第34話 練習
で、私は魔法の威力を上げるべく、白い服でひたすらライトニングを撃ちまくっている。ついでにタライも召喚した。
タライを上から落とす力はそこまで出ない。なんか攻撃力不足を感じる。おそらく普段が異常なんだろう。装備を外して、地面に足がつくと違和感がする。
5センチでも世界は変わる。今はクロスと肩の位置がほぼ同じで悲しい。まぁ、5センチ浮いてた弊害だけど。
で、装備つけてたら地割れ起きそうなのに、攻撃力が上がってないため、地割れができない。
前ならタライで地割れも作れたかもしれない。で、魔法を撃ちまくっているうちに、『魔法攻撃力アップ』がついた。これは、魔法攻撃力が500倍になるようだ。そういえば、ミルトニアから聞いた、彼女の杖もそんな効果だったような。
で、更に魔法攻撃力を上げるために撃ち続け、『魔法攻撃力アップ上』になり、最終的に1日で『魔法攻撃力アップ極』がついた。
魔法攻撃力(略して魔攻)は今、一万倍になっている。物理の方が2桁ほど強かったけど、今の服装だと魔攻が強い。
そのうち、下着で戦っても魔王に勝てるかもしれない。そんなリスキーなことしないけど。また、歩くだけで地割れとかいう酷いことが起きそうだ。魔法なら大丈夫だよね。
で、スキルを手に入れたら使ってみたいわけで、ライトニングセイバーで近くの木を切ってみた。もちろん直すよ。やってみるだけだから。
結果、知ってたけどそうなるよね。うん。知ってたけど。ほんとうに焼け焦げて再現不可能かもとか思った。直したけど。地面に回復魔法かけて治るんだし、そりゃあねぇ。
なお、見ていた師範にしこたま怒られた。ごめんなさい。本当に強すぎてごめんなさい。これは傲慢だな。うん。謙虚に。謙虚ってどうやるんだろう。
これ、事実として強いからまだまだ修行できるとしてもどうしたら。たまたま加減がわからなかった事にすれば謙虚になれるね。よし、その作戦で行こう。
あれ?私誰に向かって思ってるんだろう。まぁ、ちっちゃい事は気にしなくて良いや。




