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ユーカリ --9--

僕は空。何も無い空の世界。

僕は海。まっ暗闇の世界。

互いを互いに映し出すガラスの空。僕はその狭間で漂う事しか出来ない。

誰かを追いかける事も出来ず、その人の最期を看取ることも出来ない。僕は漂い続ける。

それこそが僕の生き方だったのかもしれない。

僕は君に恋をして、でも僕の手は届かない。

君は僕を見ることも、感じることも出来ない。

それは悲しい事で、辛い事だ。


たぶん僕の周りのみんなは、僕の事をよく知っていてた。

でも僕自身は全くわからない。

自分なのに、自分が見えない。


貴女に出会えて良かったと思う。

別れが辛いなら初めから出会わなければとも思う。

その辛さが、その悲しさが、僕の永遠の孤独の糧となるだろう……


ーーまなり、今までありがとう。そして、さようなら。ーー


ーー未練が有るとしたら、ホワイトデーのお返しを誕生日とひとまとめにした事かな?ーー




糸井祐莉




手紙の日付は今年の九月四日。わたし達と別れて東京に行った翌日だった。

せんぱいの汚い字は誰かが代筆出来るものではなく……間違いなく本人から。


それから流れた時間は遅く感じられ、せんぱいが消えてしまった騒動は緩やかに収まり始めた。私はと言うと、あのお店でまだ仕事を続け、みんなと仲良くいつもの日常を演出していの。それはみんなも同じだった。

毎日のように訪れるおばさん。

雨の日以外は必ず顔を出すゆずかちゃん。

仕事をしているのかサボっているのか分からない月妃さん。

何もかも変わらない、あの時と。


カウンターの一角に飾られた皆の写真。

たった一枚だけ残ったこの写真は……



いつでもせんぱいがめんどくさそうな顔でカウンターに立っている。そんな気がした。



皆さんこんにちは。

この作品の作者です。(当然か)

こんな雑な作品を読んでいただき本当にありがとうございます。


まず、この作品は私の地元がメインです。


群馬県は吾妻郡東吾妻町の群馬原町駅周辺に実際にある建物やお店が出てきます。学校もね。

どうしてこの辺にしたのか、この駅周辺には多数の工場があり、結構な出入りがあるにもかかわらず喫茶店はひとつもありません。

本当に殺風景な田舎の駅です。


私の妄想の一つ、喫茶店をやりたい!を叶えるための……妄想小説ですね(笑)


そしてストーリーですが……


「私の過去が大量に入り、ちゃんとモデルもいる。実際の事件も多々存在する」

です。


ノンフィクションで書くと怒られそうだったのでいろいろ付け加えてますが(笑)

なるべく重要な点は抑えてあると思います。ので、わかる人はわかります。まあ時効にして!!(笑)


私の過去ということで、単純に失恋した未練を振り払い新しい生活をと言う事もこの作品にはありまして、主人公が消える=過去の自分を壊す的な?



そんな暴露小説でしたが完成度よりも、自分がちゃんと思ったことを書けたので良かったと思っています。調剤薬局の休止を抜くとこれが初の完結なので、これからもっと別の道を模索してみたいと思います。


よろしければ今後ともよろしくお願いします!

それでは!



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