プロローグⅢ『主要人物と舞台地図』
・今話では本作の主要人物達の紹介と、地図を用いた舞台の紹介となります。
・本編中でも綴っていきますので、読み飛ばしていただいても大丈夫です。
※(2025.10.16) プロローグⅠ、プロローグⅡの後書き欄より独立させました
・本作で使用しているイラストは、全て作者(黒垣)が自分で描いたものです。
申し訳ございませんが、二次利用などはお控え下さい。
・本編のみ ご覧いただきたい方は、このまま第1話までお進みください。
第1話『嵐の夜を越えて』
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【主要人物】
◆ノイシュリーベ
・本作の主人公の一人、二つ名は"貴き白夜"。
・純人種である父と、ハイエルフの母との間に産まれたハーフエルフ。
見た目は母親の血が色濃く反映されています。
・清廉潔白な性格で、父ベルナルドから爵位と大領主の座を継いでいます。
臣下達からの信頼を得るために常に最前線に立って突っ走ります。
・本名はノイシュリーベ・ファル・シドラ・エデルギウス・グレミィル。
・ノイシュリーベは『人の民』としての個人名、ファルは騎士としての名前
シドラは『森の民』としての個人名、エデルギウスは家名、
グレミィルは大領主の座に付随する爵位名です
・白馬に跨り、全身甲冑を纏い、斧槍を振るう魔法騎士。
魔法によって産み出した豪風を噴射したり、武器に纏わせて戦います。
・騎士にしては致命的に貧弱な膂力を、莫大な魔力と魔法でカバーしています。
・全身甲冑は防具というよりパワードスーツのような役割です。
甲冑の至る箇所に噴射口が設けられており、魔法によって豪風を噴射し、
武器を振り抜く際や、立ち回りの際に急激な軌道変更を行います。
……平たく言えば、クイックブーストです。
◆サダューイン
・本作の主人公の一人、二つ名は"堅き極夜"。
・純人種である父と、ハイエルフの母との間に産まれたハーフエルフ。
見た目は父親の血が色濃く反映されています。
・博識で頭脳明晰。領土の安寧と領民を護るためなら手段は選びません。
率先して汚れ仕事や嫌われ役を担うことで、姉の潔白さを際立てようとします。
・本名はサダューイン・エヌウィグス・エデルギウス
・サダューインは『人の民』としての個人名、
エヌウィグスは『森の民』としての個人名、エデルギウスは家名です。
・魔術師のような恰好ですが、致命的なまでに魔力が乏しく
最低限の魔術しか扱えません。
その反面、肉体は英雄である父親譲り。凄まじい膂力で全てを粉砕します。
・魔術師としては劣悪な能力ですが、持前の頭脳と膂力で大体解決します。
また魔力を得るために数々の禁術や邪法に手を染めています。
詳しくは本編中で語られることでしょう。
◆エバンス
・大陸中を巡業するエルカーダ一座で修行した旅芸人。
狸人という種族で、獣人種に分類されます。
・楽器の演奏に魔力を乗せる魔奏という技法を修得しています。
また通常の魔法や武芸も修めており、割と器用万能です。
・戦災孤児となって路頭に迷っていたところをノイシュリーベとベルナルドに
拾われて、そのままエデルギウス家の館で働くようになりました。
・主人公姉弟とは幼馴染で友人。現在は彼女達の臣下として働いています。
・陽気で楽天家、仲間想いの旅芸人として振舞う熱い男でございます。
◆ラキリエル
・本作のメインヒロイン。
・強力な古代魔法を修得しています。
・故郷である海底都市を亡ぼされてしまい、
姉弟が治めるグレミィル半島に亡命することになりました。
・本名はラキリエル・ミーレル・ファルシアム。
・海底都市で暮らしていた大海の竜人種。
地上では特殊な古代魔法の効力により純人種のような姿になっています。
・おっとりとした性格で慈悲深く、怪我や病気で苦しむ者を放っておけない。
・思い込みが激しくなることがあり、時には常軌を逸した行動力を発揮します。
【舞台設定】
◆グレミィル半島
・本作の主要舞台です。
・下記のラナリキリュート大陸内の一地域となります。
◆ラナリキリュート大陸
・グレミィル半島が存在する大陸の全体図です。
なお画像の右側に映っている狐人の子は外伝の主人公です。
・本編にもスポット参戦予定なので、こうご期待ください。
◆各勢力の説明
・大陸内にはこんな名前の勢力がある……くらいの認識でOKです。
・本編中に主に絡んでくるのは上記のラナリア皇国くらいとなります。