表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/28

変化の授業……異形の姿

変化の授業は…一つは修学旅行の為にある。






もう一つは…戦闘の為にある。

~中学校・補助&治癒魔法専門学科・二年~


先生「さあ、授業を始めますよ!!」


ドカドカと入って来たのは、担任…では無く、変化科の先生である。


先生「今日は修学旅行用の変化を行います!」


そこで生徒3が手を上げた(名前決めてやれよ;)。


生徒3「先生、今年は何処へ行くんですか?」


先生「今年は…エスケープという星の…天使や悪魔が住んでいる地域です。」


それで結構、教室内がざわついている…。


エン(EDの状態だが、誰も名前を知らない)は煩そうに見ている。


先生「では、数分あげるので、どちらになるか選ぶように!」


~数分後(途中でエンが目覚めた…瞬間、先生が帰って来た)~


先生「ではまずは…OPさん、どうぞ!」


OP「へ~い(笑)」


OPが力を込めて消えた瞬間、そこには真っ黒な羽を持った青年がいた。


先生「悪魔ですか…上出来です。」


OP「ああ♪」


先生「では偽名を。」


OP「……………ノルザ。」


先生「では、変化を解いてから席に。」


OPは席に戻った。…エンは悩んでいる様だ。偽名は決まっているらしいが…


先生「次はエンディングさん。」


呼ばれてしまった。オドオドしながら壇上に立って、力をためる。


そしてなった姿は………どちらとも言えない姿だった。


先生「えーっとエンディングさん?なんですその姿は?」


エン「………ハーフ?」


OP「なんじゃそら!?」


物凄く呑気な会話が繰り広げられている;;


姿を説明すると…↓


・目は限りなく細い。

・翼は灰色で、右にしか無い。

・頭上にある筈の光輪は左腕についている。

・(再び言うが)細目の為、いつも笑っている様に見える。

・実際はそう見えるだけで、笑っていない時もあるが;


ざっとこんな感じ…。


先生が汗をふきつつ聞いた。


先生「偽名は何です?」


エン「リオネットです。」


先生「では…席に戻って下さいね;」




そして………数週間後………修学旅行の日が、やって来た。

異形の天使?


それとも異形の悪魔?


どちらにも属せぬ存在へと変化した。


堕天使と言うべきかもしれないその姿は…






大丈夫なのだろうか。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ