第十一章〜視聴
宜しく御読みになって頂けましたら幸いです!宜しく御願い申し上げます!
俺は、自分のスマホを手に取り、ブックマークから○禁生放送のサイトの名をタップした。彼女のスマホのバッテリー消費を少しでも抑えなくてはならない。動きは速くしなくては。彼女に余計な時間を使わせてはならない。
彼女のチャンネルは既に登録してあるので、オススメ配信一覧の中に彼女の放送枠は一番上位に出ているので、検索窓に彼女のハンネを入力する必要もなかった。
やはり暗闇ミュート放送を熱心に観に来ているリスナーは俺以外にはいないようであった。
最近はこのサイトもすっかり廃れ気味でもある。
『またまた始まりました。もんぶらんの放送で御座います』
たとえ危機的状況にあっても彼女の礼儀正しさは変わらず、しっかり挨拶文を打っている。
俺はそれに応えるように、
『これから行こうと思う。』
と打った。
『ただし、完全にそちらの場所を特定できた訳ではない。ある程度、絞り込めただけだ。だからそちらの付近に行ったところで、すぐに君を見つけ出せるわけではない。ひとつひとつ、候補を当たり、可能性をひろげていくという作業になるわけなんだ。だから、もうしばらく待っていて欲しい。いいか。危険は迫ってないか?男の動きは?』
簡潔な文章を心がけたつもりであった。
が、その時、であった。
御読みになって頂きました、誠に有り難う御座いました!




