古事記に学ぶ恋愛術
「「高天原チャンネル~」」
「ライフハック術をお披露目するわ」
「また妙なことを思いつきおって...」
「本編の黄泉の国編でも告知していたでしょう」
「は?」
――
『イザナキ大神の 泥沼!愛憎劇! マジですれ違いには気をつけろ!』
「恋の駆け引きの秘訣から聞きたいもんや」
――
「ほらね」
「そんなら実行が遅すぎるやろ!」
「古事記を通しで描き切るのが面倒だから単発ネタで展開することにしたわ」
「なんじゃそりゃ」
「とりあえず忙しい人のための古事記RTAでも紹介したけれど」
「本編と描写の差が激しすぎた、あれか」
「イザナミの方から『いい男』と言い寄ったら失敗したのよね」
「イザナキの方から『いい女だ』とやり直したんだったな」
「端折って言うと浮気予防作戦かもしれないの」
「端折るな!」
「ちなみに今回の話に科学的根拠は要らないので眉唾で聞いてね」
「そんな説明ある!?」
「まず人間を動物として観測して、本能の働きを考えるわ」
「三大欲求は性欲、食欲、睡眠欲だったかにゃ...」
「男女ともに己の子孫を多く残そうと働くのが本能よね」
「生物としては自然やろな」
「オスの本能は他のメスとも子を成す方向へ働くのよ。多く残すためにね」
「ハーレムものが人気になる理由やんな」
「メスの本能は自分と乳児が保護される安全を求めるのよ。多く残すためにね」
「妊娠期と出産直後は守られていなきゃ死ぬもんな」
「ここに本能レベルで責任感の差が生じがちなの」
「そんで?」
「何事でも『自分で選んで、相手に依頼した』側が無意識での責任を強く持つものよ」
「やらされ感と責任感が反比例するやつか」
「だから女の方からの『あなたの子を産ませて』というアプローチは」
「どうなるんや」
「男の方の『ワンチャン他の女にも』を制御しにくい...かもしれないの」
「ほんまか?」
「モテモテ男を頑張って振り向かせると危ないわよね」
「あー......」
「きっちり手綱を握って尻に敷いておいた方がいいかも」
「良い夫婦は嫁が強い、とはよく聞く話なのニャ…」
「言葉には言霊が宿るから『自分の子を産んで欲しい』は男側に言わせた方が上手くいきがちなのよ」
「男なら覚悟を決めるべきなのにゃ...?男塾みたいに...」
「だから女子の方は好意を匂わせるに留めるのが狩りの秘訣よ☆」
「狩り!?」
「なお男性の方は特に『プロポーズの言葉』には注意した方が良いわ」
「それはどういうことにゃん?」
「『幸せにしてあげる』は後で後悔するかも」
「にゃんでやねん!」
「『一緒に幸せになろう』だった人は少し安心できるかも」
「何にも違わないやろ!?」
「言われた女性側の意識が一生モノで違う可能性があるのよね」
「どういうこっちゃねん」
「プロポーズされる瞬間の幸福な記憶は深層意識に刻みがちなんだけど」
「そうなん?」
『幸せにしてくれるって言ったよね?』
『一緒に幸せになれるよう頑張ろうね』
「どっちがいい?って話よ」
「後者に決まっとるやろ!!!!!」
「それが全てではないが、左右する要因の一つかもしれない」
「知ってたら『幸せにしてあげる』を選ばんわ......」
「まぁそんな感じで、本能の働きから生じる人間関係あるあるが、神話に隠れているかもね」
「科学的に正しいとは言い切れないんやろ?」
「知った上で自分の人生で逆張り実験してみたいなら、自由にすればいいのよ」
「............」
「さて、古事記を参考にしてみた方が良いかも?と思い始めたところで」
「続きがあるん?」
『古事記に学ぶ異性の選び方』
「これをお披露目しましょう」
「気になるー」
「一目ぼれします、以上」
「参考にできるか!!!」
「それでは、また気が向いたら遊びましょう」
「「どうも、ありがとうございました~」」
「ちなみに次回ネタ案は以下の2つがあるの。感想でリクエストをよろしくね。☆評価済のコメントを優先するわ」
「スパチャか!!!」
・古事記に沿って国生みに進む
・脱線をさらに進めて『ポケモンに学ぶ恋愛術』




