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第73話:憎しみの限界突破

 双子の妹マイリーの介入により、憎しみの力が弱まり始めるハンナ。

 そんなハンナに失望したレヴスは、彼女を用済みとして攻撃を仕掛けるも、マイリーに妨害される。

 レヴスの攻撃で傷付き倒れてしまったマイリー。

 そんな光景を目の当たりにし、ハンナは再び絶望してしまうのであった。


ハンナ「……」


レヴス「ちっ! 余計なことを!」


トム「ユリア! ホーリーフレイムのヒールモードを! 今ならまだ助かるはずだ!」


ユリア「はい!」


トム「安心しろハンナ! マイリーは必ず助か…」



 だがハンナのあまりの絶望感に、トムの言葉は少しも届いていなかった。

 さらにハンナは、心の奥底にまだ残っていた怒りをじょじょに解放するかのごとくこう言った。


ハンナ「よくも…私の…マイリーを〜〜〜〜〜!!」



悲痛な叫びと共に、ハンナの体は赤く禍々しいオーラに包まれた。

 ハンナの体はみるみるうちに大きくなり、さらには見た目が人の姿からおぞましい鬼のような化け物の姿へと変わった。


ハンナ「ぐお〜〜〜〜〜!!」


マリー「え〜〜〜!?」


ハルカ「なんなのあれは!?」


ゲイル「さっきとは比べ物にならないほどの憎しみの波動を醸し出してやがる!」


ハルカ達がハンナの突然の変貌に驚愕している中、スライム型サポートAIのメロスは解説した。


メロス「どうやらマイリー様が傷付いたことにより、ハンナ様の憎しみのパワーが限界以上に解放され、並びにそれをコントロールしていたレヴスの悪魔族の力が暴走し、あの様な異形な姿へと変化してしまったようですね」



 するとそんなハンナの前に、レヴスが飛んで近づき、再び喜びをあらわにしていた。


レヴス「素晴らしいわよハンナ! まだそんな凄まじい憎しみを隠し持っていたなんて! 見直したわ! さぁ、気を取り直してトム達をやっつけなちゃいなさい!」


ハンナ「だまれ〜〜〜〜!!」


ところがハンナは暴走のあまり、主人であるレヴスを拳で勢いよく払いのけた。


レヴス「ぎゃあ〜〜〜〜〜!!」


ぶっ飛ばされたレヴスは学園の壁に衝突、そのまま地面に落下し、気を失った。



ハンナ「滅びろ…! 私達姉妹の幸せを汚すヤツは…みんな滅びてしまえ〜〜〜〜〜!!」


その叫びながら、ハンナの体から赤いスライムのような液体が無数に抽出され、それが宙で翼が生えたオオカミ方の魔物への変化した。


マリー「イーヴィルウルフが生まれちゃった!?」


ゲイル「しかも翼が生えてやがるぜ!」


 メロスの解説よれば、あのイーヴィルウルフは悪魔のような翼が生えて飛行能力を得ている上、イーヴィル大戦での個体よりパワーも強化されているようである。

 ちなみに名前は「ウイングイーヴィルウルフ」と命名された。


ハルカ「とにかくハンナちゃん達をなんとかしましょう! 学園のみんなを守らなきゃ!」


マリー「うん!」


ゲイル「あぁ!」


トム「ユリアはマイリーの回復に専念してくれ!」


ユリア「お任せを!」


トム「ハンナ…今度こそ君を救ってみせる! だからこれ以上憎しみに負けるなよ!」




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