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ルリースタウン2 ファーストタウン2

 ルリースタウン。別名「盗賊の町」。その名前からは ルリースタウン。別名「盗賊の町」。その名前からは、想像できないくらい治安のいい街である。それもこれも盗賊団「疾風迅雷」の長が団員を使い自治を行っているからである。この町は、東は魔族領、西は王国、北は神の領地、南は荒野が広がっていて、その中継地に当たる。ここをうまく活用しながら財を成してきた。そこを最近はつかれ、貴族たちの干渉が強まっていった。せめてもの抵抗として農園に領地として労働力を貸し出すくらいにとどめるのが精いっぱいであった。


 しかし、それもなぜか、内部の機密情報が洩れていおり長はかなり危機感を持っていた。盗賊団は、相手方の機密情報を手に入れ其れをもとに独自の外交を展開する方法をとっていた。そのため、町の内部に間者が入り込んでいることを充分に考慮に入れ偽の情報を流し、一部のものにしか本物の情報を流していなかった。その者たちは身の潔白を証明された者たちばかりであった。だからこそなぜ情報がながれているのかわからなかった。


ソウマ視点

あれ?君はどうしてこんなところに?


魔力を広げていくと、地下に生命反応があることを確認していた。


これは、どうしようか。クエストの基準としては第一にトロールの討伐。これは、100体のトロールを魔力感知で確認している。今すぐこれを撃破しに行く。これに加えて、この子供。生きている。この地域では中心部を除いてはただ一人の生命反応だ。なにも関係がないわけがない。さて、とりあえず調べてみたいが持って帰るか。

「地下にいる子供はおれが持って帰る。」

「え?」

「こどもがいるの?」

「ああ。なるほどね。」

地下に生命反応があることは、確認した。しかし、これはどうしようか。クエストの基準では、第一はやはりトロールの撃破。100体のトロールを魔力感知で確認している。すぐこれは対処に向かう。これに加えてこの子供。この地域で、ただ一人の生存者、絶対になにかある。何もないわけがない。


さて、どうにかしたい。持って帰ろう。


「この子供は俺が持って帰る。」

「何回言うんですか。端から聞いたら犯罪者ですよ。」

「それはお前がその子を実験するということか?」

「え?そんなマッドサイエンティストなんですか?」

「いやそんな外聞悪い?」

「うん。」

「そうなのかー。」

「そうね。まあそんなことはさせられません。」

「そうだな。一旦俺が掘り出すわ。どこにいる?」

「地下。」 

キズクは一旦掘り始めた。


キズクの五感でも感じるほど子供がいることがはっきりわかるようになった。そのまま進み続けていく。


「にしてもすごい破壊跡ですね。」

「そうだな。」

「無事な人は他にいないんですか?」

「ああ。そうだな。魔力感知ではこの地域全域は城の中とこの子供以外に捕捉していない。」

「そうなんですか。」

「しかしこの子供は面白い。この子供自身から全く魔力を感じない。それがすごく面白い。」

「そうなんですか?」

「ああ。こんな生き物今まで会ったことがない。」

「それを含めて調べてみたいと思ったんだが。」

「人体実験はダメでしょ。」

「え?人体実験はしないよ?」

「そうなんですか?」

「うん。さっきの言い方かなりやるやつの感じでしたよ?」

「そうなの?じゃあ気をつけるよ。」


「お~い。子供がいたぞ。」

見てみると普通の子供だった。身なりも普通。


「とりあえずクエストも終わってないし私の収納魔法で保管しとく。」

「わかった。戦闘では何があるか分からないからな。」

そのままパーティーは中心部の城に向けて移動することにした。


貴族家ザマス家。メイスンパークの運営母体である。

「やれやれ最近やっと農園の営業が軌道になりだしたというのに。やはり魔人に頼るのはあまり良くなかったですね。」

「ラウム様ラウム様。少しよろしいでしょうか?」

「どうした?」

「ラウム様にあいたいという人がおりまして。魔人と名乗っているのですが。」

「何?わかった。今からすぐに会いに行くと伝えろ。」

「はい。わかりました。」

さてさて、あちら側はどう出てくるのか。正直報酬ほどもらえればいいと言われているのが怖すぎる。何かあとでとんでもないことになるのではないだろうか。


「私が今回の魔人側代表です。」

「はい。この度は農園の警備誠にありがとうございます。」

「そうですね。一言で言えば、この農園の農夫。特にルリースタウン出身のものをこちらに引き渡してほしい。」

「私としてはその要求は受け入れてよいと考えております。ですがその理由をお聞かせいただくことは可能ですか?」 

「うん?なぜそれをお前に教えてやる必要がある?」

魔人は両手に魔力を込め始める。


「そうですよね。そうですよね。いやいや何でもありません。それではそのようにいたしましょう。」

「うむ。フフフフフフフフ。」

「何かご気分でも害しましたでしょうか?」 

「いや。まあ愚かな人間どもよ。おとなしくしておくのがお前たちのためだ。」

そう言って、魔人は去って行った。



ファーストタウン

「あの黒いやつで間違いなさそうだな。」

「そうですね!」

尾行していくなかですでに5人は襲われ記憶を失っていた。

「ならば通報だな。」

「はい!兄貴!」


「そこで何をしている?」

黒いやつが後ろにいた。

「ヒエエエエ。」

「お前はさっきからずっとつけていたな。」

「バレていたのか。」

「気配の察知くらいできるだろ?」

こいつは格が違う。そう思うくらいには理不尽な強さと言える。


「じゃあな。集籍魔法発動」

襲われる。何かが頭から抜けていく。これはまさかまさか!思考が落ちる。


青色の魔力がそのまま本になって魔人の手にあった。

「これでよし。さらばだ。」

そう言って男は姿を消した。


白銀の竜血パーティーはダンジョンの最奥まで到達しラスボスを倒して帰ってきていた。

「やはり俺たちにはこのダンジョンは簡単だな。」

「魔力の核石か。確かに中堅どころは欲しいだろうな。」

「そうだな。俺たちは有り余ってるもんな。」

「私はもっとつよい相手がいいよ。」

「まあそう言うな。これがクエストの内容だからな。」

「リーダーがそう言うなら仕方ない。ナデナデで許す。」

「はいはい。仕方がないね。」

魔法使いの女の子メルはリーダーのアゼルに撫でてもらいしっかりと満足した。

「俺は肉料理でいいぜ。」

「僕は卵料理だね。」

「なんだお前たち?今回のクエストがうまくいけばな。」

「よっしゃ。頑張ろう!!」

ダンジョンの最奥からゲートで転移した。


帰ってみると、帰ってきていたのは白銀の竜血のみであった。

「何が起きている?」 

「それはわからん。しかし、もはや平和的なクエストの範疇には収まらん自体になっているということだ。」


「なるほどな。ギルド長じゃあどうするんだ?」

「やはりSランクパーティーの招集だろうな。」

「え?曲者揃いのSランクパーティーをですか?」

「そうだな。」

「なるほど。」

「いやその必要はありませんよ。」

「うん?誰だ?」

「私にお任せください。」

「お前は、、、ほんとに誰だ?」

「私は、この今起こっている現象に心当たりがあります。」

「ほう。この現象にか。なるほど。なるほど。」

「はい。」

「それは何だ?」

「え?それは、やはり記憶喪失ではなく神隠しであると思います。」

「「神隠し?」」

「はい。ある地方の伝承では、子供が知らぬところでいつの間にかいなくなっていると聞きます。その現象が大規模化し、その関係で広い範囲で記憶喪失が起こっていると考えます。」

「ふん。神隠しか。にしては誰もいなくなっていないではないか?」

「そこは検証していく過程で見つかると思います。」

「なるほどな。検証か。」

「はい。」

「よしわかった。検証か。お前、攻略ギルド(トマホーク)のメンバーやな。」

「い?」

「攻略ギルド?」

「せや。メンバー全員でこの世界の探索をメイン目標として掲げるギルドや。」

「それはすごいですね!」

「そんな可愛いものやないんだよこのギルドは。メンバーの命を何とも思わず検証のためなら捨て石にするそういうギルドや。」

「怖い。」

「プレイヤーじゃなかったらお前らのギルドは消滅しとるで。」

「そうか。すごいギルドですね。」

「まあまあそうでもないで。そして俺たちは常にメンバー募集中や。やる気があったら連絡してや。とにかく俺たちに任せてくれんか?」

「うーん。まあ分かったわ。お前らにクエストとして依頼を出そう。」

ギルド長はしぶしぶクエストを発注した。


「そう簡単に分かるものなんですか?」

「あいつらはやり方はともかく実績はあるギルドだからな。」

「そうなんですか?」

「ああ。必ずあいつらは解析結果もしくはヒントは持って帰るからな。」

ギルド長は、30歳くらい年を取った気分になって帰っていった。


(トマホークは、世界クエストの解析依頼を受けた。)

この放送を聞いたものはいなかった。


「さてさて、ソロプレイの検索をしてみたが候補としては裏クエストとしてボスモンスターを撃破していき強くなるぐらいしか無かった。しかし、そのモンスターも相性勝ちしていくしかない。」

白虎は結論を出し、どのクエストも受けずに強くなっていく道を歩むこととした。


しかし、魔法を使いこなせるようにならないとその道も考えられない。しっかりと自分のスキルおよび魔法を使いこなせるようにしようと考えた。



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