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生きる為に。  作者: ハル
第1章異変
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安息へ。

グロがあります。御注意下さい。

校門前を抜け、其のまま次の交差点を曲がり真っ直ぐ進めば警察署に出る。


二人はさっきの戦闘で疲れたのか、顔に元気が無い。

ゾンビとは言え、人を潰したんだからしかたないか。


考えながら、周りを見渡す、反対側に農業科の用地があるが、まあ今は関係ない。


取り敢えず交差点に来た。周りに注意しながら警察署への道をそっと覗く。

警察署前までは避難で逃げてきた人たちを追いかけてきたゾンビと、其れを迎撃と言うか暴徒として静止しようとしたのか、道は横たわる死体が多い。

時間が経てば起き上がってくるのも多そうだ。

曲がらずに南に抜ける道を見ても、事故車や放置された車の間から幾つか動くものが見える。


あまり此処でゆっくりするとゾンビに囲まれて終わる。

取り敢えず前に進まないと。


「二人共あの中を進むよ。良い?」


二人は警察署に続く道をみて顔が強張る。

どうみても嫌そうだ。


「南、デパートに出る道の方は、見えてるだけでも数体はいる。

見えてないのも含めると、相当いると思うけど、そっちの方が良い?」


二人は同時に首を横に振る。

「じゃあ、取り敢えず此の道で、直線上のは僕が潰しながら行くから、落ち着いてついてきてね。」


二人は道をみて青ざめながら頷く。

ガードレールがあるが取り敢えず側に倒れている遺体の頭を踏み潰しながら踏み潰しが出来ないなら、剣で頭を貫きながら進む


急ぎたいが、慌てて音出して起き上がられても困る。

なんとか進み、警察署前まで着いたが、さっきから、後ろ二人がエグいてばかりだ。

まあそら頭が潰れたスプラッタばかり見てばかりなら仕方ないか。


「二人共、警察署に着いたよ。」


「やっとか!」

加藤がそう喋ると

二人が走り出そうとするので


「中の状態がわからないから走らないで。」

僕が直ぐに静止する。

二人共疲れた顔をしているがゆっくりと頷くとそっとドアに近寄る。

其の時、背後から、かた、っと音がした嫌な予感がしつつ後ろを振り向くと、少し距離があるがゾンビが起き上がってきた。

此方には未だ気づいていない。


二人がドアのまえに立つがドアは開かない。

中は無人に見える。


「開けて!ドアを開けて!」

て菅さんが半泣きでドアを叩く。

加藤もドアを何とか開けようもがく。


僕は其れを横目にしつつ、ゾンビの方に注意を向ける。

まだ一体起き上がってきただけで、此方には気づいて無いが、他に起き上がって来て此方に気づいたらやばい。


剣を肩に担ぎつつ、警察署の方を見る。

ドアは鍵が掛かっているが、中は綺麗だ。荒らされた形跡は無いから、中に誰かいるはずだ。

中でゾンビ化して全滅してるかも知れんけどな。

仕方ないか。ドアを壊して、前面は放棄して奥で休むか。

ドアに向けて、剣を構える。

壊そうと振り上げた時、


「開けるから、ドアを壊さないでくれ!」

中年の男性が一人出てきて、ドアを開けだした。







読んでいただきありがとうございます。

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