 何を興奮してるんだよ? 」

高梨先輩はまだきょとんとしている。


「高梨先輩! ラノベで人気のジャンルですよ! それを権蔵がほとんどこなしているなんて……興奮しますよ」

僕はテンションが上がった。


「そこまで言うなら説明しよう」

権蔵は溜息をつきながら言った。


~柊愛長の最期~

狙われていたワシは、城の裏山に逃げていた。

そして、ワシを裏切ったはこべも邪魔とみなされ敵に狙われていた。


「危ない! はこべ」

ワシは、はこべを斬ろうとした(やから)の刀を右腕で受け止めた。


「愛長様! 私は愛長様を裏切りました。なぜ庇うのですか? 」

はこべはワシが庇ったことに驚いている。


「例え裏切られたとしてもワシは……ワシは相手がどう思っていようと自分が好きなら関係ない。一生が終わろうとも愛し続ける」

ワシは、はこべにそう告げたのじゃ。


「愛長様……」

はこべが泣き始めた。

すると、後からまた刺客がはこべの後から斬りかかってきた。

ワシは、はこべを突き飛ばした。

その時にワシは、背中を斬られてしまった。背中に致命傷を負い、髪の毛が切れてしまった。


「は、はこべ……逃げるのじゃ。」

ワシはなんとか力を振り絞り敵をやっつけた。


「愛長様……愛……様……」

そして、わしの意識は途絶えてしまった。


~?~

気がついたらワシは真っ暗の所にいた。

「なんじゃ。ワシは、裏山にいたはず……はこべ~どこじゃ?」

すると、急に上から強い光が差してきた。


「なんじゃ? なんじゃ? 」

上から『神』と書かれた本が降ってきた。


「柊愛長だな? 」

本が喋り始めた。どんな幻術じゃ?


「確かに柊愛長だが、そなたは何者じゃ? 」

ワシはすごく警戒した。


「私は転生神 人魂(ひとたま)だ」

神様! ということは! ワシは、死んでしもたのか!


なんというか……神様に失礼じゃが安易な名前じゃな。神様は紙で出来ておるのか……


「人魂様! やはりワシは、死んでしもたのですね。ここは天国ですか? 地獄ですか? 」

わしも、侍……

(いくさ)、決闘、改革により恨んでいるものもおろう。

地獄に落ちたとしても仕方ない。


「ここは天国でも地獄でもない選ばれし者だけが来ることが出来る転魂(てんたま)部屋である」

転魂部屋? 本当にここは死後の世界なのじゃろうか?


(きつね)に化かされてるんじゃろうか?


「信用していないようだな」

人魂様が宙に浮きながら言った。


「頭が整理できないんです」

なんでワシが信用していないのがわかったのじゃろう?


色々言われたがなかなか理解ができない。


すると人魂様はワシの髪型を短髪のおしゃれな感じに変え、服の生地も見たこともないものに変え、さらにおしゃれな感じにされたのじゃ。


「す、すごい……! やはり、さすが、神様ですね」

ワシは驚いた。

国一番の生地を取り寄せてたのじゃがそれよりも肌触りが良く動きやすい。


「やっと信用したようだな。本題に入ろう。柊愛長。おまえは選ばれたのだ」

人魂様は淡々とワシに告げたのじゃ。

読んでくださりありがとうございます

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