お泊り2
「申し訳ございませんでしたーーーーーーー」
土下座…謝罪の気持ちを表すため地面や床にひざまずいて深く頭を下げること
そして今俺は、その行為をみかんに対して行っている
〜10分前〜
ピピピピ
「う〜んよく寝た〜」
みかんが俺の家に泊まりに来るなんてことはもう慣れたから
いつも通りにぐっすり眠ることができた
一つ屋根の下で寝てるとは言え一階と二階だから
親がいなくても若い衝動にかられることもなかった
というか昨日、告白の返事OKしていたら眠れなかったのでは………………
って 何考えてんだ俺ーーーーーー
ガンッ ガンッ ガンッ
頭をベットの端にぶつけた 痛い…………
「はぁ顔でも洗ってくるか…………」
そういえばみかん起きてるかな?
いやっまだ5時半だしさすがに起きてないか
ガチャッ
『えっ』
俺が洗面台の扉を開けると、そこにはほぼ真っ裸のみかんがいた
「バッバッバカ龍太ーーーーーーー」
「ゴメンーーーーーー」
そしてリビングにて
「申し訳ございませんでしたーー」
「この変態」
「マジですみません」
「でっでもな、いい感じに大事なところは隠れていたから大丈夫だぞ」
そういった瞬間
パーン
「すみませんーー」
平手打ちが飛んできた
「ぐぬぬぬぬぬ…………はぁ」
「許してあげるから今度の日曜日に、映画に連れて行きなさい
それで特別にチャラにしてあげるわ」
「わかった、日曜日必ず」
「やっ約束よ‼︎」
「ああ」
ん?これってデートなんじゃ?
「言っとくけどデ、デートなんかじゃないんだからね‼︎」
わーすっごいわかりやすいなー
「ってもう6時半じゃない、龍太私、朝ごはんは7時って決めてあるのよ」
「遅らせるわけには?」
「ダメっ」
そして、なんとか間にあわせて朝食を食べながら
「みかん〜今日、夕方から雨が降るそうだから傘持って行けよ〜」
ん?なんか一瞬みかんが、すごくニヤッとしたような気がしたんだが、気のせいか?
『ごちそうさまー』
あ、ちなみに朝ごはんは俺が作りました
みかんが作ると、ほ、っほら、ね…………
みかんも、わかってるらしく皿運びとかをしていた
そんなことをしてる間に、7時20分になっており
「龍太、遅い もー先に行くからね」
あ、いっちゃった
まあ、あいつはいつも、こんくらいに出ているんだろう
俺はいつもかなり遅めだからなー
いつもの時間までゆっくりするか
「やっぱり、この朝の登校前の時間は、なんかいいよね〜」
「りゅっ龍太、遅い いつまで待たせる気」
え?いたの?
「いや、先に行くって行ったから」
「普通そこは、急いで追いかけてくるでしょうが‼︎」
「え〜でも俺、登校前のこの「うるさいっ さっさと準備してっ」
う〜 至福のひとときが〜
まあ、みかんと一緒に登校できるから、いいとしよう
『行ってきまーす』
いつぶりだろうなこいつと一緒に登校するのは…………
こいつは、いつも部活があるからな
時間があわなくなって小学校以来になっちゃうかも
ん?
「そういえばお前、部活は?」
「一週間くらい、休むわ」
「なんで?」
「いっいいじゃない」
ふ〜んまあたまには休憩も必要だしな
などと、雑談をしてるうちに、学校についた
俺は、三つのことを忘れていた
一つは、昨日この学校の、アイドル的存在の子が、告白して振られたこと
二つ目は、その子には、親衛隊がいること
三つ目は、俺の親友から昨日着信があったこと
そんな、間抜けな俺は、学校に着くと起こることを考えていなかった
「じゃあな、みかん」
「うん、バイバイ」
みかんは、二組で、俺は一組だ
そして俺は、クラスへ行こうとした時、5人ほどの男に囲まれていた
「おはよう、大善龍太」
あっ、この人、親衛隊のリーダーの人だ うん………………終わった
10分後………ボロボロになった俺が体育館の裏にいた
女子の嫉妬も、怖いが、男子の嫉妬も、結構怖い
しかもあいつらガチ泣きしながら俺を、ボコボコにしてきたからな
まあ、気持ちもわからんではないが……
教室へ行くと弘光が待っていた
「ドンマイ、俺の連絡に、気づけばよかったのに」
「いや〜それにしても派手にやられたな」
「全く、体がボロボロだよ」
「おっと、先生が来た」
「おはよう、お前達 今日は転校生がいるぞ」
攻略状況報告
1ラッキースケベをされた(いづれしようとしていたハニートラップの練習)
2デートの約束をした
3一緒に、登校した
3話目まで読んでいただきありがとうございました
ところで他の方々の、更新ペースすごく早くないですか?
僕の予定では一週間1話投稿できればいい方かな〜と思っていたのですがつい焦ってしまいました
今回少し短いのはそのせいです
あと、ある程度キャラが出てきたら新作小説を出すのでそちらもよろしくお願いします
ではまた次回
あと投稿時間は遅いですが作者は、二で始まってトで終わるような人ではありません
そしてよろしければブックマーク、評価お願いします
感想くれた方、誠にありがとうございました