209.その男は…
お父さんお母さん達へ
アンガーマネジメントの秘訣を知りたいです。
どうもなにもかも癇に触る相手との対話についてですねどうにも避けることができそうにないので傍観的な立場として観察していても見ているだけでも苛立ちが… (長文によりカット)
マジでキレる5秒前のアリシア
グライド「5秒前ならフォローの仕様もない」
アリーナ「そうじゃないと思うわ」
ユナルテ「その場を離れる事が出来ないなら、一般的には6秒待つとか深呼吸と言われているが…そんな ことで苛立ちが収まる(長い語りによりカット)」
***アリシア***
火の玉状態のパイナップルそれもそのはず、ナナちゃんもフランメも火魔法でエンチャントし攻撃、当然魔法なので一発で着火した。
そこからは、念のためにと地面に降ろさないように攻撃して飛ばす。まるで遊んでいるかのようになってしまったようです。
パイナップルも、最後の抵抗と言わんばかりの魔力光線を出すも、いとも容易く避けられて着地できずに空へ
そのラリー状態を56回で殺すに、なんかちょうどいいと思ったので、飛んでいる途中で斬り、終わらせました。
コロコロ完了です
「あ〜、遊んでたのにぃ」
「…どうりで、はぁはぁ、ギリギリ、届きそうな、距離に、何度も、とんでくると、思ったら、そういうことか」
まだ鍛えてそんなに日にちが経ってないフランメには戦闘後に遊ぶのは流石に疲れたようですね。
しかしフランメ、リエルとアインの手助けがない段階で気がつけないものか…まあ、まだ無理ですかね?
実はナナちゃんがアインに蹴って遊ぶね?とコソッと言って、アインはアインでリエルにハンドシグナルで指示してたんですよね。
で、私は私で2人が打ち返しあって、ラリーという言葉を思い出したのですが、異世界で使われるrallyって言葉、ボールスポーツでもそう言い、車?の競技でもrallyというそうじゃないですか、こんがらがったりしないのでしょうかね?
などと思っていたんですよ、さて、それよりもです。
捕まって弱っていた男性を回復させると男は勢いよく立ち上がる。
全然元気なようで……もっと弱らせてもよかったのかもと思わなくもない
「Hey Hey Hey!助けてくれてありがとーう!」
うるっさいですね!
それと全裸って、意外と気が付かないものなのでしょうか?立ち上がってこちらにその裸体を見せつける。どことはいいませんがそっちも元気で使用可能のようでよかったですね?
ジト目で非難の目を向けている私、一方でナナちゃん達はというと
「アインさん」
「はい」
「見えない」
「見なくてよろしいですよ?」
「そう?」
「ええ」
ナナちゃんは、アインの手により目を覆われているのでよし、フランメはというと
「…初めて見るな」
「そうなのですか?」
「ああ、祖父と一緒の時も1人の時も、異性の裸は見たことがない」
「どうですか?」
「ふむ、これが異性というものか、不思議とちょっとだけだがドキドキするものだな」
「男女の肉体の違いです知りたいことがあればお答えしますよ?」
リエル?何、保健の教育をしようとしているのですか?
「ん?ん?ん?無視かい?」
はぁ〜私が一応対応しますか…
「隠してください」
腰に巻ける大き目のタオルを渡す
「ありがとう」
男は私が渡したタオルを地面に敷き、胡座をかいた。
え?違いますよ?え?え?私隠して下さいと言いましたよね?
ん?え?
思わず振り返ってしまうも、ちょうどヴァネリアがいて聞こうとしましたがヴァネリアも困惑の顔をしています。
「ある意味すげぇぴょん」
リュピの意見に同意します。
「女性達の、前で…隠すこと、すらせず…見せる?、なんて…正気?」
ええ、ミュイ、目を疑う光景ですよね。
「主、どうしよう。コロコロしたい」
スーリアダメですよ?コロコロする時は先に私が斬ります
「主様!指示!コロコロ指示下さいにゃ!」
「ダメです」
まあ言い訳を聞いてからでもいいでしょう?
と言うわけで、今一度会話を試みます。
「あの」
「ん?ん?お?なんだい?」
スタイルはいいんですよねぇ、でもね。
「私、タオルは局部を隠すために渡したのですが?言いましたよね?隠してくださいって」
「ふっ…この俺ちゃんに隠す部位は存在しないのさ『ファサァ』」
キリッとした顔で言い最後に前髪を掻き上げる
ウザイ
「隠す気はないと?…ふふふ、では死んでください」
私は東刀を抜ー
「待てアリシア!何も話が始まってないぞ!」
「ちょちょちょ!?何故に!?」
「待った待ったアリちゃん!」
フランメとナナちゃんが私を羽交い締めにするように捕まえる。
いえ、だってね?両手で股間を隠す素振りもない、少女である私達たちがいるにも配慮の欠片もない変人、滅してしまってもいいと思うんですよ、ですがこのまま羽交い締めにされて……ん?フランメ?ここまでお胸が大きかったですか?ナナちゃんより胸が大きくありませんか?
「分かりましたので離してください」
もうなんだろうか…言葉1つでも腹が立つ『ポン』ん?
「なんですかフランメ」
「その感情分かる。私とは共感できたようだな」
…それについては嬉しいですね。
「まあ苛立ちを抑えろとは言えないし、ナルシェナと共鳴は不可能だろう。ここはナルシェナに任せて見てるだけで放置しようか」
「そう…ですね」
フランメと共感…共感は、同じ感情を抱く、または相手の視点で、感情を理解する事であり
共鳴は、相手の考え、感情、信念といった心の想いに同感し、自分も同じ様な想いになる事でしたかね?
共鳴という字からもわかるように、同じ周波数の音の様に響き合うこととのはずですから
共感と共鳴は、共感は相手の感情と想いを理解し同感する事であり
共鳴は、相手の考えに同意し想いに同調、そしてそれを自分の原動力にする……あれ?ちょっと自信がありませんね。
イライラしているせいでしょうか?
「フランメ」
「ん?」
「私は見るだけにします。最悪は離れ散策にでもいきますよ」
「あ、ああ…」
私が思うに彼に時間を使うよりも、敵を倒したことにより、緑の空間ではなくなったこの元緑の空間であった廃墟を散策するべきだと思います。
そう、実は緑の空間はあの魔物が作っていたようで、倒した結果、今はもとに戻ったのか、廃墟の状態になってるんですよね。
気になります。が今はコイツがなぜここにいるのか?会話はナナちゃんに任せ聞き出していただけると助かります。
***ナルシェナ***
「ナナちゃん」
「んあ?」
チョカールイという男に砂をかけて、下半身部分を埋めていたらアリちゃんに声をかけられた。
「会話頼みます。私は見物人になるので」
「お、おう」
すっげぇイライラしているのが肌に伝わるぜぇ肌がヒリヒリする。そんなに怒る相手の人かなぁ?
一応無害だぜぃ?見なければ
「さてさて君はな~んでここにいたん?自己紹介から始めてみ?もしヴァーチュの人だったら場合によっては、始末しないといけないんだけど」
「俺ちゃんが!ヴァーチュの人だって!?」
急に大声出すなよ、ビックリするじゃないか
「おう、そこから聞きたいんだけど」
「正解だヴァーチュ聖教国出身のカールバン・テストールというのが俺ちゃんの本当の名前だ」
「チョカールイというのは偽名ですか?」
アリちゃん驚くと同時に紙を渡されそちらを読み始める。資料あるんかい…でも今の今まで渡されなかったってことはどゆこと?
そこまで調べれなかったん?
「おう、とある事情から全てを捨てて俺ちゃんは外で生きることにしたんだ」
全てを捨てたのに、わざわざ戻ってきたって、何か理由があるんだよね?
「どして戻ってきたの?」
「お!お!お〜!聞いてくれるか少女よ!」
あーうん、聞くよ?教えて
「うん、おs」
「アレはそうだな、まだこの場所がヴァーチュ聖教国となる前の話だ…」
語りだしたし、国ができる前って、かなり長生きで年上さんだったんだね。
「今とある少女の身体に入っている教皇が男の子のころに、かわいがっていたペットを俺ちゃん達が殺したk」
「ちょーいちょいちょい待って待って」
なんか要らん話なのかどうこうよりも、結構大きなものがぶっこまれたぞ?
「ナナちゃん、言ったでしょう?ろくでもないって話をいちいち止めていたら進みません。最後まで聞いてから判決を言い渡しましょう」
「え?罪人なの?」
「……ええ、まあ受け取り方次第ですが罪人ではありますねペットでも殺したらダメです」
私の言葉に、紙を一度見てからそう言うアリちゃん。う〜ん話の内容次第では、私のこの拳を光らせて爆発させるか…
「ね?ね?ね?いいかなぁ話しても?」
「あーうん、ごめんね続きをどうぞ」
「うん、教皇の友人を殺した俺ちゃん達のせいで教皇がヴァーチュ聖教国を作る事を決意したそうだ、そう…これは逃げた僕達への復讐とペットの同族をこの世界へ呼び共存するための教皇愚行なのだよ」
あ、え?あの魚人とかがそのペットとやらの同族なの?
「端折るなよ、ありがたいけどさ、聞かせてよ、その君の行いを…君が…君達がしたことで教皇がここまで行動することになった原因を」
「きっとくだらないですよ?」
「アリちゃんは黙ってて!?」
私が真剣に聞こうと真面目な空気を作って聞いたのにぶち壊すアリちゃん。
ちょっとは空気読んでよ!
「仕方がなかったんだ、俺ちゃん達も教皇も幼かった頃に友人と呼んでいた物体は、毛も生えていないピンクの肉の塊で触手が複数生えていた見たこともない生物だったんだ!」
……友人?ペット?同族は魚じゃなかった?いろいろと聞きたいが話の続きを促す言葉だけにして話を続けてもらう。
「で?」
「最初見た時僕達は謎の力に襲われた。見ているだけで何かが減っていくような恐怖と、そんな状態なのに目が離せないんだ!だから俺ちゃん達の中の1人が行動を起こしたんだ……つまり蹴っ飛ばしたんだ、それにより俺ちゃん達は、恐怖から解放されたと同時に安心感とアレはこの世にいてはいけない生物だと思い…」
『ゴクリ』
思わず生唾を飲む、ヤッたんだね。ヤッしまったんだね。コロコロしてしまったんだ
「イジメを開始した」
〜っ!ん!ん!!んあああぁぁ!
ツッコミたい!なんでや!この世にいてはいけないと思って、一思いに始末とかじゃないの!?
いやっ!?始末も駄目だけどね!
「見つけ次第最低でも1回は蹴って世に平和をもたらしたんだ、周りに大人がいても、蹴った。大人達も俺ちゃん達と同じようになっていたようで感謝されて褒められて、俺ちゃん達は調子に乗った」
う〜ん、仕方がないのかな?
大人に感謝されて褒められれば、調子に乗るという事はまあ仕方がない…けど、なんでイジメなんだろうか?
「教皇は当然『やめて、僕の友達なんだ!やめて!やめてよ!なんでそんなひどいことをするんだ!』なんて言ったが誰も聞く耳は持たなかった。むしろ、そんな生物を友達という言葉に、精神の異常性を疑い町の人々から、ひどい扱いを受け親からも見放された。それを知った俺ちゃん達はより一層調子に乗った。そう、もうとどまることは知らない位にはなってたな……だからやりすぎたあいつの友人にも教皇自身にもな」
「やはりお前は、ろくでもないやつですね」
アリちゃんが静かに言う。
さっきから見物人になってないよアリちゃん。
「うん、私もそう思うよ、やりすぎたって事は、教皇もイジメたんでしょ?なんでさ…なんで罪もないどころか同じ町の人だったんでしょ?なのにイジメるだなんて」
下を向き拳を強く握ってしまう。
そんな私の両肩に手を置かれた。
アリちゃんとフランメちゃんだ…慰めて
「よくあることです」
「よくあることだ」
ただの肯定だぁ〜
「よくある事なの?」
そう聞くとフランメちゃんが先に口を開く
「ああ、よくあることだぞ?同じ人でも何か気に食わないことがあれば奴らは躊躇いもなく、暴言を吐き、ツバを吐きかけ、蹴飛ばし、石を投げる、最悪な場合は魔法を撃ってるぞ!」
え”マジで!?
「ハハハ、今度私の背中をよく見てみるといい火傷痕から切傷、打撲、色素が染み付いたのかバッチリあるぞ」
「外傷性色素沈着ですね」
なんだって?
「教えて?」
よくわからない場合は聞くべし!
そうするとアリちゃんはすぐに答えてくれた。
「外傷性色素沈着、色素沈着と名があるようにメラニン色素が沈着してしまうのですが、この外傷性色素沈着は過去の怪我や強い打撲によるものですね。火傷は言わずとも残りますよね?」
……過去の傷跡
「き、消えないの?」
心配に声が震えつつ聞くもアリちゃんはさらっと言う
「消えますよ?当然治ります」
ふぅ…良かった。
「幸いな事にかなり深い傷跡ですが自然治癒で治る傷跡です。現在のフランメの傷跡のように色は赤や褐色で少し腫れているようにボコッとなっていますそれが肥厚性瘢痕といい、それから数年経てば色が落ち着き白か肌色となって、平たくなり成熟瘢痕となるんです」
知らない言葉が出てくるなぁ
「自然治癒で問題ないと、念の為綺麗に治す方法も教会のハイエルフに相談をしておりますので大丈夫ですよ?」
「あれ?魔法で治さなかったの?」
「ええ、当時の私とフランメ関係上、その…どうでもいいと思っていたので、当時放置を選択いたしました。まあ自然治癒で年月とともに治るみたいですし?今更魔法で治すのもどうかと…」
アリちゃんがちょっとだけ申し訳無く言う。
あ〜ま〜ね。アリちゃんやっぱり他人には冷たい
「それにフランメ自身が自然治癒を望まれていまして…」
「そうなん?」
「ああ、この傷痕は傷痕で祖父との思い出が少しあるからな…自然に消えるまでの長い年月このままでいいさ」
「で、フランメの傷ではなく、話を戻します。私の方ですが」
話を戻すとなると…イジメよくある件?
「イジメなんて人は簡単にするんですよ?子供が簡単に出来ることを考えるに、魂に残った人の性とでもいうのでしょうか?浄化しきれなかった汚れのごとく暴言、侮辱、差別、辱め、暴力行為を簡単に考えもせずに行うのですよねぇ」
アリちゃんが遠い目をした。
「ナナちゃんも思いませんでしたか?なんで簡単直ぐに殴ってくるんだろうって…」
「あー」
思い出すは3歳児の頃、男の子と玩具を取り合った時、殴るではなかったけど叩かれた事を覚えてる。まだアリちゃんと友達になる前だったから、庇ってもらえなかったから直でめっちゃ痛かったなぁ、容赦なかったせいか鼻血を出してイリママ大慌てで駆け寄ってきてスーママがキレて相手の親にどういう躾してるか胸ぐら掴んで問いただしてたのを覚えてる。
「続きいいかな?」
男が話を続けれいいか聞いてくるので促した。
「それで教皇の友人を殺した時、教皇はすごい顔で俺ちゃん達をすごい顔で睨んで、その後何処かへ行き数十年もの間姿さえも見せなかった。その間は平和も平和俺ちゃん達素晴らしい人生を送っていたんだ……奴が姿を現すまで」
奴って教皇でしょ?
「奴は俺ちゃん達だけに言った。『これは君達への復讐と私の友人を受け入れなかった世界への怨みを晴らす為の我儘だ』と」
世界はとばっちりを受けたようだね。
「で、どしたの?」
「俺ちゃん達は逃げた」
「おい!」
「仕方がなかったんだ!怖かったんだ!何されるんだろうと思うと怖くて怖くて…それぞれ散り散りになって逃げるしかなかった」
「………」
なんにも言えねぇ、どうしてくれようかコイツ
「自分はするのは良くて、相手からはダメとかズルイな」
フランメちゃんの言う通り!そうだよねぇ自分からの一方的な行為は
「まったくです、どんなものでも攻撃すれば反撃はあるものなのに不思議ですよね」
どんなものでも…そういえば5歳ぐらいだったかな?握り草っていう魔草、オジギソウみたいな感じで触ると動くタイプの草の葉を触ったら指を捩じ切られそうになってアリちゃんに助けてもらったけ?
あの時アリちゃんに
『植物も生きています。こういう触ると動く動作をする草花を刺激する行為はストレスを感じたり、エネルギーを使って動いています。種を守る動作なので、攻撃受けていると感じて動いていますので、反撃をされて当然です反省してくださいね』
なーんて言われたなぁ
「1つ質問があるのですが」
ふと思い出してるとアリちゃんが男に声をかけていた。ので思い出し中断し話を聞く
「お?なんだいなんだいなんだい?」
「なぜ戻ってきたのですか?」
あ、そうだね?逃げたままでいればよかったのに
「…俺ちゃんは妹と約束していたんだ」
妹おったんかい…家族総出で逃げたんじゃなくイジメてた張本人達だけが逃げたのか…
「どんな約束だったの?」
「生きた証を作ってから罪を償いに来ると、場合によっては奴を倒しに戻ってくると…ね」
「あれ?救助不要?だったのかな?」
私の呟きの後、アリちゃんとフランメちゃんが私の肩に再び手を置き言う
「……助けなくてよかったようですよ」
「……放置が正解だったなナルシェナ」
「あれれ?」
「いやいやいや、助かったよ、教皇のやられるならまだしも謎の敵にやられたら意味はない、それに今は可能な限り倒す事にしている。まさか世界を変えようだなんて分からなかったからね」
「うん…」
確かにそれはまさかだよー
「こんなことになるなら生きた証を100人にしている場合じゃなかった!生きた証は50人ぐらいでやめておくべきだったと今悟ったよ!」
「…生きた証とはまさか子供ですか?」
アリちゃんがジト目で聞くと、嬉々として答える男
「そそそ!当然じゃん!名前も男と女できちんとその時の女と考えてさー」
「複数か!複数の女性と子供作ってんのか!?」
「当たり前っしょ!」
「当然共婚者とだよな!?」
「ちゃうちゃう各町や村での現地の女!」
「このっ!クソ野郎!」
複雑な家庭環境だったフランメちゃんブチ切れ、そんな中私はというと
「え?マジ?子供を作って各町とか移動し、孤児院にもお菓子とかあげてたよね?あとパーティーメンバーいたよね?」
色々と思い出してツッコミがはいる。でもふと思う
「妹さんにそんな事するってよく言えたね?」
「ハハハッ!妹からは罪を重ねるなって言われたよ!」
「じゃあするなよ!」
「ではしなければいいものを」
「なら辞めとけよ」
各人各様であっても、辞めとけ、というツッコミをするのであった。
「それでナナちゃん、これコロコロしても?」
アリちゃんはとっととコロコロしたいようだけど、私はもう少し、もう少しだけ話をすることにした。
「ちょい待ち、ねぇ…パーティーメンバーどうしたの?」
「お腹が大きくなったから置いてきた」
「では死ね!」
思わず拳振り上げてしまったがギリッギリで思いとどまる。
「ふーーーーー!フーーーーーーー!」
「よく抑えたな…」
フランメちゃんがそう言うけど、私は1つの思いがあるんだよ
「こ…こんなクズでも、もしかしたらシングルマザーとなった女の人がお金を必要とした時に、こいつが支払う義務があると思うんだよ…」
「確かに!」
フランメちゃんが全力でうなずき、同意してくれるけどアリちゃんは…
「え?ご理解の上でシングルマザーになる事を承諾しヤル事ヤッてるんですよ?どうなろうと自己責任の上に自業自得です」
「アリちゃん。巻き込まれる子供が可哀想じゃん」
「別に放っておけばいいと思いますよ?親が消えて孤児院に行くもよし、ストリートチエルドレンよろしく路上で生きるもよし、誰かの庇護下にはいるもよしと思います」
…アリちゃん、フランメちゃんの前でよく言えるね。
と思うがフランメちゃん気にした様子もなく
「まあ、親はいなくても育つからな…私のように下手のいる場合がヤバいかもしれないな」
そうなん?
「ねねね、逆にさ、君達はどうしてここのいるんだい?」
そう聞かれてさらっと話す…浮上してる都市を落としたいと
「ああ、それならそこの隙間から道なりに進んでとあるでっかいクリスタルを壊せばゆっくりと48時間かけて落ちるってこの廃墟にある元男の教皇の家に資料があったよ?」
アリちゃんが小さく「元男いります?」と呟くが私はそれよりも
「え?48時間かけて落ちるの?」
2日かけて落ちるってその間どうするよ…
そっちに気を取られているとフランメちゃんが男に質問があるようで少しだけ近づく
「それよりもだ、お前の家族は見つかったのか?妹との約束とか言ったということは家族に会いにも来ていたんだろ?」
「…妹は都市にいる。日記にそう書いてあった」
そう言って指をさす。指差し方向を3人共、見るが…
「わっかんないよ!」
「どこだろうな?」
「……ヴァネリア」
探すも分からず、アリちゃんがヴァネリアさんに呼びかけて、隠密護衛が各建物の家宅捜索を開始したのだった
「なんか済まない…」
「日記には他になんと?」
「ん?あー色々と実験がイジメていたこの村では一番酷い実験をされているそうでね。実はさっきの化け物は近所のオバサンだったよ」
「……」
「それは……」
私とフランメちゃんは何を言っていいか分からなくなるもアリちゃんは
「ふーん、それであなたの他の捕まっていた人は違うと?」
サラッと流す
「ああ、たぶん違う。日記にはそれぞれ化け物と融合や細胞を入れたりする実験の方に使われていると書かれていた」
「逆に気になりますがなんであなたの妹さんはそこまで知っているのでしょうね?」
「……妹は……超敬虔な信徒となって重要ポジションについているつまり教皇を倒しに行く俺ちゃんの敵だ!妹は俺の手で倒す!だから教皇は君達が倒してくれ!」
「私たちに頼むなよ!」
「てめぇもちょっとは協力しろ!」
「はぁ〜年齢知ってますよね?10歳に協力求める考えあなた頭は大丈夫ですか?」
この男、もう色々と手遅れなのかもしれない…
****** ****** ******
ナナ「成熟瘢痕?肥厚性瘢痕?」
アリ「え?ああ説明ですか?」
フラ「見ながら説明受けるか?『ぬぎ』」
アリ「いえ必要はな…まあいいですか、まず肥厚性瘢痕ですが傷の範囲内に収まり赤色、褐色、ピンク色などの、ミミズ腫れのように肥大しているのが肥厚性瘢痕です。で、傷の範囲を超えた状態はケロイドといいます」
ナナ「ふむふむ」
アリ「しかしケロイドは自然治癒しづらくむしろ肥大するのに対して肥厚性瘢痕は数年で自然に平坦化しいろも白色化して落ち着き成熟瘢痕となります」
ナナ「おお、で共鳴と共感についてはどした?」
アリ「心の事なんで確信がなく…」
ナナ「なるほど」
****** ****** ******
わ〜い、8,000字超えたよ久々にちょっとだけ余裕持ててかけて嬉しいなぁ…最近お仕事暇にようやくなりましたが代わりにあまりできていない社内清掃となって普段使わない力仕事となっており残業とは違う疲れが発生しております。皆様はどうですか?
でわでわ、また頑張って書きますね。




