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それでも戦うヒーローたち 燃え上がる正義の炎編  作者: エイナン
もう一つの炎
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冷鬼現る

「だ、大丈夫!?」

倒れている女の子に駆け寄る。


「この女の子、体のところどころが凍ってる!?」

きっと誰かに襲われたんだ。私が炎の力を持っているみたいに氷の力でも持っているやつに。


「とにかく師匠のところまで運ぼう!」

モエルは女の子を担ぎ上げ、師匠のところに急ごうと引き返そうとすると……


ガサッガサッ……


「ん?」

茂みが揺れた……すると……


バッ!!!


「グルルルルルル……」

茂みの中から狼が3匹飛び出してきた……が普通の狼ではなかった。



「狼たちの体が白い!? あんなの見たことない……」

担いでいる女の子を庇いながら隙を見せないようにモエルが警戒していると……



ガサッガサッ!!!

また茂みが揺れる。

まだ狼がいるのか?と思ったが

出てきたのは狼ではなかった……


「そいつを置いていけ。そしたらお前の命だけは助けてやるぞ?」


出てきたのは全身氷でできている化け物だった……


「俺は冷鬼。お前も一度は耳にしたことがあるだろう? 冬将軍様のことを……」


「冬将……軍?」









「!?」

モエルの帰りを待っていた師匠はただならぬ気配を感じていた。それもモエルが隠れて修行をしている森の方でだ。


「この感じ……まさか……」

14年前に村を襲撃してきたやつらの気配!?

まずい!モエルと私の力がばれたら・・・・まだ戦うには早すぎる!


急いで師匠は森の方へと向かった。モエルが生きていることを願いながら……


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