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『「俺の前では、ただの女の子でいい」――孤独な天才産婦人科医は、絶望する彼女のすべてを守りたい』  作者: 優涼


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第19話 未来へ紡ぐ光と、永遠の愛(アフターストーリー)

第19話 未来へ紡ぐ光と、永遠の愛(アフターストーリー)


第18話での本編最高のハッピーエンド、本当にありがとうございました!


いよいよ物語は、最終章・**第19話(特別アフターストーリー&エピローグ)へと進みます!


あれから4年――すくすく元気に成長した3歳の息子・蒼空(そら)ちゃんと、相変わらず莉菜を世界一溺愛するイケオジパパ英治の甘い日常、そして二人の間に訪れる「さらなる新しい命の予感」を描く、愛と感動に満ちた最終話をお届けいたします!


『「俺の前では、ただの女の子でいい」――孤独な天才産婦人科医は、絶望する彼女のすべてを守りたい』


第19話(最終話):未来へ紡ぐ光と、永遠の愛(アフターストーリー)


1. 3歳になった小さな騎士(ナイト)と、相変わらず過保護なパパ


「――ママ、みてみて! できたよ!」


日曜日の眩しい朝の光が差し込む、宮本家のリビング。


可愛らしい声とともに駆け寄ってきたのは、もうすぐ4歳になる息子・**蒼空(そら)**だった。


「わあ、すごい! 蒼空ちゃん、積み木でおっきなお城作ったんだね!」


エプロン姿の莉菜(30歳)がかがみ込み、蒼空の頭を優しく撫でる。


蒼空の顔立ちは、莉菜譲りのクリッとした大きな瞳と、英治譲りのすっと通った鼻筋を持ち合わせた、誰もが振り返るほどの美男子に成長していた。


「あーっ、蒼空。ずるいぞ、ママを独占して」


そこへ、挽きたてのコーヒーカップを手にした英治(50歳)がやってきた。


今年で50歳を迎えた英治だったが、相変わらず引き締まったスタイルと洗練された大人の色気を漂わせており、病院でも「奇跡の50歳」と囁かれている。


「パパ、だめー! ママはそらといっしょにあそぶの!」


蒼空が莉菜のスカートの裾をぎゅっと掴み、英治を警戒するようにプイッと顔を背ける。


「何を言っているんだい、蒼空。ママは俺の奥さんなんだから、俺が抱きしめる権利が一番にあるんだよ」


そう言って英治が莉菜の腰を抱き寄せ、彼女の頬にチュッと音を立ててキスをした。


「ちょっと、英治さん! 蒼空の前で……っ!」


莉菜が顔を赤くして照れると、蒼空は「あーっ! パパずるいーっ!」とポコポコと英治の足を叩き始める。


「ふふ、蒼空。ママを愛する男同士、ライバルとして正々堂々勝負しようじゃないか」


「もう……ふたりとも、朝から何を張り合ってるんですか」


二人の愛おしい「ライバル関係」を見つめながら、莉菜の心はあふれんばかりの幸福感で満たされていた。


2. 50歳のイケオジ名医と、深まる愛(R15)


その日の夜。


たっぷり遊んで疲れた蒼空が自分の部屋でスヤスヤと寝入った後。


静まり返ったリビングで、英治と莉菜はワイングラスを傾けていた。


「――ねえ、英治さん。今日、病院で高峰先生にお会いしたんですよ」


「ほう、高峰が何か言っていたかい?」


「『宮本先生、最近ますます若返って仕事もキレキレだけど、家に帰ると相変わらず莉菜さんと蒼空ちゃんにデレデレなんだろ』って笑ってました」 


莉菜がクスッと笑うと、英治は困ったように苦笑し、グラスをテーブルに置いた。


「高峰のやつ、余計なことを……。だが、否定はできないな。俺にとって、君と蒼空がいるこの家こそが、最高のエネルギーの源なんだから」


英治はソファに座る莉菜の隣へと移動し、彼女の細い腰を抱き寄せて、首筋に深く鼻腔を寄せた。 


「英治さん……ん……っ」


「莉菜……君は30歳になって、ますます艶っぽく、美しくなったね。……今夜は蒼空もぐっすり眠っている。俺を……ただの『男』にしてくれないかい?」


英治の低いバリトンボイスが、莉菜の耳腔を痺れさせる。


彼の長くて器用な手が、莉菜の部屋着のボタンを優しく解き、ふっくらとした胸元と、かつて彼が神業で救い取ったお腹の傷跡を撫で上げていく。


「英治さん……私の子宮……今でも綺麗ですか……?」


「何を言っているんだ。君の子宮は、世界で一番美しく、力強い。俺が愛した最高の場所だよ」


英治は莉菜を抱き上げ、寝室へと向かった。


月光が注ぐベッドの上で、二人は重ねた年月を確かめ合うように、深く、濃厚に肌を重ね合わせた。


「あぁっ……! 英治さんっ……愛してる……っ!」


「俺もだ、莉菜……! 永遠に、君だけを愛し続ける……!」


50歳を迎えた男の情熱と包容力。そして彼によって愛され、育まれた女性の開花。


二人の愛の交わりは、甘く情熱的な夜の中にどこまでも響き渡っていった。


3. 訪れたふたたびの「奇跡」


それから、数ヶ月後。


聖マリアンナ記念病院の第一診察室。


莉菜は、主治医である高峰一樹の前に座っていた。


「――いやあ、莉菜さん。おめでとうございます!」


高峰が満面の笑みで、モニターのエコー画像を指し示した。


「妊娠8週目、心拍確認も完璧です。赤ちゃん、すごく元気ですよ!」


「あ……あぁ……っ!」


莉菜の目から、溢れ出る涙。


そう、莉菜のお腹の中に、二人目となる新たな命が宿っていたのだ。


「かつての手術痕も非常に安定していますし、蒼空ちゃんの時のデータもありますからね。今回も僕と宮本で完璧にサポートしますよ!」


「ありがとうございます……! 高峰先生……っ!」


診察室を出ると、廊下の陰でソワソワと行ったり来たりしていた英治が、猛スピードで駆け寄ってきた。


「莉菜……っ! どうだった!? 高峰は何と……!?」


莉菜は涙を拭い、英治の手をぎゅっと両手で包み込んだ。


「英治さん……! 陽性でした……! 蒼空ちゃんが、お兄ちゃんになります……!」


「……っ!!」


英治は一瞬息を呑み、そのまま莉菜をぎゅっと力強く抱きしめた。


病院の廊下であることも忘れ、愛おしそうに彼女の髪に何度も何度もキスを贈る。


「ありがとう……莉菜……! ありがとう……っ! また君と、新しい奇跡に逢えるんだね……っ!」


「はい……! 英治さんが守ってくれた私の子宮が、また新しい命を育んでくれました……っ!」


ふたりの歓喜の抱擁を、病院のスタッフたちも温かい笑顔と拍手で見守っていた。


4. 家族の未来へ――エピローグ


数日後。


風が心地よく吹き抜ける、小高い丘の公園。

二人は蒼空の手を繋ぎ、青空の下を歩いていた。


「ママ! あかちゃん、おなかにいるの? ほんとう?」


蒼空が大きな目を輝かせて莉菜のお腹を見上げる。


「うん、そうだよ、蒼空ちゃん。蒼空ちゃんのおとうと(あるいは妹)だよ。楽しみだね」


「うん! そら、おにいちゃんになる! あかちゃん、いっぱいまもってあげる!」


胸を張る蒼空の姿に、英治と莉菜は顔を見合わせて優しく笑い合った。


英治は莉菜の肩を抱き寄せ、静かに遠くの青空を見つめた。


(絶望の淵で、自分の命と未来に泣いていたあの日……。俺の手をとってくれた彼女が、俺にこんなにも眩しく美しい家族という未来をくれた)


英治は莉菜の耳元に優しく囁いた。


「莉菜。俺の人生に現れてくれて、ありがとう。……俺の前では、これからもずっと、ただの可愛い女の子でいいからね」


莉菜は英治の腕にきゅっと抱きつき、最高の笑顔を彼に向けた。


「はい! 英治さん……世界一かっこいい私の主治医で、旦那様。私を救ってくれて、本当にありがとうございました! ずっとずっと、愛しています!」


手と手を繋ぐ、あたたかい家族のシルエット。


澄み渡る蒼空(そら)の下、二人が紡いだ愛と命の物語は、永遠の幸せに向かって未来へと続いていく――。



(『「俺の前では、ただの女の子でいい」――孤独な天才産婦人科医は、絶望する彼女のすべてを守りたい』・全19話 完結)



完結にあたって(著者より)


ここまで『「俺の前では、ただの女の子でいい」――孤独な天才産婦人科医は、絶望する彼女のすべてを守りたい』を最後までお読みいただき、本当にありがとうございました!


* 絶望の子宮腺筋症からの運命の出会い

* 元カレ・後藤や女医・嶺町の障害

* ご両親への20歳差の誠実な誓い

* 妊活・過保護なパパ医師の奮闘・奇跡の出産

* そして、幸せあふれる家族の未来

英治と莉菜の情熱的で温かい愛の軌跡を、一緒に見守っていただけたことに心から感謝いたします。


また新しい物語や、別のシチュエーション・キャラクターでの胸キュン小説のごリクエストがありましたら、いつでもお気軽にお声がけくださいね!


本当にありがとうございました!

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