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第1話 Unlimited

ある日、某対戦型SNSを見ている時、とあるものに惹かれた

新作VRMMORPG『Unlimited』

元々かなりゲーム好きだったのだが、VRはあまりやったことがなかった

VRに多少の苦手意識があったのだろう

ただ、それでも「やりたい」と思えたし、興味も湧いた

「自由度が高い」という情報に惹きつけられたのか、「ほぼ無限の職業と武器」という情報にゲーム好きの本能が刺激されたのかはわからない

一つだけ言えるのは、それなりにある苦手意識をも越えてやりたくなるような魅力があったということ

気づいた時にはプレイする準備が全て終わっていた


「我ながら、この行動力はすごいな...」


そう自画自賛しながら、VRゴーグルを被る

確か、ゲームを始めるには...


「ゲームスタート」


そう口にした刹那、キャラクリの画面が表示される

が、様子がおかしかった

なんと、身長150cmほどで目が赤い白髪ロングの少女のアバターで固定されていたのだ

押せるボタンはたったひとつ

『完了』のみ


「...」


呆れて言葉も出なかった

ゲームに呆れたのではない

この美少女なアバターしか使えない状況で、満更でもない自分に呆れていた


気づけば『完了』ボタンを押していた

そして、「ユーザーネームを入力してください」という画面が表示される

迷いなく「白」と入力し、『決定』ボタンを押す


そして次に出てきた画面は職業・武器選択だった


「そうか、RPGだもんな

 職業とかもあるか」


そう独り言を口にしながら、職業を眺めていると、とある職業を見つけた


「錬金術師...」


アイテムからアイテムを作り出せる職だ

お世辞にも戦闘が強いとは言えないが、戦闘の準備や冒険が楽になるのは間違いないだろう

あと上手く使えたらカッコよさそう

そしてそのまま錬金術師を選択し、武器選択に移る

ひと目見て即決した

太刀だ

刀は男のロマン!!!

一応武器種説明を見てみると、「パリィ・カウンターなどの技術が必要な技が多い、玄人向けの武器」と書いてある


「...モン◯ンとかでいっぱい使ったし大丈夫だろ!」


そのまま各種設定を進め、本編が開始する


「いよいよ...だな」


眩い光に世界が包まれる

そして次に目を開けると...

目の前に広がる木々の生い茂る、少し暗い雰囲気の森


「ふざけんじゃねぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!」


美少女の声帯で叫んでしまった

だけどこれは仕方ないと思う!

なんで森、しかもこんな暗い雰囲気の場所スタートなの!?

普通街とかでしょ!?!?

そう考えている間に、叫び声に釣られてモンスターがやってくる


「猪...か」


猪のようなモンスターだ

だが、それ以外はわからない

多分鑑定とかのスキルがないと詳細情報は見れないんだろうな

そう考えながら、刀を鞘から引き抜く


猪が突進してくる

それを当たる寸前で回避し、そのまま反撃の横薙ぎを与える

俺のPS(プレイスキル)でそんな芸当は不可能だ

じゃあなぜできたか

太刀の武器技能の『特殊回避』だ

敵の攻撃とタイミングを合わせて発動に成功すると、受けるダメージを無効化し、反撃できる優秀なスキルだ

しかし、反撃の威力はそこまで高くはない

猪は俺の攻撃に怯むことなく、頭を突き上げて攻撃してくる

それを避け距離を取った俺は、納刀する

太刀の武器技能の『特殊納刀』である

発動すると『特殊納刀状態』になり、敵の攻撃に合わせて抜刀すればカウンターになる

他にも派生があるみたいだが、それは追々確認すればいいだろう

猪は距離を詰めるために、再度突進してくる


「タイミングを合わせて...抜刀!」


猪に一度の斬撃が入る

そして時間差で四度の斬撃が入る

計五度の斬撃、先程の『特殊回避』による反撃も合わせれば計六度になる斬撃をモロに喰らった猪は、その場に倒れ絶命し、ポリゴンとなって消えていく


<エーバーを討伐しました>

<25の経験値、30の誉石を獲得しました>

<レベルが2に上がりました>

<スキルポイント5、ステータスポイント10を獲得しました>


システムメッセージが頭の中に響く

もうレベル上がったのか

それにしても...


「疲れた〜...」


俺は疲労で限界だった

この状態で再度接敵すれば間違いなく負ける

限界寸前の指をなんとか動かし、俺はログアウトした

VRMMO系って書くの楽しいのでは...!?

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― 新着の感想 ―
ロリ…!?!? ロリロリローリロリロリだよ!!! さいっっっこうだぜ!!!!
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