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無欠外道の学園ライフ  作者: AZAZEL
生徒会編
13/24

13話

何か暴走編がスッゲェ短かったです、自分でもビックリしました

ルーズェ…ドンマイ

「さあ、洗いざらい吐いてもらいますわ!!」


アレ?何このデジャヴ……現在俺は生徒会室なる場所へ連行されました

しかもガッチガチの金髪縦ロールのお嬢様に


…と言うか生徒会室ってスゲェ豪勢な造りしてるな、ソファが鬼柔らかい

まあ今はそんなことに気を取られてる時間じゃないな、ヘレンさんを……ああさん付けし始めたのはソフィアさんと同い年と判明したからね


それはそれとして、ヘレンさんの罰ゲーム執行中だったのに







さっきから気になってんだけどもう一つ奥にある別のソファに布団をしいて寝るという強者を見つけてしまった

てか何あのデザインのアイマスク、どこに売ってんの?


いや別にいらないし欲しくないけど








「と言うより貴女誰ですか?」


「な!?(わたくし)を知らないと!?……ならばいいでしょう、教えて差し上げますわ!私の名はシスフェル…貴方とは違いこの名誉・栄誉ある生徒会役員の一員ですわ!」


へぇ、生徒会の一員か…会長かな?金髪縦ロールのお嬢様って言ったらそれぐらいしか思いつかない

その他の役員たちも居たのでグルッと一瞥する


するとニコニコ……と言うよりは若干黒さを混じえた笑顔で笑っている濃い青髪のイケメンが


「どうせなら俺達のことも自己紹介しようか」


と、持ち出した


「俺はナークラス、一応この生徒会の副会長を務めてる」


ほう…成程な、コイツからは少し同じ匂いがするな

勿論オーヴェンさんとかのな

次の男は黒髪で大人しそう、顔つきは整っている


「クロス、庶務を担当」


「ウィット、クロスの双子の姉です…書記を担当しています」


クロスの自己紹介と間髪入れずに喋り出した女生徒、白髪を腰辺りまでストレートに伸ばしている美人

確かに言われてみれば似てるな、二人共冷静沈着で顔の表情を変えないし雰囲気も似ている


「自分はアルノートで広報担当してるッス」


多分〜ッスが口癖なんだろうな、黄緑の髪をした爽やか青年

何となく直感だがコイツと多分息が合う


「……あれ?会計って無いのか?」


「何を言っていますの?…ああ、言っておりませんでしたね…私が会計ですわ」


「…………え?マジで言ってんの?」


「こんな事に嘘を付いて何か得する事でもありまして?」


「え、じゃあ会長って誰?」


「会長ならそこに居られる御方ですわ」


そこって寝てる人しか……おい、まさかソイツが会長とか言わないよな

名誉・栄誉ある生徒会役員って言ってなかったか?そんなの微塵にも感じられないんだが?


ていうか金髪縦ロール、お前どう考えてもキャラ的に生徒会長だろうよ…もっと頑張ってみろよおい

テンプレ・鉄板をぶっ壊してきやがったよコノヤロウ


「会長〜、そろそろ起きて下さいよ」


「んあっ?……もう会議始まるの?」


副会長、基ナークラスが声をかけると腑抜けた声を出した…起き上がりアイマスクを外しながらけ伸びをし始めた


「ふあぁ、まだ眠い…その人誰?」


「風紀委員のヘレンちゃんを虐めてた非道で外道の男ですわ!」


そんなに言わなくたっていいじゃないか、まあ認めるけど


「取り敢えず皆自己紹介済ませちゃったんで会長もお願いしますよ」


「え〜……面倒臭ぃ」


「ほらほら、会長なんだからしっかり」


「はぁ……ノアで〜す、生徒会長やってま〜す…これでいい?」


「会長!もっと生徒の模範になって下さいまし!」


「も〜いいじゃないか、それで何の用?」


ソフィアさん同様黒の髪を長く伸ばしている、唯違うのは無造作に伸ばしているところ

…ていうかやる気ねぇなこの人、気が合いそうだぜ


ああ、因みにソフィアさんはヘレンさんを慰めているためこの場には二人共不在


「いや、何の用はこっちが聞きたいんですがね」


「だってよ〜、シスフェルさっさと説明してよ」


「だから、この男はヘレンちゃんを虐めていたのですわ!」


「あー…やっぱりそれ俺が説明しますわ」


斯々然々…少々説明


「な、なな!?そんなの嘘ですわ!」


「いや嘘と言われても、事実だし」


「その事実を否定する、ヘレンはそれなりに実力がある」


「クロスの言う通り、私も俄に信じ難いです」


「自分もちょっと信じらんないッスね」


そんな頭ごなしに否定しなくてもよくね?流石に傷付く……訳では無いけど


「う〜ん、俺もちょっとなぁ…」


「私はどうでもいいんだけど…寝てていいかな?」


「会長!しっかりして下さいまし!」


「まぁ確かに、生徒会としてのメンツは潰れちゃうもんね〜」


「そうですわ!」


「でも面倒臭い」


「か〜い〜ちょ〜う〜?」


面白いなコイツら、見てて飽きない

本当ならこのまま見ていたいけどそれだと話が進まなさそう


「詰まり、早い話契約決闘を申し込むと?」


「まぁ、そうなるかな…私はやりたくないけど」


「ははは…まあ俺は受けますけどね」


という訳で一時間後に外の実技場でやることになった

そして何故か久しぶりのツツジ先生が審判


「何故先生?」


「公平な判断とお前の監視だ」


完全に前のやつ建前っスよね分かります


「それじゃあ最初は誰が?」


「面倒なことは最初に終わらせ…」


「会長!ここは私がでますわ!」


おや、会計ちゃんが出て参りましたよ

あの人何科なのかな?多分騎士だと思うけど


「私がお相手して差し上げますわ」


「へぇ、レイピアですか…面白そう」


脳筋ばかりの騎士科でテクニックのレイピアとは中々の実力者だな


「行きますわよ!」


素早い突き、しかもどれも之も急所を的確に狙ってくる

全てを躱す躱す


「おぉ、怖い怖い」


「ちょこまかと…小賢しいですわ!」


「じゃあ反撃しますか『重力変換・加速(グラヴィティアクセル)』」


「な!?」


高速でバック、そして直角的な動きで背後へと回り込む


「『闘気技・髄抜き』」


「かはっ!」


背骨へ中指と人差し指の二本を当て、捩じ込む様に捻りながら前へ出す

するとどうなるか、シスフェルは身体を動かせなくなる


「そこまで、勝者ディラン」


「脊髄をちょっと麻痺させただけなんでそのうち治りますよ」


「な…こ、こんなの…認め……ま…せんわ」


「体を起こせたらの話だがな、次は誰だ?」


「では俺がやろう」


庶務君、基クロスが前へ出る…そうだ、面白いこと思いついた


「どうせだったら双子でかかってこいよ、その方が楽しめそうだ」


「…舐めているのか?」


「まさか…唯、その方が面白いからだ」


「舐められるのも癪なので私もクロスと出ましょう」


この方が早く終わるし楽しめる、一石二鳥じゃないか全く


「姉さん」


「分かってる」


「「『獄炎突風(エアロフレイム)』」」


成程、二人で合成魔法をするときたか

姉弟ならではの戦法というところなかな…いいねぇ


「『重力変換・超加重力(グラヴィティプレス)』」


風で勢いが増した炎の巨大球を重力で押しつぶす

と、火炎球で姿が見えなかった二人は左右に分かれ俺を挟む形で魔法を放つ


「『氷結弾(アイスバレット)』」


「『電撃弾(サンダーバレット)』」


「へぇ、水と電気で威力マシマシってか」


考えてきおる…まあ思い通りにさせるつもりは毛頭無いけど


「『闘気技・双竜牙』」


左の氷塊を撃ち砕き、素早く反対の電撃弾を吹き飛ばす

驚きを隠せていない二人、さぁ…俺の番だ


「『闘気技・岩盤返し』」


地返しの超強化版、クロスのいる方の地面に手を突っ込み地面の根元からひっくり返す

クロスの立っている地面も浮き上がる


「そのまま吹っ飛びな『闘気技・空砲』」


「がっ!?」


浮き上がったクロスへ掌底の風圧を鳩尾へと飛ばす、当たるとそのまま吹き飛んでいく

後ろから迫っていたウィットは足を払い手を後ろで押さえつける


「ハイ終了…これで参ったて言わないと肩関節外すかもしれないから」


「…っ!……参りました」


「そこまで、勝者ディラン」


ふぃ…中々楽しめた試合だった、まさか二人で合成魔法を作り出すとは

末恐ろしや


「俺死にたく無いッスよ」


「安心しろ、殺しはしない」


「不安しか無いんスけど…行きますよ『風の槍(エアスパイク』」


風邪を槍の形にして飛ばしてくる、蹴りで吹き飛ばす

続いて風の弾丸を何発も飛ばしてくる


風の連弾(エアマシンガン)


飛ばされてくる弾丸を全て、拳で無へと返す

数十秒間続いた風弾の嵐…まぁ全て吹き飛ばしてたし何の問題もないかな


「ま、マジッスか…本当に人間ッスか?」


「失敬な、列記とした人間だ」


瞬時目の前へ移動する、そこから


「『闘気技・双重拳』」


鳩尾を殴る、そのままの勢いで手を捻り回転させるかの如く捩じ込みながら吹き飛ばす


「ぐぇっ!」


「飛んでけ」


実技場の壁に減り込んだ、おー…よく飛んだな


「さて、次は副会長さんかな?」


「ははっ、順番的にそうなるかな」


「アンタは騎士科か…珍しいなその剣」


ナークラスが手にしていたのは、騎士科の脳筋共がいつも使っているブロードソード型の様に太いものではなく刀身が細かった


「珍しいだろ?この方が斬撃が速いんだ…じゃあ行くよ」


「うおっ」


一閃、俺の頬を掠めていく…予想以上に速そうだなこりゃ

楽しませてくれよ


ノーモーションからの超高速の連続斬撃、中々に面白い…流石は副会長とでも言ったところかな


「ほらほら、避けてるだけじゃ俺には勝てないよ」


「はは、凄い速いですね…」


「それはどうも、次行くよ」


更にスピードが上がる、避けるのも大変になってきたし手も使うか

闘気を纏わせている為斬れる心配は無い…と、次の瞬間


「おうっ?」


「甘いね」


嫌らしい黒い笑を浮かべる、この野郎やりやがったな

斬撃に気を取られていたら足元すくわれたぜ…高速斬撃最中に足払いをしやがった


バランスを崩し地面に手をつく、ナークラスは容赦無く上から追撃をする

まあ落ち着いて対処すればどうってことない


「足元がお留守だったよ?もっと気を付けた方がいいね」


「ご忠告どうも…」


コイツ……いいだろう、力の差というのを見せてやるよ

その嫌らしい笑、絶望に染めてやろう


そこからの行動は早い、重力変換・加速(グラヴィティアクセル)で背後に回り両足の膝裏に蹴りを一発づつ


神経を麻痺させ両足はしばらく使い物にはならない


「なっ!?は、速すぎる!」


「俺から一本取ろうなんざ一億年早いんだよ、本当の力というのを見せてやる…少しだけな」


下半身が使えない為、上半身を起こした状態になっている…そんなナークラスの寝そべっている大地を岩盤ごと持ち上げる


「はっ!?ど、どうなっている!?」


「そおぉらっ!」


そして頭上高く放り投げる…勿論、重力がかかるから下へと落下してくる


「目に刻め、これがお前と俺の力差だ『闘気技・六鬼門』」


垂直に拳を叩き込む、大地を通してモロに衝撃を受けたナークラスは天高く吹き飛ばされた

その後はドサッ!といい音を立てて地面へと帰ってきた


「…ディラン生徒、少しは自重というのを覚えたらどうだ?」


「はははっ、それはちょっと無理な話かもしれないですね」


「……それもそうか、お前に言った儂が馬鹿だった」


はぁと溜息をつきながらヤレヤレと言った表情になるツツジ先生

なんだよ、いいじゃん別に…まあ確かにちょっと今のはやり過ぎたかもしれないけどさ


「ふぅ…さてと、後はアンタだけだな」


「はぁ〜、面倒臭い…とも言ってられそうに無いよねこの雰囲気」


「まあ折角ですし存分に楽しむとしましょうよ」


「ポジティブ思考は羨ましいね、じゃあやりますか」


パチンと指を鳴らすとノアの後ろの空間が歪み始めた

目を凝らしてみていると突然、本物の(・・・)弾丸が飛んできた


急すぎてちょっとビビったが拳で弾く


「何ですかそれ」


「私の魔法だよ、そして唯一の武器でもあるね」


面白いけど面倒臭そうな相手になるなこれ

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