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銀河魔法少女物語  作者: ミスター・ジョンソン
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追撃戦

「全艦、ジャンプアウト。」

 苦し紛れに通常空間へと逃れた3体のビヤーキーを追って艦隊をジャンプアウトさせるとそこは木星近傍だった、ビヤーキーは木星のリングへと逃げ込もうとしているようだ。

「リングへ紛れ込まれると後が面倒だな、彗星おろせ。」

「航空隊順次発進せよ、おろーせー。」

『こちらアルファ2、クリアフォー、テイクオフ。』

 ん、いまの声は華虞耶か?俺の予備機でなにやってんだ?

「華虞耶中尉、白雪中尉ペア、旋風2番機で出撃しました。」

 俺がマリアナへと怪訝な顔を向けると彼女がそう返してきて、さらに。

「二人ともそろそろ魔導騎士の資格を取れそうですし、大丈夫ですよ。」

 本部戦隊6隻の航宙巡洋艦から各20機のFA-20艦上戦闘攻撃機計120機が発進する、木星のリングの中に潜り込みこちらを振り切ろうとするビヤーキーを追ってこちらの航宙機もリングへ突入して追い出そうとする。

『こちらホーネットリーダー、全機、衝突に気をつけよ、リングからビヤーキー達を追い出すわよ、アターック!』

 戦闘行動中に部隊の指揮を執るタカオ所属の第101戦闘航空隊ホーネット隊の隊長ツヴァイ・ディートリット・ヴォルケ大尉の号令にベテランパイロットの駆る機体が次々とリングへと突入する、華虞耶の機体もその中にいた。

『なにもそんな危険を冒さなくても。』

『そこの新人なにやってる、リングの中に入らんと仕事にならんだろうが、びびってねえでさっさと来い。』

 怖がってなかなか突入に踏み切れない新人がいるようで、怖々と低速でリングに進入する機体が何機もある。

 リング内で爆発の閃光がいくつも輝いている、どうやらリングの障害物を盾にしてこちら側がうまくビヤーキーを狩り出しているようだ。

「全艦、砲撃よーい、ビヤーキーがリングから出てくるようなら友軍機が射線上に存在しないときのみ砲撃を許可する、発射タイミングは各艦の砲雷長に。」

「アイ、サー。」

 ひときわ大きな閃光が瞬くとビヤーキーが1体、華虞耶達によって撃破されたと報告が入る二人とも新しいデバイスにも慣れたようで俺に匹敵しかねない魔砲攻撃力を持っているようだ。

 バイオロイドに搭乗員をさせているとシールドブレイカー(バリアをディスペルする魔法陣を刻んだミサイル)による飽和攻撃しかオプションがないが、魔導師が乗っていれば魔砲攻撃が行えるので圧倒的優位に攻撃しているようだ。

 そのうちにまた一つ閃光が奔りビヤーキーが撃破されたとの報告が入る、残る一体がたまらずにリングから飛び出してきて、集中砲火を受け爆散した。

「ビヤーキーの殲滅を確認。」

「よし、航空隊を帰還させろ、木星圏の無人プラントに異常がなかったか確認せよ。」

「提督、航空隊から救助要請。」

 障害物を避けようとした新兵の機体が他の機体と接触事故を起こし2機共漂流中らしい快速艇を発進させて救助活動を行うように命令する、この救助活動のため月への航宙に戻るのに時間がかかった、接触事故を起こしたパイロットは回復後、所属艦の艦長により罰として艦砲の清掃が命じられたそうだ。

ありがとうございました

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