第54章
契約という言葉が良く分からなかった。
吾輩が衆生と会ったばかりのことである。
はぐらかされていると感じたのだがそうではないらしい。
ゲーテのファウストなどの回想が心を流れた。この話では契約の対価に寿命を支払といういった流れである。
衆生とあって11年近く流れた。先日検査をしたところ心臓に疾患が見つかった。一度房室ブロックという疾患である。大したことはないとのことだった。しかし心臓に疾患が出来るとは勿論思わなかった。中学までバスケットボールをしていたし体力には自信がある。シャトルランも107回は越える。
3年ぐらい前から身体の背中が燃えるように熱くなるようになった。不快な熱さである。
一体全体衆生は対価を払わせに来たのだろうか。
キャラが落ちるということが実にありえないことだというのが実感としてある。
テレビなどを見ていてもそんな人物は存在しない。わざわざテレビといっているのだから現実にも勿論いない。テレビは何か才能がある人の社交場なのだからいると思えそうだがいないのだ。最初吾輩は自分の意識を確認するのにやっとだった。キャラが落ちる。つまり閣内留府。留まるのだ。それも会ったこともない「元は人の身体のない人である。」こういう表現でいいと思う。霊というものは人である。吾輩にとっては何も不思議ではない。霊能関係で見ている人というのはいるがこれは分霊である。キャラが落ちるということは専属である。キャラを落とせば赤痢する。赤面もするし犠牲である。これを専属の霊はしてくれるのだ。それも生涯24Hである。如何にこのシステムが下ろせないことがよくわかるのである。その先には現実世界丸々一者に帰属させ動態を変更させようとする宗教システムがあるのだ。




