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魅せます!土龍(ミミズ)の底力!  作者: ぜん
1章 目覚めと新たな命と森と(森編)
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23/142

23話

活動報告書きました〜

みなさんいつもありがとうございます!

ご意見・ご感想いただけると励みになります

文明の明かりなんて全く無い森の夜は真っ暗だ。

まあ、俺にとって暗さはそこまで影響がないんだけど。

さて、普段の俺ならもう寝てる時間なんだけど…。流石に今日は寝れそうにない。


どうしたものかと思っていると、ユニコーン先輩がどこかに行くようだ。

いくら安全な場所といっても夜の森の奥に1匹ぼっちは怖すぎる(主に身の危険的な意味)なので、急いで付いていく。


どこに行くんだろう。

ユニコーンの主食は魔力なので、肉や植物といった獲物を狩りに行く必要は無い。つまり、大型生物達が活発に活動する夜に動く必要は無いはずなんだけど…。


ユニコーンの足どりには迷いが無く、しばらくすると見晴らしのいい、広場のような場所に出た。

んー、この感じどこかで感じたことがあるような。

って、思い出した!俺が巣にしてる木の周辺とすごい似てるんだ!

広場の中心に何かがポツンとあり、周りの魔力が全てそこに集められている。

うちの場合は木なんだけど、あれは違うみたいだ。

あれは…石像?誰か女の人をかたどっているように見える。


すると、ユニコーンも石像の前まで歩み寄り、膝を折ってしゃがんだ。

そしておもむろに自身の魔力を石像に注ぎ始めた。

なにをやってるんだ?儀式か何かだろうか?

森を生きる上で魔力が大切なことは俺でも分かる。それをここで使うとは…。


その儀式のようなものは厳かな雰囲気の中、30分程とゆっくり時間をかけて丁寧に行われた。

彼はゆっくりと立ち上がると元来た道を帰り始めた。そこにはどこか、この場所から離れるのが後ろ髪を引っ張られる思いのようだった。


彼の魔力はおよそ元の魔力の半分程になっていた。

まあ、それでも充分過ぎる程なんだけどね。

あの石像はもしかして毎日ユニコーンから魔力をもらってるんだろうか?

うちの木とは大違いだね。うちのはもらうんじゃなくて、持っていくもん。しかも根こそぎ。

これがカリスマの差?なんて。


彼に付いて帰る途中、レギオンモンキーがユニコーンに攻撃をしかけ、ユニコーンが一撃で猿の群れ全体を光魔法で消し炭にするなどのハプニングがありつつも、(先輩まじぱねえっす。)泉まで戻って来ることが出来た。


彼は何かの使命をやり遂げた様子でリラックスしている。

そんな彼を見ていると、俺も何か満足気になってきて…。

気づいたら、俺の意識は深いまどろみの中に落ちていた。

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