11.ハッピーエンド?
「うんうん。よかったよかった」
拍手をしながら一人の男がリオに使づいてくる。
「レオ!」
「リオ、よかったな」
「ありがとう、レオ」
「リオ、この方は?」
「騎士団長の番のレオだ」
「えっ何それ。俺とお前の仲なのにそんな説明寂しいんだけど」
「…………俺とお前の仲?」
「待て。誤解しないでくれ。小さい頃からの知り合いなだけだ」
「…………ふーん」
慌てるリオが可愛くて全然疑ってもいないのに拗ねたふりをしてみる。
「本当に誤解だ。レオも何か言ってくれ。リオに誤解されるのは困るんだ」
「リオ、俺とカイトさんどっちが大事なわけ?」
「それはカイトに決まっている!」
「えー、俺寂しいなぁ」
完全にレオという人物もリオをからかっているのがわかって、もう少し困った姿が見たかったのに思わず「あははっ」と笑ってしまった。
「リオ様。レオと距離が近すぎます。離れて下さい」
いつの間にそばにいたのか気配を全く感じなかった騎士団長がレオさんを後ろから抱きしめて自分の方にグイっと引き寄せている。
「このようにレオには騎士団長がいる。俺にはカイトだけだ。わかってくれただろうか?」
尻尾と獣耳をへにゃりとさせながら俺の様子をうかがうリオ。
「獣耳触らせてくれるなら信じてあげる」
「好きなだけ触るといい」
照れたそうにそう言えばリオが屈んで俺に頭を差し出し、俺はその獣耳を思う存分堪能して最後にチュッと獣耳にキスをしてマーキングをしたのだった。
終わり
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J.GARDEN56で発行したの新刊【異世界トリップしたら獣人騎士団長からの溺愛執着が止まりません!~一途な獣人の束縛執着囲い込み求愛~】で出てくるメインじゃない登場人物(リオ/獣人)の話です。
同人誌の最後にも番外編としてまるっとこのまま掲載してます(※行間などは同人誌用になおしてます) エブリスタにも掲載(※同人誌本編は今回の話(番外編)の関係者の話です)
同人誌完売のため、時間ができたら電子通販(booth)する予定なのでよろしくお願いします。




