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10倍の鍵 3本目

「「はいどうも~。おてんとです。よろしくお願いします~」」


「ここでお葉書を一通。ラジオネームは」

「いつからラジオ放送されてんねん」


「『恋するうさぎちゃん』」

「おい、まさか...」


「なぜ人を好きになるとこんなにも苦しいのでしょう」

「やりおった!!」


☀☀☀☀☀☀☀

「ポルノグラフィティ 『ミュージックアワー』 2001年ね」

「四半世紀も経過しとるやんか」

「月に行ったって言うのにー!」

「勘ピューターを信じられるかが鍵やな」

☀☀☀☀☀☀☀



挿絵(By みてみん)


☀☀☀☀☀☀☀

「なんとなくマツコ・デラックスになっちゃったのよね」

「言うな」

「ダイマックスで猫神デラックスになるぞ!」

「AIネタ画像はツイッターの『メディア』タブで公開中なのにゃ...」

☀☀☀☀☀☀☀


「恋の苦しみは自分を成長させたり、行動を起こす原動力となるものよ。

 なぜ苦しむか悩むより、思い切って一歩を踏み出すことがおススメね」

「ネタにマジレス!」


「まぁ結婚後に比べたら、恋の苦しみなんて小さなものよ」

「わしはアンタには相談したくないなぁ」


「父イザナキ達のように、愛ゆえの苦しみも乗り越えて欲しいわね」

「あんなん乗り越えられるか!!!」


「というわけで、お葉書コーナーを始めるわ。

 お題は架空のラジオネームと架空のお悩み相談を募集よ。

 コメント欄に届けてね」

「待っとるで~」


☀☀☀☀☀☀☀

「孔子&始皇帝と清少納言を呼び出したきっかけね」

「その勢いで世界思想史まで駆け抜けたのにゃ」

「古事記だけ書いてればいいのに...」

「こいつは きっと クッパの しわざ!」

☀☀☀☀☀☀☀


「さぁ、今回は私天照ちゃんの誕生秘話よ!

 でも口直し回ですからね、内容はあっさりよ」

「前回が濃厚に過ぎて、まだ胸やけ気味や...」


「お茶漬けのようにサラッと進めましょう」

「それ信用してええんか?」


「簡単に信用すると、痛い目を見るかもね?」

「修行パートやめろ!」




「さっそく始めましょう。黄泉の国から生還したところからよ」

「...イザナミの気持ちで読んでしまいそうなんやが」


「忘れておいてちょうだい」

「できるか!!!」



挿絵(By みてみん)


「父イザナキの心情から行くわよ」

 『死ぬかと思った!怖かったなぁ...』

 『愛するイザナミと一緒にいられないなんて......悲しすぎる』

 『どうして自分がこんな目に...不幸すぎる...』

「おいこらイザナキ!!!

 お前なぁ!!!!!」


「だから忘れろと言ったのに」

「無理やって!!!」


「古事記準拠はイザナキ視点なのだから、我慢してちょうだい」

「くっ......」


「とにもかくにも、まずは身を清めようと、付近の泉で禊を行い始めるわ」

「せやな、心身ともに落ち着かんとな」


「すると、落とした穢れから神が次々と生まれるの」

「神が生まれるの、突拍子なさすぎん?」


「古事記で神が生まれる瞬間って、そんなものよ」

「ホンマかいな」


「ちなみにカグツチが死んだ時も、血や死体から神が16柱も生まれているわ」

「そこいらじゅう神だらけになるやん」


「ともあれ、ここで生まれる神たち、妙に立派な神ばかりなのよね」

「黄泉の国での経験値でレベルアップしたん?」


『うわっ...自分の神格、高すぎ...?』 


「きっと内心はこんな感じ」

「いつの時代のキャリアアップやねん!!」


挿絵(By みてみん)


☀☀☀☀☀☀☀

「『うわっ、私の年収、低すぎ...?』のネット広告ね」

「どの世代まで通じるんやろなぁ」

「2012年の【10代目】モデル公募に【284名】の応募があったとか」

「一時代を築いたなぁ」

☀☀☀☀☀☀☀



「『もしかして わたしたち レベルアップしてるー!?』」

「おい待て!ネタを重ねるな」


「思いついたら止めないのが神芸人ツイッタラー」

「だいたい『わたしたち』はおかしいやろ」


「黄泉の国ではイザナミも大神にレベルアップしてるのよ」

「嫌な構図やな!!!」


挿絵(By みてみん)


☀☀☀☀☀☀☀

「映画『君の名は』ね」

「君の前前前世から僕は♪」

「......そう言えばRADファンにもだいぶ潜在読者がいそうよね」

「変なこと思いついた!?」

「フォロー完了よ」

「躊躇というものを知って欲しいのニャ」

☀☀☀☀☀☀☀


「とにかくレベルアップを自覚してイザナキは立ち直るの」

「もしかして:イザナミ忘れとる」


「『自分だけでも神生みできちゃうじゃん!』」

「この瞬間は確実に忘れとるな」


「禊が終わるころにはテンションMAX!」

「このお調子者!」


「最後に右目、左目、鼻を洗うと『三貴子』が誕生」

「その一柱がアンタか。他の二柱は?」


「影の薄いツクヨミとクソニート愚弟スサノオね」

「どんな仲なん!!?」


「この三貴子が、特に強大な力を持っている事に父イザナキは大喜び!」

「神生み問題が消滅した、やと!?」


「『天照は高天原を、ツクヨミは夜の世界を、スサノオは海原をしらせ』と命じるの」

「しらせって何なん?釜揚げシラス丼でも作るん?」


「みんなのために治めるのが“しらす”

 私利私欲で支配するのが“うしはく”よ」

「......それって統治者ってことかいな、責任重大やん」


「『しらす』は明治時代に『これぞ理想の統治スタイル!』と感激されたわね」

「そんな統治者やりたい人は普通おらんで?」


「そうね『普通は』ね」

「なんや意味深に」


「日本は『普通じゃないのが普通』なの」

「いったい何を言い始めとるんや...」


「とにかく父イザナキは生まれた直後の三貴子を

 それぞれ世界の統治者に任命したのよ」


「急に偉そうすぎるやろ!

 勢いとノリで任せる役目と違うやん!」


挿絵(By みてみん)


「さらに『国生みの大仕事、完了!』と隠居するの」

「つーかこの画像だと三者三様にヤバそう!!!」


☀☀☀☀☀☀☀

「改稿でAI挿絵が大幅にレベルアップしたのよね」

「スサノオほんま笑える」

「右端では心臓を捧げそうな目つきしてるわね」

「ホンマにろくなことにならん」

☀☀☀☀☀☀☀


「それは次回のお楽しみよ」

「こわいわー」




「と、いうわけで次回 シン・コジキ 本編 第三回 あらすじよ。ばばーん」


『やられたらやりかえす! 一方的すぎるあいつに正義の鉄槌!』


「ほーん、ざまぁ系か。スカッとできるのが楽しいとこやんな」


「スカッとできるといいわねぇ」

「また手玉に取られるんか...?」




「今は、そんなとこやな!」

「前回の半分くらいやん

 本当にあっさり終わるんか...?」


☀☀☀☀☀☀☀

「『スプラトゥーン3』バンカラジオの締め台詞よ」

「やっとるん?」

「心の眼で壁裏の相手にオバフロをお届け」

「やなやつー」

☀☀☀☀☀☀☀


「この回は『失敗は成長の種』でまとめましょう」

「極意とか奥義とか言わんといてや?」


「古事記のテーマだと思ってくれれば、それでいいわ

 ジョジョのテーマって『人間讃歌』でしょ?」

「まぁ一般常識やな」


☀☀☀☀☀☀☀

「少なくとも6部までは常識よね」

「たった80巻分やもんな」

☀☀☀☀☀☀☀



「古事記では重要な神ほど未熟に生まれ、失敗を経て育つの

 だから推し活したくなるのよ」

「推し活に何の関連があるねん」


「『あいつは俺が育てた』」

「アイドル業界やん」


「別の例だと『狼なんて怖くない!』から富樫を薦めるような」

「初期短編集から布教する気か!?」


☀☀☀☀☀☀☀

「HUNTER×HUNTERから順に遡ると...」

レベルE(全3巻)

幽☆遊☆白書(全19巻)

てんで性悪キューピッド(全4巻)

「初連載の『てんで』の時点で片鱗を見せ始めているのよね」

「快癒して欲しいもんやなぁ」

☀☀☀☀☀☀☀



「未熟な時代も、腰痛に苦しむ様子も知って推すファンは

 『富樫仕事しろ』とは言わず、ただ応援してるわ」

「自分の要求を押し付けないんやな」


「『あの子がこんな立派に...』

 という成長物語も、期待していてね!」

「その過程が悲惨なほど良い、とか言わんといてや?」


「『一生残る恐怖と絶望で、一生残る愛と勇気をね!』」

「一生残す気マンマンやん!」


挿絵(By みてみん)


☀☀☀☀☀☀☀

「まずは『からくりサーカス(全43巻)』を読んでから

 『吠えろペン』の富士鷹ジュビロをチェック」

挿絵(By みてみん)

 藤田和日郎『俺はそんなこと言ってないぞ』

 島本和彦『作品に滲み出ているんだよ』

「という伝説的なやり取りまでがセットね」

「元ネタが既に3層展開やん」

「『声に出して読みたい日本語』として紹介したいの」

「誰も言ってないんやろ...??」

☀☀☀☀☀☀☀




「それではまた次回!お葉書もお待ちしているわ!」

「お題は『架空のRNとお悩み』やで。大喜利コメントよろしくな」

「「どうも、ありがとうございました~」」


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