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Ⓕ『伝えたい事』

 結局、専務は何を伝えたかったのだろうか?

 

 時間が経って、ある程度年をとり、昔に思いを馳せる余裕がようやくできるようになってきた昨今、当時の事を振り返る。いい思い出もあり、苦い思い出もあり、それら全てが自分を形成するファクターである事は、残念ながら否定しようもない事実だ。


 成功した人から見えた社会の縮図を示したかったのかもしれないし、問いに対する自分の答えを見たかっただけなのかもしれない。いや、もしかしたら、あの満面の笑み自体「子供だなぁ」と自分に向けた嘲笑の一部だったのかも。残念ながら、それを確認する手段はもう手元には残されていない。


 1つ解った事は『やりたい事』も『お金を稼ぐ事』も『名誉な事(他人の評価)』も、最終的には全て手に入れる事ができるという事だ。勿論、全てを100%では無い。それで良いなら、3つ手に入れる事は可能である。


 実践して、成功した姿を専務に見せられなかった事は、今でも非常に心残りではあるのだが、それも人生なのだろう。しかし、そのおかげで、ここで君に伝える事が出来ていると考えれば悪い事ではないと思う。



 さて、ここまで付き合ってくれた君に一つプレゼントをしよう。

 といっても、大したものではない。知っている人は既にいるだろう。


 テーマの話である。


 『お金を稼ぐ事』で書いた話なのだが、世の中には潮流(流行しているもの)がある。それは見える人しか見えないものであり、常にその形を変化させている。今、君が頭に1番に思いついたそれが、きっと答えに当たるモノだと思う。君が常に相手として見ているものなのだから、間違いようがない。


 それとは別に、必ずオーディエンスにニーズがあるテーマが存在している。

 それは性欲というジャンルの中にある「恋愛」である。

 

 人には3大欲求が存在し、できる、できないは別の話として、常に本能で恋愛を求めている。つまり恋愛を作品に反映させると、オーディエンス側は、とてもイメージがしやすいのだ。しかも睡眠欲や食欲に比べ、洒落た形で作品に反映する事ができ陶酔しやすい。つまり、作品自体が「格好よく」他人に映るという事なのだ。もし、君が作品自体にもうワンアクション入れたいとか、作品のテーマ自体に困っているのであれば、参考にしてみてはいかがだろうか?何を隠そう専務のお墨付きである。



 いかがだっただろうか?

  

 聞いてない部分を仮定で埋めた上で、話を展開しているので、破綻してしまっている部分がある事は否めない。何より、自分は成功できなかった一人だ。「この文章に価値はあるのか?」と問われてしまうと反論の余地はない、駄文の塊だろう。


 文才など皆無に等しく、文体は稚拙で、理解しにくいものだったのではないかと思う。悲しいが、これでも誤字脱字を探し、言葉の使い方を吟味した結果なのである。それでも、1%でも理解できる部分があり、君の血肉になれるのだとしたら、きっと、自分が経験した人生に何かの意味はあったのだろう。心から嬉しく思う。


 最後に、

 

 はらから(同胞)よ。

 年も人種も関係のない同志諸君。

 クリエイトという名の母から生まれた腹違いの兄弟達(姉妹)よ。


 どうか、諦めないでほしい。

 評価がうまれない事で下を向かないでほしい。

 

 人1人が持つ時間、言い換えれば残された時間は確かに有限だが、君が成長できる可能性は無限大である。憶する必要はない。顔をあげよう、前に進もう。


 君のその一歩は、その努力は、今しかできない尊いモノだ。


 これが君に『伝えたい事』

 そして、これが『君にとって大事な事』



 

 

 ルビが多く、携帯の方は読みづらい形になってしまったかもしれません。

 それでも、ここまで読んでくれた事を感謝いたします。

 ありがとうございました。

 



 

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