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月桂樹の唄  作者: 松山 京平
転変編
57/73

57頁 恋する乙女達


「なんとなく似てるだろ? 舞川(まいかわ)にさ」

「え?」


 原田の言った舞川という名に対して、一瞬「誰?」というような反応をする北条。


「俺らが小学校のときによ、同じクラスだった……」

「え? あの舞川さん?」


 北条も舞川の事を思い出したのか、口を小さく開けたまま俺を見つめる。

 そして二人揃って俺の顔をマジマジと観察し続けた。



「え、えっと……?」


 二人にじっと見つめられて戸惑う俺。

 なんか視線がこそばゆい……。ていうかこっちみんな!


「な? 結構似てるだろ?」

「そうかなぁ? 髪型は舞川さんと同じ感じで、雰囲気も何となく似てる気はするけど……」

「だろ?」

「でも、似てるかって言われたら、全然似てないよ」

「そ、そうか?」

「うん、さすがに別人だって。 見た目も声も」

「そんなに似てないか……」

「うん」


 北条の『鑑定結果』に、露骨にがっくりする原田。

 てかなんなんだよ原田、その妙な反応はさ。

 俺の事を「コイツ」とか「幽霊」呼ばわりしてたくせに、さっきまでの偉そうな態度はどこ行ったんだ?


「舞川さんには悪いけど、瑠璃ちゃんの方が絶対可愛いもの。……あっ! そういえば瑠璃ちゃんの名前って、舞川さんと(おんな)じだよね?」

「ああ。でもそれってよ、本当に偶然……なんだよな?」


 んなもん偶然に決まってんだろ!

 とはいえ、名前はともかく、雰囲気が似てるとか髪型が似てるとかは、もしかしたら実は死んだ舞川による影響なのかもしれない……。ってのは漫画の読みすぎかな?



 舞川瑠璃。

 原田と平沢が小学生だった頃に好きだったという女の子の名前だ。

 そして、その子はもうこの世に居ない……。


 舞川瑠璃は俺達が小学生の頃に、飲酒運転をした中年男の車に跳ねられて亡くなったと聞いている。

 俺自身は原田や平沢や北条達とは別の小学校だったから、舞川瑠璃という女の子を一度も見たことがないし、実際にどんな感じの子なのかも全く分からない。


 けれど、俺は《舞川瑠璃(まいかわるり)》じゃない。

 今の俺は《宮川瑠璃(みやかわるり)》だ。

 当然中身は違うし、下の名前が被ってるだけであって同姓同名でもない。

 完全に別人だ。


「舞川……なんだろ?」


 原田のヤツ、しつこいな。

 というか、女々しい。

 こんなの俺の知ってる原田じゃない。

 修学旅行前までは狂暴な一匹狼だったのに、まさかここまで女々しくなるなんてさ。

 ともあれここは女の子っぽく対応しておくか。


「あの、突然そんな事言われも……。そもそも、その舞川って人がどんな子なのかも、私、全然知らないし」

「そ、そうか、そうだよな……」


 明らかに動揺しているように見える原田。

 そういえば修学旅行で俺が女だってバレたときも、原田はこんな感じだった気がする。

 まぁあの時はバレたと言っても、俺の股間にはまだチャイルド・エレファントがくっついてたから、厳密には女じゃなかったけどさ。

 それでも、あの時の原田も、今俺の前にいる原田も、なんか様子が変っていうか……。

 意外と原田って女に免疫なかったりすんのかな?

 いや、無い無い無い!

 だって原田は実際、北条と普通に話し出来てるし、それ以前に原田は、気に食わないヤツだったら男女関係無しに顔面にパンチめり込ませてくるようなヤツだぞ?

 だが待てよ? これまで殴り倒してきたヤツらは人間扱いしてない可能性もあり得る。

 まあいいや。


「あ、あの、とにかくね、私はその舞川さんって人じゃないから……」

「あ、あぁ、すまん」


 今度は俺から「頭大丈夫かお前?」という眼差しで原田をじっと見つめてみる。

 すると、今までこちらを見ていた原田は照れたように目線を俺から()らしてしまった。


「あの、なんか私の事、幽霊って言ってたよね? それって舞川さんって人と関係あるの?」


 知っている事をわざと知らないフリして質問するだけで俺は別人に成り済ませる。

 我ながらいい質問だ。


「あ、いや、いいんだ。すまん、人違いだったから」

「えっとね瑠璃ちゃん、舞川さんはわたし達が小学生の頃に交通事故に遭って死んじゃった同級生なの。それでね、原田君は昔、舞川さんの事が……」

「おい北条!!」


 原田がひと(きわ)大きい声で北条の話を(さえぎ)った。

 昔の原田なら、今の一喝(いっかつ)で近くにいる奴らは全員吹き飛ばしてみんな失神させてたはずなのに、目の前にいる原田からはかつての武神みたいな強烈なオーラは微塵も感じられない……。


「あぁ~! 原田クンはその舞川さんって人が好きだったの?」


 ククク……。

 折角だから、俺が続きを言ってやったぞ。

 もちろん、しっかりと原田の目をじっと見つめながら、はっきりと。

 しかも殴られないように、とびっきり可愛らしいしぐさも交えてだ。


「お、おう、悪いかよ……」


 うわぁ、ちょろいなぁ。

 照れながらも再び俺の方を見て素直に答える原田。ちょっとキモい。

 てかマジでさ、修学旅行で「舞川とヤった」みたいな事を平気で言ってた(おとこ)気満々の原田は一体どこに消えたんだ? なんか拍子抜けだぞ?

 まぁこれ以上調子に乗ってぶん殴られる前に、とりあえず女の子らしくフォローしておいてやるか。

 奈良屋さんにも『日常の態度が一番大事だ』って言われてるしな。


「ううん、全然悪くないと思うよ。 好きだったんでしょ? だったらいいじゃない? とっても素敵だと思うよ?」

「だ、だよな!! ……わ、悪いな、お前の事『幽霊』とか言っちまって……」

「いいよ。でもそんなに似てた? その舞川さんって人と私って」

「ああ、声とか雰囲気とか、一目見たときはそのままだと思った……」

「何それ? ふふっ」


 俺はクスクスと可愛らしく笑った。半分は演技で半分は本当の笑い。

 いや本当に可笑しいんだよ。

 意外にもあの原田がここまでロマンチストだなんてさ。

 笑っちまって悪いが、俺の事を死んだ舞川と重ね合わせてたとか、まるで恋に恋する乙女番長だぜ。


 ていうか、今の俺ってさ、三国志で例えると傾国(けいこく)の美女、『貂蝉(ちょうせん)』みたいだな。

 何てったって、天下無双の豪傑呂布(りょふ)も女にはめっぽう弱かったからな。

 ……もしかして今の俺ってさ、原田の人生変えるような事してるんじゃねーの?

 でも、このまま原田がストーカーになるルートだけは御免だ。



「瑠璃さん、そろそろ帰りますよ。着替えて支度をして頂けますか?」

「あ、はーい!」


 遠くからこちらの様子をずっと(うかが)っていたひかりさんは、待ちくたびれたのか静かにこちらへやって来て事務的な言葉遣いで言った。


「私は教頭にご挨拶をして参りますので、瑠璃さんは先に更衣室へ行って着替えてきてください。こちらは更衣室のカギです。着替えたら職員室の前までお願いしますね」


 ひかりさんから更衣室のカギを受け取る。


「うん。あれ? 奈良屋さんは?」

「一足先に帰りました」

「え?」


 ひかりさんは少しだけ北条達を見ると、再び俺を見つめた


「それについての説明は後ほど……」

「う、うん……」


 そういえば、熊谷さんがなんか急用ぽい感じだったっけ。

 そう思いながら、俺は北条と原田の方へと振り返る。


「あの、そういうことだから、私、もう帰らなきゃ……」

「あ……、じゃあ更衣室まで一緒に行こうよ! 瑠璃ちゃん」


 北条が別れを惜しむかのように言った。


「俺もついて行ってやるよ」

「あ、原田君っていやらしいなぁ。更衣室を覗くつもりでしょ?」

「佐田じゃねーし、そんな事しねぇよ!」

「あははっ! ウソウソ、原田君はそんな事しないよね! じゃあ行こ!」


 祐馬(ゆうま)……。

 やっぱり学校には来てないのか……?

 こんな雰囲気だもんな。来れるわけないか。


「あの……。二人ともありがとうね!」


 祐馬の事が気になったが、俺はその事を聞けずに二人にお礼だけ言うとグラウンドを歩き出す。

 学校横の道路には救急車が止まっていて、目隠しされた岡田とりさちん先生が救急車に乗り込む姿が見えた。


「瑠璃ちゃん、2月の文化鑑賞会にまた会えるかな?」

「私、まだ見習いだから……来れるかどうか分からないよ?」

「見習いって?」


 原田が聞いた。


「うん、そのままの意味。劇団員の見習い。それに私、その日は普通に学校あるし」


 本当は見習いどころか、正式な入団すらしていない。

 もっと言えば、今日まで入院患者だ。

 そしてその患者を病院外に放り出して、肝心のりさちん先生は岡田と一緒に救急車に乗り込んで行ってしまった。


「でもよ、劇団員って事はよ、いつか舞台に立つんだよな?」

「いつかはね。でも、それがいつになるかは本当に分かんないよ?」

「そか。じゃあよ、デビューしたら見に行ってやるよ」

「あ、うん……。え!?」

「デビューしたら見に行ってやるっ、て言ったんだ」

「あ……」


 正直すっごく恥ずかしい。

 けど、見に行くって本気で言ってくれると素直に嬉しい。


「ありがとう……。で、でも、なんか、ものすごく恥ずかしいな」

「気にすんなって。んじゃよ、ID交換しようぜ」

「ID?」

「《CIRCLE(サークル)》のIDだよ」

「え? 何それ?」


 わざと知らないフリをする俺。

 言うまでもなく《CIRCLE》はスマホでメッセージ等をやりとりできるSNSアプリだ。今時知らないヤツの方が珍しい。

 けど、俺はスマホなんてハイカラなアイテムは持っていないので、わざと知らないフリをしてやり過ごす。


「マジかよ? 《CIRCLE》知らねーのか?」

「ご、ごめん……」

「あ、いや、いいんだ。じゃあ携帯はあるか?」

「あ、あの、私、携帯も持ってないんだ……。でもいつか買えたら、番号とか教えてあげるからね!」


 携帯(ガラケー)は一応持ってるんだけどな。

 けどあれは、男の宮川瑠伊のものだから、番号は教えられないんだよな。


「そ、そうか……」

「おぅ原田ぁ! もう来てたかぁー! ちょっとこっち来ぅい!」


 三人揃って校舎に入ろうとした瞬間、校舎内からいきなり体育教師(ゴリラ)が出てきた。


「ちっ! ゴリかよ……。約束の時間はまだだろ?」

「それがなぁ原田ぁ、帝王高の監督もう来とるぞ?」

「えっ!? マジで?」

「おうよ! さっさと挨拶に行ってこい!」

「お、おう!」


 体育教師(ゴリラ)の言葉を聞いた原田は、土足を脱ぎ散らかして裸足で校舎内に入って行った。

 しかし、原田はすぐに俺の方を振り返って止まると


「瑠璃! お前の劇団、何ていう名前?」


 と大きな声で叫んだ。


「七色座っ!!」


 俺も負けじと大きなソプラノボイスで返した。


「七色座だなっ! よし! 絶対見に行ってやるからな! 瑠璃も頑張れよ!」


 原田は一方的に言うと、裸足で廊下を全力疾走して行ってしまった……。





 校舎の入り口で立ち尽くす俺と北条。

 北条は靴を脱いで客員用のスリッハに履き替え、俺は今井の上履きから土埃を払う。


「私の事を幽霊だとか言ってたのに……。変なの」

「わたし、原田君の気持ち、少し分かる」

「え?」

「あのね、もしも、もう二度と会えないんだって思っていた人がね、ある日突然目の前に現れちゃったら……。わたしもきっと、原田君みたいにとっても嬉しくなって、あんな風になっちゃうかも知れない」

「でも私、舞川って子とは違うんだよ? 北条さんだって全然似てないって言ったよね?」

「うん。原田君も本当は分かってると思う。でも、一度思い出しちゃったら、もうどうしようもなくなって、居ても立っても居られなくなるんだと思う」

「……」


 恋のパワーはとんでもないな。

 でもそういう気持ち、分からなくも無い。


 けどさ……。

 俺は舞川とかいう子の代替(だいたい)品なんかじゃないんだよ、原田。

 一方的にそんな位置付にされるのって迷惑以外の何物でもないから、お前もいい加減過去に囚われるのはやめろよな、原田……。

 それにさ、この先の俺と原田の関係ってのは、『舞台役者とお客様』でしか無くて、あるいは『将来有望な野球選手とただの女の子』でしかないんだぜ?

 だから、俺がお前にできる事は1つしかないんだ。


「私もね、今日原田君に会えて良かったって思う」

「瑠璃ちゃん?」

「あんな風に、面と向かって私の出る舞台見に来てくれるって言われたの、初めてだったから……」


 そう、私にできる事。

 それは、いつかお前が俺の舞台を見に来た時に「見て良かった」と思えるような、最高の芝居をする事だ。



「だから私ね、もっともっと稽古して、誰に見てもらっても恥ずかしくないようなお芝居をできるようにならなきゃ、って思った」

「……なんか、すごいね。瑠璃ちゃんって」

「どうして?」

「夢に向かって真っすぐ走ってる感じがして、すごくいいなって」

「うん……」


 北条と二人並んで話しながら職員室前を通り過ぎる。

 そのまままっすぐ続く廊下を、女子更衣室に向かって歩いて行く。


「ねぇ瑠璃ちゃん、わたしも見に行っていいかな? 瑠璃ちゃんのお芝居」

「え? う、うん! もちろん!! 大歓迎だよ!」

「じゃあ、携帯買ったら番号教えて! これ、わたしの番号」


 北条は内ポケットから財布を取り出すと、中から名刺を1枚取り出して俺に差し出した。


 《夕凪台中学3年6組 北条 めぐみ 住所:XXXX TEL:070-……》


 可愛らしいイラスト印刷入りの台紙に、北条が手書きで書いたと思われる名前や住所等が書いてあった。


「あ、これすごい。手作り?」

「うん、もうすぐ卒業だからクラスのみんなと名刺作って交換したりしてるんだ」

「いいなぁー」


 できれば俺の名刺も渡してやりたかった。

 男の《宮川瑠伊》の名前が入った名刺を。





 女子更衣室前に着くと、北条はポツリと言葉を漏らした。


「原田君じゃないけど、わたしもね、ずっと会いたい人がいるんだ」

「そ、そうなんだ……」

「うん。だから今日の原田君見てたら、なんだか私も会いたい人に会える気がしてきて……」


 北条の話を聞きながら、俺はひかりさんから預かった鍵を使って更衣室の扉をガチャリと開ける。


「もしかして、北条さんの会いたい人って宮川君って人?」

「えっ?」

「最初に会った教室で『宮川君みたい』とか言ってたから、もしかしてって思って」

「あっ……」


 顔を赤くして両肩をすこし上げて照れる北条。


「丸分かり……かな?」

「うん」

「そ、そうだよね! 普通分かっちゃうよね!」

「え?」

「……なのにね、宮川君は全然気付いてくれなくて、そして、ある日突然居なくなっちゃったの」

「そう……なんだ……」

「会いたいよ……。ずっと会いたいって思ってるのに、電話しても繋がらなくて、メールしても返事が来ないの」

「何があったの?」

「分からないの……。どこかの病院で入院してるんだって。でもそれが本当かどうか、もう誰も分からないんだ……」

「ど、どういう事?」

「県内の病院を探し回ったのだけど、どこにも入院してなくて、それで宮川君のお母さんに聞こうとしても答えてくれなくて……。それで宮川君のお母さんに、みんなで書いた手紙を宮川君に渡してもらおうってお願いしたんだけどね、『渡せないから』って言われて受け取ってくれなかったんだ」


 それって、俺が研究センターの地下に居たころかな?

 りさちん先生の浄化術の効果が患者の精神に大きく左右されるとかいう理由で、俺はずっと外界と連絡手段が取れなかった。

 あの時、母さんは何回かセンター地下に俺の見舞いにきてくれたけど、精神を不安定化させるようなクラスメイトの手紙なんてのは渡せなかったんだろうな。

 りさちん先生も当時は、俺の頭部の収縮現象にかなり気を使ってた頃だし。


「あの、実は入院なんかしてなくて、本当は家出とか失踪したとかじゃないのかな?」

「えっ……?」


 ミスリード。

 これは明らかな嘘だ。

 しかし、これは『部外者の予想』でしかないから、嘘なんかじゃない。

 けれど北条は俺の一言にあからさまに動揺し、顔色がスッと青ざめていった。


「そんな事、絶対しないよ……宮川君は」


 気丈に言おうとした北条だが、まるで想定外の真実を突き付けられたかのように、その声は小さく震えていた。


「ご、ごめん。ひどい事言っちゃったね、私」

「ううん。気にしてないから……。わたしこそごめんね、瑠璃ちゃん」

「あの、ひとまず着替えてくるね!」

「あ、うん。ここで待ってる」


 気まずい空気から逃げるように更衣室に入ると、俺は今井の制服を脱いで元のオシャレな服へと着替える。

 そして、脱いだ制服を綺麗に畳み、元の袋の中へと仕舞おうとしたその時だった。




  ──ピロロロロロロ……ピロロロロロロ……




 随分と久しぶりに、俺の携帯が甲高い音を鳴らして震えた。

 俺は恐る恐る携帯を手に取ると、液晶にはある一人の名前が表示されていた……。




  ──No.001 北条めぐみ──




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