最初のホームルーム…そして出会い
時が進む。
動かなかった筈の写真…それが動いて。
少しずつ進む。
中学…それは最も宙ぶらりんな時。
そして…ある意味エンにとっては…………地獄に近い日々。
~中学校~
ここは“惑立王剣魔学園”……略して“MOMG”。
色んな生徒が入学してくるこの学校で…会議が開かれていた。
??「さて…今年は異端児が結構いますよ。」
??「例えばどの様な?」
??「まず…治癒魔法以外、一切使えぬ…エンディング。」
??「…それはある意味例外ですよ;“彼”自身は自己治癒能力が高いですよ;」
??「…多重人格者ですよ;」
??「それは初耳!」
??「…まぁ…“攻魔法一族”なのに何も使えない…」
??「黙ってろ;…で…他には?」
??「“レイディン・クラウン”から、ナレーター一族の二人が来ました。」
??「名は?」
??「確か…“ネイザン”と“コーク”と。」
??「フム…他にも居るのか?」
??「補助魔法が得意の“OP”という生徒。」
??「彼は…まぁ、問題は無いでしょう。」
誰かがそう言った瞬間、そこにいた教員全ては…鳥の姿へと変化し、それぞれの教室へと行った。
補助・治癒魔法専門の教室では…エンがぼんやりとしていた。
何をするでもなく、ただぼんやりと。
周りの数人がニヤニヤと見下ろし、口々に言う。
生徒1「お前、治癒以外使えないんだろ?」
生徒2「攻魔法一族の癖にな?」
エンは無反応だ。恐らく、既に言われ慣れているのだろう。
生徒3「…なあ、反応しろよ!」
拳を振りおろそうとしていた生徒3。
それを止めた手があった。
??「なぁ、こんな事してもいいのか?先生もうすぐ来るぜ?」
その言葉に、それぞれ顔を見合わせると、すごすごと引き下がって行った。
その生徒はエンを見て、言った。
??「何でお前、何もいわねぇんだ?腹立つだろ?」
エン「………慣れた。」
??「慣れたってお前な;;;…あ、自己紹介が遅れたな;俺はOP!宜しくな♪」
エンはOPと握手をした(というかさせられた?)。
そして、小さく名乗った。
エン「私はエンディング。」
OP「エンディングねぇ…エンって呼んで良いか?」
エン「え、ああ、良いけど;」
その瞬間に先生が来た。
これがOPとの最初の出会いだった。
次は少しの授業。
違う姿………だろうな。




