背後霊、じゃありませんよ。
軽くホラーに成り掛けてるみたいです
川辺を下ってたら水汲みのニンゲンさんに遇いました。
て事は近くに山村がある証拠なので、不審がらぬ様に
後を付けていく事に。ある意味私は魔物でもあるので、
村覆う結界とかあったらば、弾かれるか近付きたくない
感覚が襲ってくるかと思いきや、すんなりと通り抜け
られた模様なので一安心です。
小さなその村はいわゆる山の幸の生産拠点でもある
らしく、宿屋を村長の家が兼ねてるっぽい造りでした。
まぁ日常会話位の盗み聞きとかなら不便はなかろうと
再び六体に分散して潜伏し、おはようからおやすみまで
聴きに徹して判明した事はというと・・・
がさつな男共しかいねぇ!という悲しいお知らせが。
女子供はより下流のより安全地帯の方で寄り集まって
生活してるらしいです。中世位の文明度ってそんなもん
でしたっけか!?まー森依存の生活から森の資源の奪取
にシフト切ってるトコみる限りと如何にもな西洋風では
ありますけどね。んー。どうしたものか。
ゴミ溜めみたいなとこにはスライムとか常駐してて
有機ゴミ処理機と化してたり鶏らしき丸っこい鳥が
ピーピー鳴く綿状の雛引き連れてたりとのほほんとした
田舎風景の隣ではヒャッハーな村人達が狩場荒らされて
怒り心頭な魔物と日夜闘争に明け暮れてる世界は正に
VRMMOとかの日常茶判事ではあるんだろうけど、ここは
現実ですからー。あ、ゴブリン討伐の証はやっぱ耳で
違いは無いみたいですが。ニンゲン族、まれに獣人系
の取り合わせは何処か懐かしさすら覚えますが、
ひょろがりの魔法使いとかえろふーなんてのはいない
とこみるとやっぱ前線基地っぽいナニカにしか見えない
ので入れ替わり?の連中にこっそりついて行って、
下流の村へと向かう事にしました。
見張り役のヒトは敏感過ぎてて、ちょっと可哀想
でしたがこちとら石のコーギーミニゴーレムだし、
首捻りはされながらも送り狼の如く見守るだけなので
怖くはありませんよー。と心の中でアピールはしつつ
気配とかはなるべく抑える事にします。やっぱ野生に
近いと何か感じるとこはあるんですかね?
うっかり大きい街中で存在アピールすると神官とか
吹っ飛んで来て「「浄化」だ。「浄化」!」されちゃう
のかな?死んではいないけど存在的にはレイスとかの
分類に入るだろうし、やっぱ肉体は必要かぁ・・・
虎男程じゃないにしても気配は察しられてた模様。ある意味相手が悪かった。
害意はないっぽいので放置はされてましたが日夜闘争に明け暮れてる連中みたい
ですからねぇ・・・




