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無欠外道の学園ライフ  作者: AZAZEL
期末試験編
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23/24

23話

15分間の休み時間を終えて歴史の試験が始まる


ディランは先程と同じ様に開始15分、20分程経過したところで机に突っ伏し爆睡していた


ソフィアはその姿をまた確認し、はぁ…と溜息をつき自分の答案用紙へと視線を戻す

スラスラとペンを走らせていく、計算と同じように順調に進んで行く中…突然ペンを走らせている手が止まった


まさかまさかの、勉強で取りこぼしていたのだ


結局、その一問だけを空欄で提出し…全ての試験が終わった

この日はスーリャや、その他同級生達と雑談をしてからソフィアは寮へと帰った










三日後


やあ皆、久しぶりのディラン君だよ

さてさて…登校して来たはいいんだけど、何か人数スッゲェ少ないんだが


「あれ?今日休みだっけ?」


「そんな訳ないでしょ」


「おやソフィアさん、これはどうも…皆は何処に?」


「今日は試験結果の発表日よ、だから皆講堂の方に移動してるの」


「あ、今日でしたっけ?」


「やっぱり忘れてたのね…はぁ、戻って来て正解ね…まあいいわ、早く行くわよ」


「何だかんだ言って迎えに来てくれるソフィアさんやっさしぃー」


「………早くしなさい?」


「アッハイ、拳は下ろしといてください…じゃあ行きますか」


鞄を自分の机へ置き、ソフィアさんの後を追って講堂まで移動する

講堂の前には生徒が普段じゃ有り得ない程集まっていた


てか邪魔くせぇ


「まあここからでも見えることだし、無理に混ざって前へ行こうとしな……く、ても…………はぇ!?」


「どうしました?急に変な声出して」


順位の書いてある紙の方に目を向ける

あらあらまあまあ…何ともびっくり(棒)、まあ予想通りだったけど


ソフィアさんが上位に食い込んでいるのは当たり前だ、だがソフィアさんの上にもう一つ名前があったのだ


「あれあれソフィアさーん、まさか貴女ともあろう御方がまっさか満点を取れないなんて…そんな事ある筈無いですよねぇ?」


「そ、そんな馬鹿な…だって…貴方……」


「まあこれが実力の差ってやつじゃないですかね(黒笑)」


ソフィア・299点……ディラン・300点


そう、一位には堂々と俺の名前が刻まれていたのだ

そして今俺はとんでもなく煽り顔になっていると思う、こんな煽りネタそうそうないぜ!!


「……つよ」


「え?」


「何時よ!一体いつ勉強したのよ!?」


「あーそういう事ですか、まあ計算関係は異能の関係上見ただけで全部解けるんで…歴史は確か前夜にページを一回見返しましたね」


「そ、そんな…」


「まあ次頑張って下さいよ」


膝から崩れ落ち、両手を地面につけ項垂れるソフィアさん…俺の煽りに反応しないあたりかなり心にきてるな


ん?おお、レヴィとオリヴァーの奴等も来てるのか


「ようお二人さん、お前らはどうだったよ?」


「あら居たのねディラン、まあ私は50位にギリギリ食い込めたってくらいね」


「おお流石、因みにお前は?」


「ふはは、聞いて驚け……10位に入ったんだぜ?」


「は?マジで言ってんのかよお前」


上位者の方に目を向ける、然しながらオリヴァーという名前は一向に見つからない


何気に風紀委員(ヘレン)ちゃんとかお嬢様会計(シスフェル)腹黒野郎(ナークラス)と生徒会の面子がTOP10をブン取ってるなぁ


あのソフィアさんの下にいるマーフェルって誰だ?まあいいや


「いねぇぞ、おい」


「だろうな…なんせ下から数えてだからな!」


「テメェぶっ飛ばすぞ?」


「ちょ!待って俺が謝るから!胸ぐら掴まないで!!」


ったく、まあ昔っから馬鹿だったからんなこったろうとは思ったけど

……てかコイツが10位ってことはまだ下がいるのか


気になったので下位者の方へ目を移す

ビリの奴、零点とか笑わすなよ……へ?生徒会長(ノアさん)!?


「おいおい、それでいいのか生徒会長…てかあの人、馬鹿だったのか」


「誰が馬鹿だって?」


「おん?おやおやノアさん、居られたんですか」


「まあ結果は見えてたし寝てようかな〜って思ったけど…気分的にね〜」


「それで何故零点?」


「何故も何も…面倒臭いし白紙で出しただけだよ〜」


「マジですか、スゲェ強者だこの人」


「やればそこそこの点数は取れるよ〜」


俺より面倒くさがりなの酷くないかこの人?流石に俺でも試験を投げ出すような真似はしないぜ

まあ真面目にやるかって聞かれたら答えはNOだけど


と、横から声が飛んできた


「ディラン!貴方、試験の結果はどうだったのかしら?」


「これはこれは風紀委員殿、そういう貴女はどうだったんですか?」


まあさっき見たけど、取り敢えず聞いておこう…こうした方が煽りやすい


「私は当然…10位以内には入ってるわよ!」


「まあ副会長さんには負けてましたけどね」


「うぐっ!い、いいのよ別に!…と言うか、知ってるんじゃないのよ!!」


「まあさっき見ましたから」


「それで!貴方は何点だったのよ?ソフィアの話によれば全然勉強してないらしいじゃない」


「まあ勉強全然してないのは事実ですが…取り敢えず自分より上の名前を全部見てきたらどうですかね?」


「は?どうして自分より上の……え!?嘘!!?!?」


完全にこの反応はソフィアさんが一位だと思ってたやつだな


「それで?何かご感想は?」


「そ、そんな…嘘よ……ソフィアより点数をとるなんて…!」


「ところがどっこい、これが現実」


「ば、馬鹿な…」


あ、また膝から崩れ落ちてorzだ

被害者が二人に増えたぞー、こいつは面白い…次は後ろから聞き知った声が


「お前、何気に頭いいんだな」


「お?ようルーズ、お前はどうだったよ」


「ああ、まあ30位以内には入れたさ…俺以外の騎士科の奴らは殆ど全滅だがな」


「流石脳筋、てかお前も何気に頭いいのな」


「これでも騎士科のトップだ、俺まで下位にいちゃ示しがつかねぇだろ」


「こりゃ見習うべき騎士の心構えだね、まあ俺はしないけど」


「お前なあ…はぁ、言っても仕方が無いか…俺はもう行くぜ」


「おう、お疲れさーん」


さてと……あ、そう言えばアイツらはどうなったかな?

オリヴァーとレヴィは見つけたが、どこにいるかな?


「いたいた、おーいルーク達」


「ん?やあディラン君、まさか君が来ているとはね」


「何だよその言い方は…まあ実際忘れてたけどね」


「はははっ、ディランらしいね」


「お前らはどうだったよ?」


「僕達はまあまあのところにいるよ、まあでもフェルトさんはそれなりに上位のところにいるようだがね」


「そ、そんな程でもないよ…レヴィちゃんやディラン君には適わないよ」


へー…おいおい、つっても君60位内には入ってるじゃないのよ

そこそこやりおるなこの娘


「因みに僕は120位で、ウェイブ君は109位にいるよ」


「何だよ、お前らはお前らで頭いいじゃねえかよ」


「ソフィアさんが開いてくれた勉強会のお陰だからなんとも言えないよ、俺は参加してたけど…そう言えばディラン君が来ないってソフィアさんが心配してたよ」


「何だかんだと面倒見がいいよねぇソフィアさん」


まあ試験の結果は残念だったけど、しっかし今思い返すとあの計算問題エッグかったなぁ

あんなもん普通学生にやらすか?


まあいいか、もう終わった事だし…取り敢えず来年の中間試験を楽しみに待ってよっと


「おや?ディラン君、まさか君が来てたとはね」


「おやおや、これはこれは副会長様じゃあありませんか…と言うより何故みんなして来てるのが意外みたいな言い方するんですかね」


「まあ普段の行いじゃないかな?」


デスヨネー、まあ薄々気付いてましたよ

にしても…この人から俺に話しかけてくるとは珍しい事もあったもんだ


「それにしても…まさか君がソフィアを抜かしてトップに躍り出るとは予想もしなかったよ」


「それはどうも」


「僕は頑張っても10位以内に入るので精一杯でね、君が羨ましいよ」


「と言ってもまぁ、これと言った勉強という勉強はしてないんですがね」


「………へぇ、それでソフィアを抜かすあたり…流石だね、抜かれて行った者達の顔を見て来たが……あの表情は感動すら覚えるね」


「…ほぅ、その話はまた…二人の時にじっくり聞かせてもらいましょうか」


「ああ、勿論構わないよ」


互いに黒い笑を交わし合う、やはりこの人とも中々に気が合うな


「ああ、忘れていたけど…君には伝言役になって貰いたいんだ」


「伝言?まあ別に全然構いませんが、ソフィアさんとかじゃなくていいんですか?」


「ソフィアは……多分今話しかけても聞こえてないと思うし、カルロスは先に帰っちゃったみたいだから」


「あー、成程…それで俺しかいなかったと」


「要はそういう事だね…それで内容なんだけどね、来月から学園祭が始まるから準備の方よろしくってね」


「了解……え?学園祭?」

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