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椿と奏4


「椿ちゃんいたって…岬ちゃんから連絡あった」


私は優とパパとママにそう言った。


「奏!椿ちゃんにちゃんと謝るのよ」


「そうだぞ、椿ちゃんとしっかり仲直りしなかったら帰ってくるな」


「はい……」


「奏、俺もついていくからな」


「ありがとう、優」



椿ちゃんにとても酷い事を言った私は優に連れられて岬ちゃんの家に向かっている。


あの時……優に壊れたネックレスを持って行ってごめんなさいを言うつもりだった。優に誕生日のプレゼントで貰ったネックレスを壊してしまった。


そして優にしがみついている椿ちゃんを見て私は椿ちゃんが許せなくなった。

私の大切なものを壊しといて優まで…という感情が私を支配した。


本当は優に謝って椿ちゃんにももう気にしないでって言うつもりだった。なのに、なのに……


私の頭の中はそれでいっぱいになって椿ちゃんの事を考えてる余裕もなかった。事もあろうにぶとうとした。


優に止められてそれでも頭に血が上っていた私はもう椿ちゃんの顔なんて見たくないなんてとても傷付けることを言ってしまった、お姉ちゃんなのに…


何がお姉ちゃんだと思っていっぱい甘えてだ。ワガママ言ってもいいんだよだ……


冷静になって私は後悔しかなかった、優からもお説教された。パパとママも。でも当たり前だった。


「壊れたとこは俺が直すから…だから奏も意地張ってないでちゃんと謝るんだぞ?」


「うん、わかってる。私椿ちゃんと仲直りしたい、そしてまた戻ってき欲しい…」


「でもあんな事言っちゃった…また元通りになるかな?」


「椿ちゃんは許してくれるよ、だって奏は椿ちゃんのお姉ちゃんだろ?」


「うん、うん、ありがとう優」


コンビニを過ぎ岬ちゃんの家までもうすぐ着く。


私はとても罪悪感でいっぱいで足元がグラつきそうなのを優が支えてくれている。


椿ちゃんにもこんな思いさせたのかな?椿ちゃんはたった1人だったのに……


そうしていると岬ちゃんの家の前までもう着いてしまった…

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