新騎士団長
「ま!待ってくれ!ワシの首だけですませてはくれないだろうか!!」」
「貴様!!言わせておけば!僕を捕まえるだと!?」
これだけで前王と王子の性格の差がはっきりとわかるだろう。
「おい!処刑だと!何様のつもりだ!!」
と周りのバカな貴族や騎士達。
半数近い貴族はバカな貴族や騎士に含まれていて、残り半数は一応頭が使えるのか、無言で睨んだり、どう俺に媚びようか考えてるやつらだ。
「王様。」
という至極真っ当で正当な理由を俺は親切に教えてあげ、バカな貴族と王族全員を捕まえた。
「じゃあ後で処刑するから、そこでおとなしくしといて。」
と言い、出口のないオリハルコン製の檻の中に全員閉じ込めた。
王とか女とか男とか関係なしに、一個の檻に閉じ込めた。
まあその分充分な広さは確保してあげてる。
「じゃあ君?これ、邪魔にならないとこに運んどいて?逃したりしたら君も処刑するからね?」
と俺のことを睨んでいた、騎士団長っぽい人に頼んだ。
「ッツ!は、はい…」
その手からは、強く握りしめすぎたからか血が流れ落ちていた。
「じゃあ残ってる人たちは、残りの王族を捕まえる手配を冒険者ギルドにして、もちろん指名手配も国から出そう。賞金は…そうだな…捕まえたら1人王金貨10枚出すよ。情報提供だけでも、もしそれが原因で捕まえられることができたら王金貨1枚でいいだろう。もちろん君達が捕まえたら君達にもあげよう。あと俺が王になったんだパレードを開きたいから、明日話し合いの場を設けよう。参加するように。では解散していいぞ。」
というと目が金マークになってるやつも、早くこれに対処しなくてはという風に焦るやつも全員急いで部屋から出て行った。
残ったのは俺たちと、騎士達だ。
「騎士達は全員王族の確保に向かってくれ、俺の護衛はこいつらで充分だ。」
「で、ですが…いくら強いといえ何かあっては…」
「ご主人様は私たちだけで充分です。」
と、騎士の喉にナイフをいつの間にか突きつけていたシャーラによって騎士の言葉は遮られた。
「は、はいぃぃ…」
「いや、いいぞシャーラ離してやれ。俺のことを心配してくれたんだ。褒めてやろう、お前の名は?」
「い、イングリスです!!」
「そうか、じゃあイングリスお前は今から騎士団長だ。」
「へ?」
というイングリスにちょっとだけ力を授けた。
「他の騎士はイングリスの言うことを聞くように!文句があるやつは、イングリスと決闘して勝てたら、騎士団長にしてやろう。じゃあ下がれ。」




