表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
88/123

ヘリオスの初戦

「クゥン……」


「あはは……残念だったねシロ。次はきっと戦えるよ」



不戦勝で2回戦進出を決めたシロ

その後3回戦、4回戦と進んでいき、遂にヘリオスの番がやってきた



「ヘリオス頑張ってね!」


「ピピィ!」



ヘリオスの相手はヴァンキャットという猫型の魔物

どういう相手か分からないので、ヘリオスには序盤様子を見た方がいいのではとアドバイスはしたが、ヘリオスは開始と同時に攻撃を仕掛けるつもりらしい

果たしてどうやって戦うつもりなのか



「続きまして第5試合を行いたいと思います!それでは……始め!」



開始の合図と共にヘリオスは相手に突っ込んでいく

一方相手はヘリオスの攻撃を大したことないと判断したのか、受け止める態勢に入っている

しかし次の瞬間、ヘリオスは自身の体に炎を纏わせる

見たことがない攻撃だ。シロと特訓したことで会得した技なんだろうか


予想外の攻撃に驚き、相手は油断していたこともあってヘリオスの攻撃を受けてしまう



「ギニャア!」


「よし!そのままいけー!」



攻撃が当たったことで相手のヴァンキャットが怯む

だがそれも一瞬、相手はすぐに立て直しヘリオスに反撃してきた

飛んでるヘリオスをはたき落とし、風の魔法でかまいたちを生み出しヘリオスに食らわせた

攻撃をまともに食らってしまったヘリオスは地面に倒れる



「あちゃー……やられちゃったか」



ダメージを与えられていたしいけると思ったがやっぱり少し厳しかったか

戻ってきたら励ましてあげよう

そう思っていると、ヘリオスの体が再び炎に包まれた

相手につけられた傷どんどんと癒えていき、やがて完全回復する

どうやらまだやる気のようだ



「なんとヘリオス君には治癒能力があるようです!まだまだ試合はこれからのようですね!」


「ピピピィ!」



回復するや否やヘリオスは先ほどと全く同じような突進攻撃を繰り出した

けれど今度は相手に躱されてしまい、一方的に攻撃を食らって倒されてしまう

しかしその度にヘリオスは回復しまた攻撃を仕掛ける

これはヘリオスにしかできない不死鳥ならではの戦い方だ。けど……



「なんて泥臭い戦い方なんだ……」



倒しても倒しても回復して立ち上がり何度も突っ込んでくるヘリオス

まるでゾンビと戦っているかのようで相手も困惑し始め、動きも鈍くなっていきヘリオスの攻撃が通るようになる

相手は当然回復する術を持っておらず、徐々に傷が増えていき体力も奪われていく

次第にヘリオスが優勢になり、渾身の突進で相手を倒してしまった



「決まったー!勝者ヘリオス君!」


「ピィー!」



癒しの炎の使用に回数制限がないからこそできる戦法

これでシロ、ヘリオス共に初戦を突破し2回戦進出が決まった




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ