第三十二話:Interrupt
朝の空気はまだ冷たく、倉庫前の空き地にはコンクリートに滲んだ夜露が残っていた。フェンスの向こうに積まれた錆びたコンテナの影が、朝日を受けて長く伸びている。
「今日は足運びからいくッスよ。抜くタイミングだけじゃなくて、間合いそのものを自分で作れるようにするッス」
カイの声に、修は小太刀の柄に手を添えたまま小さく頷いた。前回までの訓練で身についたのは、来た情報に対して体が先に反応する感覚――キャッシュヒットと自分で呼んでいるものだ。だが間合いは相手が持ってくるものではなく、自分で選び取るものだとカイは言う。
「動きながら距離を詰めて、詰めた分だけ抜刀の起点をずらす。頭で計算するな、足で覚えるッス」
言われた通りに動いてみる。一歩、二歩。詰めた距離の分だけ、柄にかけた手の角度を変える。当然のように失敗した。踏み込みが浅ければ届かず、深すぎれば体勢が崩れる。並列演算は律儀に補正値を弾き出そうとするが、足の感覚がそれに追いつかない。
「兄貴、今の動き、頭が先に行って足が置いてかれてるッス」
「自覚している」
「自覚してるなら直してくださいよ」
「今、直している最中だ」
カイの動きを何度も観察する。踏み込みの深さと、腰の回転角度と、地面を蹴る足の力配分――変数は洗い出せる。だが変数を洗い出したところで、実行するのは頭ではなく足だ。頭で組んだ理屈と、体が実際に描く軌道の間には、まだ大きな誤差が残っている。
十歩目、十五歩目。踏み込みが浅すぎて刃が届かず、古タイヤの手前で空を切る。二十歩目、深く踏み込みすぎて体勢を崩し、危うく尻もちをつきかけた。
「兄貴、それさっきと逆の失敗ッス」
「両方の誤差の中間を探っている」
「二分探索みたいな言い方するの、ほんと兄貴らしいッスね」
三十分ほど繰り返した頃、ようやく踏み込みと抜刀の起点が噛み合い始めた。まだ精度は低い。的にした古タイヤに刃先が届く回数は、十回中三回程度だ。だがそれは、昨日までゼロだった動きが形になり始めている証拠でもあった。少し離れた塀の上で、セシルが片膝を抱えたまま静かにその様子を眺めている。今日のセシルは、いつもの祈りの言葉を口にしなかった。ただ黙って見ているだけの日もある、ということらしい。
「今日はこのくらいにしとくッス。詰め込みすぎると、逆にキャッシュが壊れるらしいんで」
「その理屈は聞いたことがない」
「兄貴が前に言ってたじゃないッスか。データの上書きしすぎは劣化を招くって」
修は反論しかけて、やめた。妙な形で自分の言葉が引用されるのには、まだ慣れていない。
小太刀を鞘に収め、タオルで汗を拭ったところで、腰に下げたスマートフォンが震えた。画面に表示された発信元は、事務所の固定電話からの転送だった。
「……修です」
『柏木様、ダンジョン管理協会の黒川です。至急、そちらの事務所にお伺いしたいのですが、本日のご都合はいかがでしょうか』
声のトーンに、前回来訪した時と違う硬さがあった。修は空を見上げ、まだ高い位置にある太陽の角度から時間を計算する。
「構わない。一時間後で」
『助かります。……できれば、全員お揃いの場でお願いできますか』
電話は短く切れた。修はしばらくその画面を見つめた後、カイたちを振り返った。
「予定変更だ。事務所に戻る」
「またあの監査官の人ッスか」
「そうだ。声の調子からして、いい話ではない」
※
事務所に戻ると、雪音がすでにポットに湯を沸かしていた。連絡は修から全員に一斉送信されており、ミカゲとセシルもほどなく到着した。タクミだけは職人街の源田の工房に用があって出ていたが、四十分ほどで駆け足で戻ってきた。
「すみません、遅くなりました……!」
「間に合っている。座れ」
六人が揃うのを待っていたかのように、事務所のドアがノックされた。黒川環は、以前より疲労の色を隠さない顔で入ってきた。名刺入れも出さず、いつもの丁寧な前置きも省いて、資料の束をテーブルに広げる。
「単刀直入に申し上げます。『骸骨兵の砦』の封印について、定点観測の数値が想定を大きく下回りました」
「残存稼働率は」
修が先に口を開いた。黒川は一瞬だけ驚いた顔をしたが、すぐに頷いた。
「柏木様が独自に把握されていた数値……ご報告書には記載がありませんでしたが、協会側も同程度の値を掴んでいます。現在、七パーセントを切りました」
場の空気が固くなった。カイが小さく口笛を吹きかけて、途中でやめる。雪音は湯呑みを持つ手を止め、テーブルの資料に視線を落とした。
「前回の応急補強で、進行速度は一時的に鈍化しました。しかし根本的な解決には至っていません。Bランク以上の正規部隊の投入は、依然として最短で四日後です」
「四日後まで、今の状態を保てる保証は」
「保証はありません。だからこそ、今日お伺いしました」
黒川の声には迷いがなかった。少なくとも、この場で嘘や取り繕いをするつもりはないらしい。修はそのことだけは評価する。
「協会は、何を隠している」
修の問いに、黒川は一拍置いてから答えた。
「隠しているつもりはありません。ただ、確定していない情報を伝えるわけにもいかないのです。……ここ数日、封印の管理記録を遡って調べていました。十二年前の設置記録には、封じた対象の詳細が記載されていません。あるのは、識別コードだけです」
黒川がテーブルに置いた資料には、意味の判読できない文字列が並んでいた。ミカゲがフードの奥から身を乗り出す。
「……読める」
「読めるんですか」
「一部だけ。……古い、けど、今のと似てる。骨組みが同じ」
ミカゲの言う「今の」が何を指すか、修にはすぐに分かった。自分がこの世界で扱っているものと同じ種類の――仕様書、あるいはソースコードに近い構造だ。
「協会が回収した“何か”を、識別コードのまま封じている。中身は分からない、ということか」
「その通りです。正直に申し上げれば、協会内部でも扱いに困っている案件です。だからこそ、皆様に応急処置の権限を委任せざるを得なかった側面もあります」
黒川の声には、隠しきれない苦さがあった。組織として正面から向き合いきれていない案件を、外部のギルドに預けている自覚があるのだろう。
「識別コードだけで、担当者は何十年も管理してきたということか」
「十二年です。ですが、設置記録自体はさらに以前に遡る可能性があります。担当していた古参の職員は、すでに退職しています。引き継ぎ資料には、“劣化速度を監視し、閾値を下回れば即時報告”という一文しか残っていません」
「閾値の根拠は」
「不明です」
あまりにも簡潔な返答に、事務所の空気がさらに沈んだ。タクミが小さく息を呑む音が聞こえる。
「要件は」
「残存稼働率が五パーセントを切った時点で、協会は緊急退避勧告を出します。その前に、もう一段階の補強作業をお願いしたい。今度は封印アンカーの表層ではなく、構造そのものへの介入が必要になります。……核への直接干渉ではありません。あくまで、外殻の補修です」
「線引きは誰が決める」
「協会です。現地で私が判断します。もし判断が遅れた場合は、柏木様の現場判断を優先していただいて構いません」
その一言に、修はわずかに眉を上げた。組織の人間が現場に判断を明け渡すのは、簡単なことではないはずだ。黒川自身、それを口にした後、少しだけ気まずそうに視線を逸らした。
「……上には通していません。ですが、今の協会の体制では、それが最も現実的だと考えています」
「了解した。……補強に必要な資材は、こちらで用意していいのか」
「はい。前回同様、コア・クリスタルなどの高純度素材があれば、作業時間を大幅に短縮できます。もしお持ちであれば、ぜひ」
タクミが小さく手を挙げた。
「予備の欠片が、まだ一つだけ工房に残っています。今回はそれを使えると思います」
「使え。出し惜しみする局面じゃない」
「はい……!」
黒川が資料を見ながら付け加える。
「作業自体は前回の応急補強とほぼ同じ手順です。ただし、劣化が進んでいる分、アンカーの反応が不安定になっている可能性があります。前回よりも慎重な事前検査をお願いします」
「了解した」
修はしばらく資料を睨んだ後、視線を仲間たちに巡らせた。雪音は静かに頷き、カイは緊張した面持ちで自分のナイフの柄に手を添えている。タクミは装備の状態を思い浮かべているのか、指先を小さく動かしていた。セシルだけは、いつも通り感情の読めない横顔でテーブルの資料を見つめている。
「受ける」
修が短く答えると、黒川は深く頭を下げた。
「日程は明後日を予定しています。追って詳細をお送りします」
黒川が席を立つ間際、ふと思い出したように付け加えた。
「一つだけ、参考までにお伝えしておきます。識別コードの断片を協会のデータベースと照合したところ、完全一致はしませんでしたが、類似構造を持つ記録が過去に一件だけ見つかりました。……三十年以上前、別の地方支部が扱った事案です。詳細は機密指定で、私にも閲覧権限がありません」
「その事案は、どうなった」
「報告書上は“処理完了”とだけ。それ以上は何も」
黒川はそう言うと、資料の写しを一部だけ置いて退室していった。修はその後ろ姿を見送りながら、頭の中で新しい変数を一つ、静かに追加した。答えの出ない項目は、無理に埋めずに保留しておく。今すぐ解決すべき問題ではない。
※
黒川が完全に辞去した後、事務所には重い沈黙が残った。誰からともなく昼食の準備が始まる。雪音が買い置きのパンと総菜を並べ、タクミが人数分の紙皿を配る。緊張した空気の中でも、体を動かす手だけは日常の動作を保っていた。
半分ほど食事が進んだところで、それを破ったのは意外にも雪音だった。
「あの、修さん。少しよろしいですか」
「何だ」
「今日、育成機関の同期の子から、少し変な話を聞いたんです」
雪音の口調は普段と変わらないが、言葉を選んでいるのが分かった。
「登録センターの窓口に、修さんの在籍情報を確認しに来た人がいたそうです。冒険者関連の調査会社を名乗っていたと。……普通は、そういう照会があっても本人には伝わらないはずなんですが、その子が窓口のアルバイトをしていて、たまたま名前を見てしまったからと」
「俺の名前が」
「はい。表向きの登録情報だけだと思います。ですが、こういう照会が入ること自体、あまり多くはないみたいです」
「いつのことだ」
「三日ほど前だそうです。すぐにお伝えしようと思ったんですが、確認が取れるまで待っていました」
三日前。骸骨兵の砦の調査報告を協会に上げた時期と近い。無関係と断じるにはタイミングが良すぎた。修は頭の中で時系列を並べ直す。訂正発表・接触停止の申し出――桐生カイトとの直接的な妨害合戦が一区切りついたのは、決して桐生が矛を収めたことを意味しない。単に、手段が正面から水面下に切り替わっただけだ。
「窓口の子は、他に何か言っていなかったか」
「調査会社の名刺は受け取っていなかったそうで、社名までは……。ただ、三十代くらいの男性で、身なりはきちんとしていたと」
「量産型の私立探偵にしては手が込んでいる」
「桐生の差し金なら、そのくらいはやりそうッスね」
カイが吐き捨てるように言う。修は否定も肯定もせず、ただ小さく頷いた。
修は表情を変えなかったが、内心では別の計算が走っていた。桐生カイトが情報収集部門に詳細調査を指示したという可能性――修自身は把握していないが、状況証拠としては十分に符合する。相手が正面から挑んでくるのではなく、静かに調べを進めてきているという事実は、以前の力ずくの妨害よりも厄介だった。
「教えてくれて助かった」
「いえ……何もできなくて、すみません」
「情報を渡すことも仕事のうちだ。十分に役に立っている」
雪音がわずかに頬を緩める。カイが腕を組んで唸った。
「兄貴、これって桐生の差し金って考えていいんスかね」
「断定材料はない。だが、無視していい情報でもない」
ミカゲが杖の先で床を小さく叩いた。
「……調べられて、困る、ことある?」
「今は、ない。だが今後は分からない」
修が対外的にスキル名を明かしていないことは、この場にいる全員が知っている。それでも、公表していないという事実そのものが、いずれ調査の的になり得ることも、誰もが薄々理解していた。
タクミが遠慮がちに手を挙げる。
「あの、装備の面から言うと……もし誰かが観察してくるとしたら、修さんの戦い方の変化にも気づくかもしれません。前衛での動きが増えれば、当然、目立ちますし……」
「その通りだ。だが今更、動きを止めるつもりもない」
「はい……そうですよね」
セシルが低く呟いた。
「見張られる者は、見張り返す術を持たねばならぬ」
いつもの独り言のような口調だが、今回ばかりは的を射ていた。修は小さく息を吐く。
封印の劣化という、目に見える形で迫る危機。そして、姿を見せずに近づいてくる調査という、目に見えない危機。二つは無関係のように思えて、根っこの部分では同じことを示していた。自分たちが積み上げてきたものが、外部から無視できない規模になり始めている、ということだ。
「明後日までに、装備と連携の見直しを終わらせる。イレギュラー骸骨兵と同格、あるいはそれ以上の相手が出てくる前提で動く」
「了解ッス」
「承知しました」
「……ん」
「わかりました……!」
「心得ました」
六人の返事が重なる。前世であれば一人で処理していた種類の判断を、今は当たり前のように仲間と共有している。修はその感覚に、まだ完全には慣れていなかった。だが、慣れていないことを、悪いこととは思わなくなっていた。
カイが腕を組んだまま、少し声を落として言う。
「兄貴、調査の件はどうするんスか。放っておくわけにもいかないッスよね」
「今動いても、相手の尻尾は掴めない。表向きの登録情報だけを追っている段階なら、こちらから騒ぎ立てる方が不自然だ」
「じゃあ、様子見ッスか」
「様子見と、準備は違う。何を調べられても崩れない体制を整える。それだけだ」
タクミが遠慮がちに補足する。
「装備の型番や仕入れ記録は、私の方でもう一度整理しておきます。何かの拍子に、変なところを突かれないように」
「頼む」
ミカゲが杖の柄で床をこん、と鳴らした。
「……古い記録、私が調べる。三十年前の、他支部の件も」
「協会の機密指定に手を出すな」
「表に出てる分だけ。……無理はしない」
断言はしなかったが、修はその返事を信頼することにした。ミカゲが「無理はしない」と言った時、それは大抵の場合、本当に無理をしない範囲でのことだ。
セシルが窓辺に寄りかかったまま、独り言のように呟いた。
「見えない糸が、二本、こちらへ伸びている。片方は地の底から、片方は影の中から。……切るべきか、辿るべきか、それはまだ、私にも分からない」
誰もそれに答えなかった。だが、誰も聞き流しもしなかった。
窓の外では、夕方に差しかかった光が、事務所の紋章を淡く照らしていた。修は資料を束ね直しながら、次の二日間で何を優先すべきか、頭の中で静かに処理を始めた。封印の劣化という、期限の切られた脅威。そして、期限の見えない、静かな調査という脅威。前世であれば、こうした複数の懸案を同時に処理することに何の感慨も持たなかったはずだ。効率的に優先順位をつけ、機械的にタスクを消化していくだけだった。
だが今、優先順位の一番上に置かれているのは、自分の身を守ることではなかった。今この部屋にいる五人が、これからも安心して食事を並べ、装備の手入れをし、下らない軽口を叩き合える状態を維持すること――それが最上位のタスクだった。
修は資料の束をバッグにしまい、立ち上がった。
「明日は装備の最終点検だ。全員、時間を空けておけ」
「了解ッス!」
カイの声を合図に、それぞれが席を立ち始める。夕暮れの事務所に、椅子を引く音と、皿を片付ける音が重なった。修はその音を背中で聞きながら、窓の外に視線を向けた。二つの脅威は、まだどちらも解決していない。だが、少なくとも今この瞬間は、対処すべき対象がはっきりしている。それだけで、前へ進む理由としては十分だった。
【現在のステータス】
■柏木 修
Lv: 20
HP: 900
MP: 260
STR: 78 / VIT: 72 / INT: 260 / DEX: 200 / AGI: 98 / LUK: 7
ATK: 96 / DEF: 80 / RES: 245
装備: 改修・並列同期型小太刀(タクミ製・新調)、源田の補強胸当て(革鎧と併用)、使い古したスマートフォン
スキル: エクストラスキル『プログラマー』、パッシブ『不遇の記憶』、パッシブ『並列演算』
■白石 雪音
Lv: 25
HP: 2400
MP: 650
STR: 5 / VIT: 370 / INT: 85 / DEX: 62 / AGI: 54 / LUK: 108
ATK: 0 / DEF: 440 / RES: 300
装備: 訓練用ショートワンド、見習い聖女の軽量銀鎧、新生・白銀の円盾(持続耐久強化・コア・クリスタル内装)、源田より贈られた軽量脚甲
スキル: 【聖域守護】、【反射装甲】、パッシブ『不屈の精神』
■カイ
Lv: 22
HP: 820
MP: 205
STR: 160 / VIT: 128 / INT: 102 / DEX: 395 / AGI: 465 / LUK: 190
ATK: 260 / DEF: 120 / RES: 100
装備: 新調タクティカル・ナイフ(源田製・抗議の末に獲得)、浄化の片手剣、強化軽量レザーベスト(改・防御値向上)、特注防塵ゴーグル、高機動型ダンジョンシューズ
スキル: 『罠感知(ランクA)』、『パルクール・アクション』、『お調子者の空元気』
■ミカゲ
Lv: 23
HP: 610
MP: 1650
STR: 26 / VIT: 46 / INT: 390 / DEX: 114 / AGI: 140 / LUK: 70
ATK: 220 / DEF: 66 / RES: 435
装備: 深淵の魔導杖・改式・二型(コア・クリスタル換装・出力上限向上)、魔導銀の装飾ローブ、深淵を覗く者のフード、身代わりの守り
スキル: 固有スキル『極大消滅』、古代語魔法、古文書解読、沈黙の集中
■タクミ
Lv: 13
HP: 225
MP: 295
STR: 19 / VIT: 26 / INT: 88 / DEX: 124 / AGI: 40 / LUK: 57
ATK: 30 / DEF: 37 / RES: 68
装備: 煤けた作業用エプロン、源田より贈られた新しい指ぬきグローブ、指定学生服、初心者の小型錬金釜
スキル: 固有スキル『錬金術(論理構築/オーバーライド)』、特殊技能『アイテムの目利き』
■セシル
Lv: 20
HP: 260
MP: 1550
STR: 16 / VIT: 24 / INT: 120 / DEX: 47 / AGI: 34 / LUK: 10
ATK: 22 / DEF: 34 / RES: 150
装備: 古銀のロザリオ(改・発動遅延短縮)、夜色の修道服(ダンジョン産繊維製)、隠者のヴェール
スキル: 『浄化の光』、『鎮魂の調べ』、『甘露の直感』、パッシブ『生者への慈愛』




