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「あれ?あんた神城先輩だろ?」
「そうだけどそれが何?」
「ここまで見られちゃ神城先輩も巻き添えにするしかないじゃないですか」
「ほんと嫌になるわよねぇ、この光景懐かしいけど君みたいなのと一緒なんて」
寺岡君は神城さんを壁に押し付けた。そして神城さんの胸に手を当て無理矢理キスをした、そして乱暴に私の隣に神城さんを押し倒した。
「痛いじゃない。仮にも私よ?もうちょっと丁重に扱ったらどうなの?」
「神城先輩、すいません。まさか先輩まで来るとは思っても見なかったので興奮しちゃいました」
「あら?これって…」
すると神城さんは私のパンツを見つけた。
「あ〜、そういう事。椿ちゃんが生理だからってヤケになってたのね。でも安心して?私は生理終わったばかりだから」
寺岡君の視線が神城さんに釘付けになる。なんでそんな事言っちゃうの?
「ね?だからするなら私からにしない?」
その言葉を言った瞬間寺岡君は神城さんのブレザーを脱がせ乱暴にシャツをボタンごと引きちぎった、ブラが露わになり神城さんの胸に寺岡君が吸い付いた…
気持ち悪い……寺岡君を心の底から嫌悪した。神城さんは何を考えているのかニヤケている。
ドンドン!とドアを叩く音が聞こえる。
「おい!何やってるんだ!?」
誰か先生が来たようだ。
寺岡君はギョッとしそして神城さんは悲鳴をあげた。
ガチャッとドアが開いた。
神城さんはガタガタと震え
「こ、この人が私と椿ちゃんを…」
と青ざめた表情で寺岡君を指差した。
「お前ちょっと来い!お前らも付いて来い!」
そして私たち3人は指導室に連れていかれた。連れていかれる最中神城さんと目が合うとニコッと屈託のない笑みをされた。なんて手際がいいんだろう……
てかいつ先生を呼んだんだろう?
そして先生に神城さんが一部始終話し寺岡君は自宅謹慎、または退学になるんじゃないかという話が出た。
指導室を出た私と神城さんは……
「大事にしちゃってごめんね?もっとスマートな手もあったけどどうなるかわからないじゃない?」
「あの、助けてもらってありがとうございます…神城さんにも迷惑かかりましたよね?」
「いいのよ、気にしないで」
「椿!」
春人も騒ぎを聞いて駆けつけてきてくれた。でも茜ちゃんの姿はなかった。
「春人!」
私は春人に抱きついた。
「大丈夫だったか!?何された?」
「私は大丈夫…神城さんが助けてくれたの」
「春人君は話はついたのかな?」
「……はい…俺の方は終わりました」
「そう、よかったわね、2人とも丸く収まって」
「春人?茜ちゃんと何かあったんじゃないの?」
「大丈夫、もう済んだからこれからはないよ。椿はもう何も心配しなくていい」
当然お姉ちゃんやお父さん、お母さんの耳にも入りとても心配された。
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あはははッ、こうなるなんてわかってた…わかってたのにバカみたい。
春人を呼び出し私が迫っても春人は私を拒んだ。女の私があそこまで迫ったのにプライドずたずたよ……
「こんなことしてもなんの意味ないよ、お前バカなことしてるよ…」
「じゃあなんで私と付き合ったの?」
「あの時はただ流されて付き合ってた。だからずっと気持ちなんてなかったしそれでお前をとても傷付けてたんだって…」
「なら椿ちゃんとは違うの?」
「ああ、椿は違う。とても大切な存在なんだ。椿は俺にとって欠かせない女なんだ、外見とかそんなんじゃない。あいつ自身を好きになったんだ」
結局私は最初から最後まで眼中などなかったんだ




