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ギャング、私兵、狩猟者、ヒーローズ


 ギャングから奇襲攻撃を受けて、賢一たちは後退しながら反撃に移っていた。



「コンビニの奴を狙うか?」


「あっちからも、来るぞ?」


 賢一は、CQタイプAを握りしめ、コンビニ屋上に陣取るラテン系のギャングを狙う。


 ジャンも、青いピックアップの後部に隠れて、右側に見えるケーキ屋を眺める。



「ギャング達だっ! 撃て、撃て」


「こっちの銃の方が、高性能だっ!」


 白人狩猟者は、ケーキ屋の窓を、村田式散弾銃から散弾を放ち、ブチ破る。


 黒人狩猟者も、BRAを腰だめで構えて、向かいのコンビニを撃ちまくる。



 こうして、両方の店とも窓ガラスが割られて、ガシャンガシャンと、破片が散らばる音が響く。


 さらに、左側から援軍として、狩猟者たちが車両に乗って現れた。



「こっちで、銃弾の音がしたぞっ!」


斥候スカウトが何か見つけたのか?」


「援護するっ! 獲物を仕留めるんだっ!」


「こっちには、マシンガンがあるのよっ!」


 バジャイを運転してきたアラブ系の狩猟者は、電柱に身を隠すと、M700を構える。


 トゥクトゥクから降りた、ラテン系の狩猟者は、車を盾にして、イサカM37を撃ちまくる。



 引き金に指をかけながら、何度もポンプを引いて、散弾が放たれまくった。



 ハンヴィーから降りたアラブ系の狩猟者は、車両後部から、AR15を単発射撃する。


 車体からは、アジア系の女性狩猟者が、車載されたM60を乱射して、絶え間ない機銃掃射を放つ。


 太平洋系の狩猟者は、M4カービンを撃ちながら走り、事故を起こした自動車に向かった。


 太平洋系の女性狩猟者は、ミニM14を抱えながら、ケーキ屋へと駆け出していく。



「ひゃああああっ!? もう逃げないとっ!」


「撃つ暇も無いぜっ!」


 コンビニ屋上で、M1ガーランドを乱射していたアラブ系のギャングは、立ち上がると同時に走る。


 そして、裏側の方に飛び降りて、撃ち殺される前に、姿を隠してしまった。



 アラブ系のギャングも、SKSを抱えながら、コンビニから飛び出てきた。


 そこに、鉄板を貼り付けた装甲ワゴンと装甲バンが現れると、中からギャング達が飛び出てくる。



「待てっ! 助けにきたぞっ!」


「野郎、撃ち殺してやれっ!!」


「やり返すのよっ!」


「やってやろうじゃないのっ!?」


 白人女性ギャングは、装甲ワゴンの車内から、ポリスモデルを乱射しまくる。


 黒人女性ギャングも、トンプソンを腰だめで撃ちながら、装甲バンの後ろに隠れる。



 M16を抱えながら、白人ギャングは、韓国レストランの中に入ってきた。


 アジア系のギャングは、CQタイプAを構えながら道路に伏せた。



「コノヤロー、死にやがれっ! 誰だ、てめえーー!」


「うるせぇっ! てめえこそ、誰だ、バカヤローー!!」


 M16を乱射しながら、韓国レストランに、白人ギャングが侵入してくる。


 そして、窓ガラスを勢いよく、バリンバリンと割れまくる音が木霊した。



 ダニエルは、奴と対峙すると互いに罵声を浴びせながら、すぐさまAK47の銃口を向けた。


 次に両者が放ったのは、双方ともライフル弾だったが、それが撃たれる度に発射音が鳴り響く。



「ぐああ、や、殺られた…………」


「助かったのか? しかし、ここも危ないから下がるとするか」


 僅差で腹を貫かれた白人ギャングは、M16を乱射しながら、床に滑るように転んだ。


 ダニエルは、念のために、もう何発か単発で、奴にAK弾を浴びせる。



「おいっ! 賢一、流石に元ギャングでも、これはキツすぎるっ! 下がろう? うわ」


「ああ、そうしたいのは山々だが、車に乗ろうとしたら、確実に両方から狙われるぞ」


「撃つのは、どっちでも良いけど? それより、三番目の敵が現れたわよ?」


「アレは…………私兵部隊だわ?」


 床に伏せたまま、匍匐前進するダニエルの頭上を、ライフル弾や散弾が飛び交う。


 賢一が隠れている入口でも、コンクリート壁が、大口径ライフル弾により、ガンガン角が削られる。



 エリーゼは、白いテクニカルが、二台も走ってきて、機銃掃射してくるのを目にする。


 敵を観察しながら、メイスーは新たに出現した敵に、目を見開きながら呟く。



「撃ちまくるぞっ! 機銃掃射だっ!」


「走れ、走れっ!」


 右側のピックアップからは、M2ブローニングを、白人私兵が握りしめる。


 そこから、ドドドドと大口径弾を機銃掃射して、韓国レストランを攻撃する。



 左側のピックアップからも、M1919を攻撃私兵が撃ちまくり、大量に弾丸をバラまく。


 三階建てのビルに、当たった弾は、コンクリート壁に穴を開けまくる。



「うわあっ!? こりゃ、退避するしかないっ! 逃げる準備をしろっ!」


「だから、早く逃げるぜって…………うひゃああーー!」


「頭を下げろっ! 弾が貫通するぞっ!」


「援護するわよっ! さっさと、下がって」


 三階建てのビルに、ひたすら賢一は隠れていたが、姿を見られたらしく、激しい銃撃に晒される。


 ダニエルは走って、韓国レストランから離れようとしたが、壁を貫く弾に身動きが取れない。



 ジャンは地面に伏せながら、九九式軽機関銃を二脚で、支えながら連射する。


 ピックアップの屋根に、両肘を載せたモイラは、M4カービンで素早く私兵部隊を撃つ。



「うあ?」


「うげっ!」


 白人私兵は、頭を撃ち抜かれてしまい、荷台へと倒れてしまった。


 黒人私兵も、引き金を引いたまま、機銃掃射を続けながら、銃本体に凭れかかるように死んだ。



「敵のマークスマンだっ! 車の陰に隠れろっ!」


「遮蔽物を使えっ!」


「援護するっ! はやく、銃座に行ってくれ」


「前進する、援護してくれ」


「了解」


「援護射撃、開始」


 右側のテクニカル後部に、白人私兵は隠れながら、頭上に掲げたAK74を乱射する。


 黒人私兵は、左側の狭い路地からM14を構えて、単発射撃を繰り返す。



 アジア系の私兵は、バンカーシールドを握りながら、ベレッタ98を撃ちつつ前進してくる。


 背後に立つ、ラテン系の私兵は、スカンジウムを発砲しながら歩く。



 アラブ系の私兵は、左側から三つに纏められたドラム缶を楯にして、ミニミを機銃掃射する。


 太平洋系の私兵は、金網に貼られた看板に隠れながら、MP5を連射してきた。



「不味いぜっ! このままじゃ、また機銃掃射が再開される」


「なら、撃ち返さないとねっ!」


「ぐあっ!」


「私たちも反撃しないと」


「ひええっ! 銃撃がっ! 敵が来ますよっ!」


 賢一は、CQタイプAを連射して、敵が荷台の車載機関銃を握らないように圧力を加える。


 M1ガーランドで狙いを定めて、モイラはドラム缶ごと、アラブ系の私兵を射殺した。



 エリーゼは、赤いピックアップの陰からAK74を二発三発と短く射撃して、アチコチの敵を狙う。


 もちろん、射撃は当たるワケではないが、相手に圧力を加えることはできる。



 四方向から、飛び交う銃弾や発射音にビビりまくり、メイスーは26年式拳銃を乱射する


 右手だけを後部から出して、めちゃくちゃに撃つので、これも当たるワケがない。



「ダニエル、下がるぞっ! このまま隠れていたら、埒が明かない」


「ひいいっ!? それは分かっているが、味方の銃弾に撃たれそうだぜっ!」


「二人とも、はやく戻ってきて下さいっ! はやく逃げま…………あ?」


 ついに、賢一は撤退を決意して、CQタイプAを腰だめで乱射しながら、青いピックアップに走る。


 匍匐しながら、ダニエルは韓国レストランから出てきて、路地裏に向かった。



 メイスーは、二人が後退したため、車を動かそうとして、運転席に走ろうとする。


 だが、そんな彼女の目に、遠くから猛スピードで突っ込んでくる車が見えた。


 ■ 武器&ビークル説明。



 ⭕️ トゥクトゥク。



 バジャイよりも大型で、七人乗りのタクシー型が、プロケトでは普及している。


 上に、幌があるだけで、乗っているのは主に観光客や地元民である



 ⭕️ 装甲ワゴン。


 ワゴン車に装甲板を付け足した簡易の装甲車であり、ギャングや警備員などが使っている。


 現金輸送車や倉庫の警備などで、使用されており、街中ではよく見かける。



 ⭕️ 装甲バン。



 業務用バンに装甲板を付け足した簡易の装甲車であり、ギャングや警備員などが使っている。


 現金輸送車や倉庫の警備などで、使用されており、街中ではよく見かける。



 ⭕️ BRA。



 名前は、バーと読み、ブローニング・オートマチック・ライフルの略である。


 アメリカ軍が、第一次世界大戦から第二次世界大戦にかけて、改良しながら使用した。



 本来は、軽機関銃のカテゴリーに入るが、アメリカ人は、自動小銃と呼んでいた。


 名前が、自動小銃だからであり、運用方も一人で運ぶ想定をしていたからだ。



 20発の箱型弾倉を使い、二脚を銃身に備えている。



 ⭕️ 村田式散弾銃。



 近隣諸国で、戦前の日本統治時代に、日本人が持ち込んだ物や、輸入した品が今でも使われている。



 また、戦後も中古品が流通したため、かなりの数が普及している。




 村田銃自体が、旧式の軍用銃や洋式銃などを改造したり、様々な職人が模倣して作った。



 中には、火縄銃を村田式にした物もあるため、見た目は千差万別である。




 と、ライフル型と同じく密造された長い散弾銃も、この名前で呼ばれる。



 ⭕️ イサカM37。



 1937年、アメリカのイサカ・ガン・カンパニーが開発した散弾銃である。


 イサカとは、ニューヨーク州にあるイサカ町から取られた名前だ。



 当時としては、最も軽い散弾銃であったため、フェザーライトとも呼ばれる。


 他の散弾銃とともに、引き金を引いたまま、ポンプを動かす事で、連射が可能だった。



 この暴発を利用する手法を、スラムファイアと呼ぶ。



 1990年からは、安全性や犯罪者による利用を阻止するために、この機能はなくなった。



 ⭕️ SKS



 ソ連で、M1カービンを意識して作られたが、M1ガーランドのように運用されたライフルである。



 AKシリーズに比べると、火力で劣っているが、命中率では、こちらが優れている。


 ナイフ式銃剣が使用できるため、アメリカでも護身用やサバイバル用に人気が出た。



 また、AK47より命中率が高く、砂漠が広がるアフリカや東南アジアの山岳地帯では活躍した。


 10発のストリッパー・クリップから落とすように、機関部に弾丸を投入する。



 また、弾薬を一発ずつ入れる事もできる。

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