前説
――
さぁ、始まるザマスよ(ry
「「はいどうも~。“おてんと”です~。よろしくお願いいたします~!」」
「私は天照ちゃん!」
「んなわけあるかい!」
「?」
「顔で言うなや!文字媒体なんやぞ!」
「...なによ?」
「天照いうたら太陽を司る日本神話の最高神やで!」
「そうよ?」
「大問題が3つもあるわ!
まず1つ、なんで最高神が漫才やっとんのん」
「笑いを愛しているからよ!
笑いは世界を救う!」
「大げさすぎるわ!
なら2つめや。
気安くツッコミしとる、わしは何様なんや」
「ツッコミ担当の神よ」
「名前は?」
「まだない」
「...まさか猫の姿をしてないやろな」
「はっ!?これは...私天照ちゃんのミスね...今からでも...」
「作り変えようとすな!」
「でもツイッターで『にゃんでやねん』釣りをしているの、炎上しちゃうわ...
#にゃんでやねん 」
「確・信・犯!!
#タグまで駆使するアンタ、どこ住みやねん」
「八百万の神が住む天の世界、高天原ね #たかまがはら」
「高天原ってのは、稲作と機織りしておる素朴な世界やろ?」
「何千年前の話よ!」
「ごふっ!」
「知恵の神も、建築の神もいるのよ?
逆に素朴なままの方が怖いでしょう」
「......そらぁ...そやけども...
それより正拳突きでツッコミすんなや!
そっちの方が怖いわ!」
「地上に合わせてアプデして、ネットも実装済なの」
「さようか。そんなら最後、3つめや。
なんで『ちゃん』やねんな」
「親しみを持って貰いたいの☆」
「歳を考えいや、歳を!
あんた何歳だと思ってんねん」
「えーと...1万歳くらい?」
「どんだけサバ読むねん!46億歳やろ!」
「そんな中年じゃないわよ!!」
「うぐぅっ!!(パンッ!!)
ね、年齢のスケール感...ガクッ」
「まったく......46億歳は太陽自体の年齢でしょう。失礼ね」
「ちょい待ってや、立てへん......
この正拳突きは――なんや?」
「1日1万回、祈りの正拳突き――
まさか漫才に活きるとは、私天照ちゃんもびっくり」
「仕事しろや!!!」
「主な仕事が『祈る』だから、ちょうど良いのよ
かめはめ波と違って実際に音を置き去りにできたわ」
「その威力をツッコミに使うなぁぁぁ!!!」
「ところでHUNTER×HUNTERは人生の奥義書よね」
「高評価が突き抜けとる」
「オタク最大の悩み!『あの作品』は完結できるのか!?」
「やめろや!気軽に踏み込むんやない!!」
「急な事情で未完に終わった作品も、あるわよね」
「アクタージュのことかー!!!」
「完結する前に自分が死ぬ未練も分かるでしょう?」
「成仏できる気がせんわ」
「なんと!高天原に上がれば全て完結しているし、
いつまででも待って見届けられるのよ!!!」
――
『神降臨!!!』『キターーー!!!』『救済を!』『俺たちのカナンはここに...』『尊い』『...理解した』『ありがとう日本』『涙が止まらない』『そんな餌に釣られクマー』『信仰心のハイパーインフレ』『もちつけ、まだ慌てるような時間じゃない』『覇権確定』『ここが終着点』『もうゴールしてもいいよね』『この異世界がすごい!』『先に逝く、高天原で逢おう』『弾幕ごっこ始まったな』『弾幕薄いよ!なにやってんの』『布教してくるわ』『ネット老人会会場と聞いて』『私が来た!』
――
「読ませる気あるんか!!」
「青春をニコ動に捧げた者達の記憶を呼び起こす呪文なのよ」
「対象を限定しすぎやろ!」
「みんなー!高天原に上がりたいかーーー!!!」
『『『『『うおおぉぉおおお!!』』』』』
「どっから集まっとんねん!?」
「上がるための方法は、この漫才の最終回で!」
「それ死ぬまで最終回が来ないやつ?」
「布教に協力した人は、確率が...すこし高まるかもね」
「せめて断定しろや!ほのめかしは卑怯やで!」
「ふっ、また迷える子羊を導いてしまったわ」
「プロの手口やん...マニュアルでもあるんか...?」
「あるわ」
「あるん!?」
「『完全教祖マニュアル』架神恭介」
「トンデモ本やないか!なんで『新書』やねん」
「体験すれば免疫になるから、定期接種がおススメね」
「打ってから言うな!」
「悪徳商法には注意しましょう」
「ガチな注意喚起やないか」
「引っかかる仕組みが分かったら、大丈夫だと思う?」
「はぁ?そりゃ分かってたら引っかかるわけが......」
「あーぁ、手塚治虫の最新作をリアタイで読めないの、もったいないわねぇ」
「......」
「......」
「......」
「たとえ嘘でも信じたくなる『救い』を提示するのが、コツなの☆」
「こっわぁ...」
「さて、台本へ戻りましょう。
『まったくもう。46億歳は太陽自体の年齢でしょうに』」
「えぇと...『なんや、太陽と太陽神は別物なんか』」
「私天照ちゃんの生まれは日本だもの」
「太陽神が日本生まれ?無茶苦茶やん」
「古事記に記されているわよ」
「なら古事記おかしいのと違う?」
「古事記がおかしいことは認めるわ」
「認めた!?」
「『僕の親は桃太郎というやつに殺されました』って知ってる?」
「なんや急に。反対側から見たら『しょせん童話やなぁ』ってなるやつやろ」
「それを使って古事記で遊びましょう」
「えぇ趣味しとるな......」
「視点を変えると、隠された複雑な物語が見えてくるの」
「は?滅茶苦茶に崩壊させて遊ぶんじゃないん?」
「むしろ深く納得してしまう場合があるわ」
「支離滅裂な理由を『神話だしね』で片づけるのが普通やろ?」
「普通じゃないから面白いのよ」
「それはそうやけども......」
「というわけで、この漫才で――
より多くの皆に、古事記に隠されている面白さを届けるわ!
『ダ・ヴィンチ・コード』みたいにね!
私、天照ちゃんをよろしく!」
「でも、それにしたって『ちゃん』はないわ。
あんた、なんて呼ばれとるか知らんの?
『かけまくもかしこき(口にして名を呼ぶのも恐れ多い)天照大御神』
やで?」
「......それは伊勢の神宮にいる本体に任せるわ。
私天照ちゃんは分霊として、遊び心マシマシで振舞うの。」
「分霊とは、また便利な言い訳やのう...」
「高尚も低俗も自由自在よ。
『上求菩提下化衆生』とも言うでしょう」
「......いま何て言った?」
「『上求菩提下化衆生』」
「読めんもんは聞き取れん!
なんの呪文やねん!!」
「ggrks」
「まずわしに半年ROMらせてくれんか…?」
「なんでもいいから元気づけられるのが一番、ってことよ」
「大雑把やな......」
「ところで、ちゃん自称の神は私天照ちゃん以外にもいるわよ」
「えぇ?それ誰や」
「ヤハウェちゃん」
「出典が!
古事記と!
ちゃうやないか!
なんで聖書の唯一神と共存してんねん!」
「私の『仲間にする』コマンドこそ最強よ」
「アンタ、ブッダと張り合うんか!?」
「高天原『仲間にするコマンド』最強ランキング
※私天照ちゃん調べ によると」
「信憑性!!」
「この域の格付は当人にしか分からないものよ」
「ごっつい腹立つ物言いやな...」
1位 天照ちゃん
2位 尾田栄一郎
3位 ブッダ
「こうよ」
「ブッダを抑えた2位!!!」
「あの経典もいつまで続くのやら」
「てか現役やろ!高天原入りさせんなや」
「信徒数も着実に伸びてるわよね」
「ファンを信者でカウントすな!」
「『さがせ!世界の全てをそこに置いてきた!』」
「どういうつもりで言ってんねん!!」
「そういうわけで仲間に迎えたから、ヤハウェちゃんと仲良しなの」
「...わしレベルにゃ、仲良くできる想像がつかんのやが」
「できてるから困るのよ」
「わしらがな!!!」
「ヤハウェちゃんにも、黒歴史があるの」
「全知全能なのに!?」
「扱いに困って、スルーされがちな本があるでしょう」
「扱いが雑やな…」
「あれ、推し民族への『戦争に負けないで!応援してる』だったらしいの」
「推し活やったん!?」
「それが誤解や曲解で戦争の火種になって、悩んでいるのよね」
「でっっっかい悩みやなぁ」
「そこを鷲掴んだのが私天照ちゃんの『仲間にするコマンド』よ」
「マブダチでないと許されん言い方...」
「人間への伝え方を少し失敗した、本当は優しい神なの」
「預言をネタにすんな!!!今すぐ引っ込めろや!危なすぎるやろ!」
「もうXでも公開済よ #意味深 #創作」
「手遅れやんかぁぁ!!!」
「私、火遊びって好きなのよね」
「炎上商法を自白しおった」
「よくわかったわね」
「ベッタベタ過ぎるわ...」
「良く燃えるほど楽しいの」
「止めといた方がいいんと違う?」
「大丈夫よ」
「さすがに信用できんわ」
「ちゃんと制御しているもの」
「出来ているように見えんのや」
「現実でも『制御した火遊び』は大人気でしょう」
「…えぇ?」
「安心と危険のバランスが大事なの」
「バンジージャンプとか?」
「――『吉田の火祭り』」
「奇祭中の奇祭やん!
頭上まで火柱あげて、通り火の海なるやつ!」
「あれくらいがちょうどいいわね」
「狂気の沙汰!!」
「やればいいのに...」
「平然とやらすな!」
「『そこにシビれる!あこがれるぅ!』」
「カリスマの説得力!
てかそれ宿敵サイドやろ!
立ち位置の反復横跳びやめぇや!」
「あのね
『何が逆鱗に触れて殺されるかわからない』
そう認識していたら、仲良くなんて遊べないでしょう?」
「............は?」
「だから私は、
“安心して遊べる世界”を作るのよ」
「理解が追いつかん!」
「そういう遊びを――
一緒に楽しみましょう」
「...え、DIOまで仲間にしとるん?」
▶なかまにする
おたく が なかまになった
おたく は すきなこと に ぜんりょくをだせる
それいがい は きびしい
「前説は楽しんでもらえたかしら?」
「もう燃え尽きたわ…これ本編より濃いやろ」
「本編は、もっと自由よ」
「これ以上の自由あるん!?」
「というわけで告知よ
神話漫才【シン・コジキ】全5回
黄泉の国~天岩戸あたりをネタに使うわ
みんなで仲良く遊びましょう♪
難しく考えても考えなくてもいいから、
気楽に笑って楽しんでね!
大喜利コメントも大歓迎!
――
認識に地震を起こすわ」
「知ったら最後、
もう、そうとしか読めなくなるんや...
ひ、引き返すなら...
今のうちやで?」
「初回の見どころ!ばばーん」
『すれ違いコントから発展する泥沼離婚!!
そして巻き込まれる第三者!』
「超高速で駆け抜けるわ」
「最初からクライマックス......?」
「と、いうわけで」
「「どうも、ありがとうございました~」」
「なお、この作品はフィクションであり、
実在の人物・団体と関係がある場合とない場合があるわ」
「普通『一切関係ありません』やろ!?」
Xも運用中よ
天照ちゃん @amaterasuchan8m
認識を揺らす系の神芸人ツイッタラー




