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聖邪混濁 〜寒い冬から暑い夏へ〜  作者: anishina
第二章 青年時代〜王都
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世話係の名前はアルとイル

サムイ様が神殿で過ごして1年がたった。


サムイ様は毎日、貴族、平民の区別無く、神殿の中で病気や怪我をした人々を癒している。


サムイ様の噂は、王都だけで無く国中に広まった。

そのため、引っ切りなしに人々がやってきて、神殿の前に行列ができる。


たまに、貴族がやってきて、我が物顔で平民を蹴散らし、今すぐ癒やせと大声で怒鳴り散らす。

どこのチンピラなんだか。


そんな人は、別の部屋へ案内される。

貴族は、特別待遇だとばかり、威張り散らして入っていく。


数分後、真っ青になり、縮こまった格好で出てきて、行列の最後尾に立つ。

人々は、何があったかわからないが、天使様、いや近頃は、聖人様と言われている

方に説教でもされたのだと噂する。


あながち間違ってはいない。

サムイ様は、既に聖人と認定されている。

けど、まだ子供だから開示されていない。

成人になったら開示されるらしい。

すごい力を持っているのに、

あと2年したら、神殿を出て行くという。

神様から定められた天運のせいらしい。


その運命に従って、サムイ様はここを出て、公爵家へ行くらしい。

これは秘密の話だと、サムイ様から聞いた。


僕も連れて行って欲しい。

サムイ様のお側にいたい。

サムイ様は僕の願いを聞いてくれるだろうか。


そのためにも、僕はサムイ様にいっぱい気持ちいいことをして、

どうにかして連れて行ってもらうんだ。

今日もお仕事が終わったら、マッサージをする予定だ。


色々考えて、いっぱい気持ち良くして、

絶対一緒について行くんだ!頑張るぞ!


そういえば、数日前に、サムイ様のお友達という人達が、訪ねてきていた。

カイとルルという名前だったきがする。

あの人達も公爵家へ一緒にいくのかなあ。

連れて行く人数に制限がありませんように。

神様にお願いした。


※※※※※※※※※※※※※※※※


僕がサムイ様にお仕えしたのは、1年前。


アルと一緒に天使様のお世話と聞いたときは、不安、期待。


アルは、何でもグイグイやってくから、神官様達にも可愛いがられる。

僕は、いつもオドオドしてるから、神官様達に疎まれている。


お世話係になぜか僕の名前が出て、びっくりした。

他の子には、内緒。

言ったら、いじめられるに決まってる。


サムイ様のお世話は楽しい。

怒られないし、いじめられない。

最初のころは、アルだけサムイ様の近くでお世話をしてたけど、

段々、サムイ様が怖くないのがわかって、僕も近くに行くようになった。


そしたら、アルがサムイ様の肌に触れたりするのを見て、僕は羨ましくなった。

僕もしたい。僕も触れたい。

その欲求は、どんどん大きくなってー

アルが神殿長の用事でいない日があった。

今だ!と思った。今しかない。

サムイ様のベッドの横でモジモジしてると

サムイ様は気付いてくれた。

僕を呼んでくれた。

僕は、サムイ様に触った。触れた。

アルがしてたみたいにしようとしたら

しなくていいって言った。僕はいらない?アルは出来て僕は出来ない?

僕は悲しくなって泣いた。

サムイ様は、そうじゃないよっていってくれたけど、

でもさせてもらえないのはそいうことなんじゃって。

そしたら、サムイ様は、一緒にお風呂に入ろうって。

一緒に入ったら、サムイ様が僕を後ろから、サワサワ触り出した。

気持ちいい。もしかして、サムイ様は僕を触りたい?

ならいっぱい触って欲しい。

サムイ様は手を動かして僕をもっと気持ち良くしてくれた。

僕は感動して、サムイ様を振り返り、口にキスをした。

サムイ様は最初びっくりしてたけど、すぐ、微笑んで、僕にキスしてきた。

今度は僕がびっくりした。

でも、気持ち良くなって、何度もキスを繰り返した。

2人とも息を荒げて見つめあった。

キスの途中、サムイ様の舌を噛んでしまった。

サムイ様は痛いのが好きみたい。

何度も何度も噛んだ。

サムイ様も返してくれる。

声が出る。僕も気持ちいい。

どうしたら痛くなるのかわからないから

色々してみる。

このままーずっとこうしてたいー

2人で呆けて余韻を楽しんだ。お互いを抱きしめ、キスを何度もした。

落ち着いた所で、もう一度綺麗なお風呂に入って、2人で抱き合って寝た。

とても幸せだった。

それから、アルが寝たあと、時々、一緒にお風呂へ入って睦み合っている。

公爵家にも一緒に連れて行ってくれると約束してくれた。嬉しい。


このことは、アルには内緒だ

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