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喫茶『お命頂戴いたします。』~オーナーは異世界から来た3兄弟王子  作者: satomi
第2章:キャサリン帝国

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第37話 最終話:キャサリン帝国は平和です。


 あれから5年、先日生まれた御子たちも5歳となっておりました。

雛・「父上、凛ちゃんと遊んでくるね!」

聡・「あまり遠くに行くんじゃないぞー!……暗部わかってるな?雛の警護を!」

「御意!」

緑・「聡君、雛にも過保護よね」

聡・「二人とも、嫁に行かせん!」

緑・「王女とかって国益のために政略結婚の駒になるのがセオリーじゃないの?」

聡・「キッサ王国は別だ」


雛・「凛ちゃん、今日はどこに連れてってくれるの?」

凛「えへへ?雛ちゃんは王女様だもん。国民の暮らしをきちんと把握できていないとねー」

 凛様は雛様をちょっと荒れている地域に連れて行きました。

凛「これがこの国の現状よ?」

雛「お父様も何をやってるの!ちゃんと知ってるんでしょうね‼」

凛「知ってると思うけど、色々と貴族の柵(しがらみ)とかで簡単にはいかないのよ」

雛「難しい問題なのね」

「お嬢ちゃんこんなところに来ちゃダメじゃないか~。悪いおじさんに身ぐるみはがされちゃうよ?」

雛・「凛ちゃん、身ぐるみって何?ぬいぐるみの仲間?」

凛・「身ぐるみをはがすっていうのは着ているものとか身につけてるものぜーんぶってことよ」

「あら、大変。あなたは悪いおじさんなの?」

「そういうことを聞かれると毒気が抜かれるなぁ。とっととスラム街から出ていきな」



雛・「って今日は凛ちゃんがスラム街に連れて行ってくれたー」

聡・「大丈夫か?なにもされてないか?」

雛・「大丈夫だよぉ。お父様!あそこはどうにかならないんですの?」

聡「多少の金を渡しただけでどうにかなるもんじゃない。長期的に考えないといけない問題なんだ」

雛「ふーん」

 この経験は雛様が将来文官を目指していこうと思うきっかけとなりました。



武・「瀬蓮、みーっけ!」

キ・「もうっ!キャサリン帝国が託児所じゃないのよ~。男の子は武人君だけだし。将来イケメンを約束     されてるけどぉ」

雛・「姉さま、スラム街ってご存じ?この国にもあったわ。スラム街を何とかしたいのよね」

葵・「雛は頼もしいわ。将来は宰相にでもなるの?」

雛・「貴族の柵(しがらみ)は嫌よ。うまくコントロールできたらなぁ」

凛・「雛ちゃんならできるよ、頑張って!」

葵・「ほら、凛ちゃんも言ってるし」

雛・「姉さまは武人君と仲良くやってね」

葵・「でも、今の武人は瀬蓮に鍛えられてるのが楽しいみたい」

武・「昔から言ってるじゃん。大きくなったら結婚しようって」

雛・「姉さま顔真っ赤」


キ・「あらあら、子供たちで、もうラブラブなの~?」

雛・「葵姉さまと武人君は大きくなったら結婚するって」

キ・「10年後くらいかしら?武人君は間違いなく強くてイケメンよぉ」



緑楓柚・「「「コラ」」」

緑・「ここは子供たちの遊び場じゃないのよ。家に帰りなさい」

 さすが緑様です。王妃の貫禄でしょうか?


キ・「さあ、子供たちも帰ったことだし、『キャサリン帝国』の開店よォ♡」



END



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