表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
9/9

レベルアップ

初依頼をこなしてから数週間、あれから他の依頼もこなしつつスライム討伐の依頼があったら必ず受けるようにしてレベルアップを図っていった

ゲームみたく次のレベルアップまでに必要な経験値が表示されているわけではないのでどれだけ倒せばレベルアップするのか分からなかったが、スライム一体で貰える経験値は微々たるものだということはこの数週間のスライム討伐量でなんとなく察した

それでも数をこなすことで地道にレベルアップしていき、今日ようやくレベルが10に到達した



「そろそろスキルもレベルアップしてもいいはず……やった!レベルが上がってる!」



ステータスを確認するとスキル具現化の横にLv.2の表示が追加され、更に説明分には具現化できるものが記されていた



「なになに……魔法と食料を具現化できるようになったんだ。これはかなり有難いかも。早速試してみよう」



レベルが上がったスキルの確認の為、まずは食料の具現化を試みた

その結果、水と食パンを具現化することに成功した

何の変哲もないただの水と食パン。それでもここではとても貴重なものだった

特に飲み水を確保できたのはかなり助かった

この世界の水はいまいち体に合わないのか、度々お腹を壊すことがあって加熱処理したりと色々と気を遣うので避けていたけど、これは元の世界で飲んでいた水をイメージしたからきっと無害だろう

パンもこちらでは硬いパンが主流で、スープに浸したりしてからじゃないとカチカチで食べづらい

それと比べたらふかふかな食パンは最高の食料である

なんにせよこの2つがあれば飢え死にすることはない。現時点ではこれだけだったが、今後もっとスキルレベルを上げていけば種類が増えていくはずだ



「次は魔法を試してみよう」



これまでも魔法が使えないかと何度か試してきたが、身体能力を上げるスキルしか具現化することができなかった

そもそもステータスの魔力数値は未だに0

この状態で果たして本当に魔法が使えるのか疑わしかったが、物は試しにとまずは簡単そうな魔法から使ってみることにした



「むむむ……ファイアーボール!」



腕を前に出し手に意識を集中させ定番の火属性初級を唱える

すると手の平から小さな火の玉が出現し、手から離れて飛んでいくと目の前にあった木に命中した



「出た……!ってまずい!火事になっちゃう!えーっと……ウォーターボール!」



今度は水属性初級の魔法を唱えて水の玉を作り出し火を消す

その後も火、水、それ以外の様々な属性の魔法を試してみたが全て発動させることができた。だがどの属性も魔物に使えるレベルかといったらそうではない

これはスキルレベルが足りないせいというよりも、元の世界に魔法というものが存在していなかったことが原因と考えられる

具現化にはイメージが明確な必要。アニメで見ただけの曖昧なイメージのまま使ったから低い威力だったのかもしれない



「これは反復練習が必要だなぁ。でもこの調子で上げてけばもっと色んな物を具現化できる。頑張るぞー!」



具現化スキルの真価の片鱗を垣間見たことでレベル上げのモチベーションが上がり、ハルカはこれまで以上にスライム討伐を率先してこなしレベルを上げていった




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ