Episode 0
処女作でございます…どうぞ良しなに。
----始まり----
Episode 0
この物語は終わりを見て始まる
物語り。
20XX年の夏。
ここは三階建ての大きな一軒家の書庫。
そこで、1人の青年は一冊の本を手にしていた。
表紙は白く、背広が赤いとても…とても厚く不思議な本
その本の始めのページに書かれていた "一文" に
目を向けていた。
その一文とは…
"この物語は終わりを見て、そして…始まる。"
青年は首を傾げながらも文字通りに捉えて
最後のページまで飛ばした。
「なんも書いてねぇんだよなァ」
寝起きなのか声が枯れかけていながら呟いた
その呟きの後、パラパラっと流しながら捲っていくが…
捲っても捲っても、いくら捲ろうと
なにも書かれてはいなかった。
「なんだこれ、気味が悪いな」
そうして、溜息を付き目を瞑った後、興味を失ったかのように、パタン…と本を閉じた。
「兎ちゃ〜ん!!朝ごはんだよ〜!」
下の階から明るい女性の声が聞こえてくる。
「いまいく」
どうやら
この少年の名前なのか、ニックネームなのかは
わからないが、ユニークな呼ばれ方をして
小さく返事を返す。
青年は階段から降りてくくると
窓辺から見えてくる日差しに目を瞑る。
「おはよう」
部屋が明るくなったためか青年の身体的特徴が
露わになった。
1つ1つがとても細いシルクのような白いの髪に
まるで宝石のような人間離れをしている紅い瞳
背は175cmくらいだろうか、背筋伸びていて
手足もスラっとしていて華奢である。
そう…この青年。
いや、この男こそが兎ちゃんである
「兎ちゃんって呼ぶなって言ってるだろ。皐月さん」
この男の名は…
赫月 白兎
ただの高校生だ………
白兎は皐月という女性に挨拶をしたのち
小言挟み自分の朝食が並べられている席へ
椅子を引き座る。
「でも〜、見たまんまの真っ白な雪兎じゃない!
私のネーミングセンスが気に入らないの?」
と、拗ねながらそっぽ向いた皐月に
溜息付きながらやれやれと両手を上げ、
あのお馴染みのポーズを取る白兎。
「見たまんまのネーミングにセンスなんてねぇよ。
それよりも、朝ご飯いつもありがとう」
「そうね!!冷めないうちに頂きましょう!!」
2人で手を合わせて
「「いただきます。」」
これが、この家族の…いや…この2人にとっての
当たり前な日常だ。
あの日が来るまでは…。
皆さま、初めまして。
兎の使い(うさぎ の つかい)と申します
今回、一つの物語を書いてみました。
文才などは乏しいので、
お目を汚してしまう事を
重々承知の上で書かせていただきましたので
気まぐれ程度の流し読みで構いません。
完結まで頑張っていきたいと思いますので
何卒、よろしくお願い致します。
次回のキーワードは【太陽】




