36話
昨日は午後の更新お休みしてごめんなさい~
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「はあ…。まさか失敗するとは。少し君の魔力量を侮っていたよ。」
んーと?ちょっと飲み込めない…。
「つまりだ、君の魔力に私の魔力が弾かれてしまったのさ。」
はあ…。
「ちゃんとした道具を馬車から取ってくる。あれなら大丈夫だろう。ちょっと待っていてくれ。」
行ってらっしゃい。
「…あの高位魔物用の魔方陣は結構高いんだけどなぁボソッ」
聞こえない聞こえない。
お友達価格で無料にしてよ。
おじさんが部屋から出ていくと、シアンが近づいて来た。
「ミーくんすごいのね!」
慌ててエイラがシアンを止める。
「お嬢様危険です!」
むか、襲ったりなんかしないよ。
確かにお腹減ったけど。
結局まだお昼食べてないんだよね…ジュル。
「大丈夫よ。」
…おっといかんいかん。
って、何を根拠に?
「だってミーくんだもの。この子は確かにすごいけど、とっても賢いし、人を襲うような子ではないわ。」
シアン…。
「それにこんなに賢いなら、もし私の身に何かあったらどうなるかも分かるでしょう?そのためにエイラがいるわけなのだし。」
シアン…。
「いや、私は別にそんな事後処理の為いるわけではないのですが…。」
エイラさんお疲れ様でーす。
「抱っこするわよ!ミーくん!」
急だな!?
どんだけ抱っこしたかったんだよ!
このお嬢様には警戒心は無いのか?
はあ、しょうがなあ…。好きにして。
ゴロン
「な、なかなか重いのね…。」
そりゃあ2m超えのミミズだからね。
「やあ、待たせてすまないね。…って何をしてるんだい!?」
いや、お嬢様が抱っこしたいって。
「あーもう、足元がふらついているじゃないか。下ろしなさい。」
「…分かりましたわ。」
シアンは少し不満気だ。
でも一応俺を抱っこするという目標は達成出来たからかどことなく嬉しそうでもある。
それからおじさんはなにか幾何学的な模様の入った大きな布を敷き、その真ん中に水晶のようなものを置いて、
「じゃあ、改めて主従契約をしよう。」
と水晶に手を当てながら言った。
「いくよ、主人シアンアルドレットと従魔ミーくんはここに主従契約を結ぶ!証人グレゴリウス・ワーグナー!」
そして再びおじさんの青白い魔力が部屋に満ち、2、3秒ほどして今度は変な音もせず契約が完了した。
「成功だ!」
「やったー!」
「おめでとうございます。」
あー、長かった!お腹減ったー!
「「誰のせいだ(よ)!!」」




