表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
12/27

十二 第一階層の風

「門」に入って、第一階層での戦闘が始めたフォス、、

最難関ダンジョンの第一階層は簡単に踏破できるほどの簡単ではなかった、、

そうして、第一階層を踏破したフォスは、第二階層に向かう、、、

そして、フォスは第二階層について衝撃を受ける、、

モンスターたちが起こした台風はフォスの土壁を削る、、

それから、数分が経ち、風が収まる、、、


「収まった、、、?」


フォスが土壁を消し、上空を見上げる、、

すると、モンスターたちは今度は交差をするように飛んでいた、、


「次は何だよ、、だが、、風が起こるまではラグがある、、、なら!!火炎魔術「火炎纏いし巨鳥」、、」


フォスが唱えると、火が巨大な鳥となり、上空に飛んでいるモンスターたちに向かって飛んでいく、、

それを見た、モンスターたちの何匹かがその火鳥に向かって行く、、


「、、はぁ!?命が惜しくないのかの!?」


モンスターたちは命に優劣はない、ただ、あるのは中心となる女王か王を守るのみ、、

それ以外のモンスターたちに命はない、、それは、女王か王を守るための道具たる命、、、


「くそ、、道具だっていうのかよ、、もう一回は、、」


モンスターたちの動きを見てフォスは魔術の発動をあきらめた、、


「動きが速くなっている、、もう、防御か、、土流魔術「土は、、、」


フォスが唱えようとした瞬間、モンスターたちから交差する風の刃がフォスを襲う、、


「、、!?ど、、どういう、、!?」


フォスは身体を逸らした、、

そうして、フォスは考える、、


「どうしてだ、、!?さっきの台風はだいぶ溜めがあっただろう、、どうして、、いや、、そうか、、さっきの台風はモンスターたちが回って渦を巻いていた、、それは、風を一点にまとめるため、、だが、今回のは風の刃を飛ばすためのもの、、つまり、最初の時より溜める必要がないからか、、あぁ、、本当に厄介だ、、、」


フォスがそう考え、言葉を漏らしていると、上空にいるモンスターたちの交差が速さを増し、さらに、風の刃がフォスを襲う、、、


「、、火炎魔術「炎持ちて円を描く」、、」


フォスが唱えた瞬間、フォスの周囲に炎が円状に現れ、左回りに回す、、

すると、フォスに向かって行った風の刃は薄れていくようにそよ風となってフォスに当たる、、、


「、、ぐぇ!?ぐぅ~!!!」


「驚いてるな、、まぁ、炎を使った上昇気流によって風を弱めただけだ、、そうして、、火炎魔術「煉獄なる円柱」、、」


フォスは周囲に回る炎を、炎柱にしてモンスターたちを焼き尽くした、、


「ふぅ、、、これでとりあえずは大丈夫か、、しかし、これで第一階層、、これは、、厳しいな、、」


フォスは笑っていたが、その口角は引きつっていた、、

そうして、フォスは第二階層に向かっている階段に歩いていく、、

フォスは階段を降り終え、周囲を見るフォスは驚いていた、、


「はぁ、、?ここが、、第二階層、、第一階層は雨林がもとになっていたようだったが、、ここは、、平野、、か、、?」


フォスがそう言った瞬間、平野の土が抉れながらフォスに向かって何かが飛んでくる、、

お読みいただきありがとうございます。

誤字脱字、意見などありましたら、コメントなどしていただけると幸い。

高評価、ブックマークなどもよろしくお願いします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ