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月桂樹の唄  作者: 松山 京平
追憶編
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4頁 九月の黄昏


「ありがとう北条、もう大丈夫だから」


 保健室まで付き添ってくれた北条に礼を言うと、俺は北条から離れて、白いシーツの()かれたベッドの上に腰をかけた。

 心配そうな表情で俺を見つめる北条は、俺に寄り()うように一緒にベッドに座る。


 あぁ、このまま北条の方へ倒れ込んで、むちむちの太ももに膝枕(ダイブ)してみてぇ……。


 頭の血が引いていく感覚と共に意識が朦朧とする。

 今すぐにでも吐きだしそうなのに、まだまだこういうエロい思考ができる辺り、まだまだ俺は健康的で健全(クズ)な男子中学生みたいだ。


「本当に大丈夫? まだ顔色良くないよ?」

「うん平気。まだちょっと気分悪いけど心配ないよ」


 俺の顔色は紫色にでも変色しているのだろうか?

 北条は吐息がかかるぐらいの距離でしきりに俺の顔を(のぞ)きこんでは、心配そうにじっと俺を見つめ続ける。


「ごめんね、わたしが最下位になっちゃったせいで……」

「北条のせいじゃないって。俺だって、本当情けないけど、日頃の運動不足が(たた)っただけだから。それよりさ、あんまり自分を()めんなって。第3走者は距離も長かったし、北条以外はみんな男子だったんだからさ、むしろあのメンバーの中よく走ったと思うよ」


 頭がぐるぐる回って吐き気がするのに、なに口説いてんだよ俺。


「……ありがとう。わたしね、実はリレーが決まってから毎日1人で秘密特訓してたんだ」

「へぇ、意外だな」

「う、うん。意外でしょ?」


 色白肌と綺麗なセミロングの髪に赤色のハチマキを付けた北条。そんな北条の外見からは地味で大人しそうな雰囲気がにじみ出ている。

 そして、実際にこうして一言二言話してみると、やっぱり北条は事前の印象そのままの大人しい感じの女の子だなって思った。

 けれど、そんな北条が体育祭のために特訓してたのは意外だった。

 俺の勝手な想像(イメージ)だと、北条は確実に家で独り、黙々(もくもく)と折り鶴とか折ってそうなタイプだったのに。


「うん。でも正直さ、佐伯(さえき)以外はみんなリレー嫌がってたから、北条が秘密特訓やってただなんて、やっぱ想像できないって」

「うん、わたしもね、最初はとても嫌だったけど色々考えたんだよ? それでね、わたし決めたの。頑張るって」


 両腕を後ろに伸ばして身体を支えながら、すこし天井を見あげる北条。


「そっか。よく分かんないけど偉いな」

「そ、そうかな……? わたしも意外だったよ? 宮川君も、クラスのみんなも、急に本気モードになってるんだもん」

「はははっ、だよな? クラスのみんな、今日のテンション何かおかしいって」

「そうだよね! でも、だからこそ今日のわたしは最悪だよね。結果はダメダメだったし……」


 天井を見ていた北条は(うつむ)いて、自分の不甲斐無さに肩を落とした。


「だーかーらー、気にすんなって。俺なんか北条と違って本当に何にもしてないんだぜ? 北条は精一杯がんばったんだろ? しかも特訓までしてさ、十分すぎるぐらい頑張ったって。()じる事なんてねーよ。堂々と胸張ってりゃいいんだ」

「うん……」

「むしろ俺は逆に最下位になる特訓ばかりしてたぐらいだしな。家で音楽聴いて、風呂場で熱唱して、ネットで動画見ながらダンスの振付の練習したり、もう毎日『ひとり文化祭』みたいな事してたんだぜ?」

「あははっ、何それ最悪だね! てか宮川君って家で踊ってるんだぁ、あははっ!」


 どこか思いつめていたような北条の表情は、可愛らしい笑顔に変わっていた。


「いや普通踊るだろ? だって俺は年中ひとり文化祭状態なんだからさ」

「あはは、変なの。わたし、宮川君の『ひとり文化祭』見たいなぁ」

「か、勘弁してくれよ、これでも瀕死状態なんだぜ?」

「うん、元気になったら見せてね」

「お、おう……。でも良かったよ」

「え?」

「北条の顔、少し明るくなった」


 俺の一言に、北条は左手をグーにして胸の前もって行くと、モジモジと露骨に照れたしぐさをしながら、俺から視線を外す。そのしぐさがあまりにベタすぎて逆にかわいく思えた。


「うん、ありがとう……。でもそうやって(はげ)まされても、すぐには受け入れられないっていうか、わたし、まだ引きずってるっていうか、とにかくみんなに謝らないとって思うから……」


 困ったな。

 北条の『私が悪い病』、これも一種の中二病ってやつよなだ。いわゆるかまってちゃん入ってる。けれど、今はフォローに(てっ)しておくか。怒らせて敵に回すと面倒そうだし。


「あーだからそういうの引き()んなって。それよりさっきの俺の話、クラスの他の連中には言うなよ?」

「歌ったり踊ったりしてた事? クスッ」

「それそれ。いやさ、みんな頑張ってるのに俺だけ遊んでたなんて事がバレたら、みんな絶対石投げつけてくるか、囲まれて逃げ道塞がれて、ボコボコにされて、そんでもって踊らされちまう!」

「あははははっ! わたし宮川君の秘密(しゃべ)っちゃおうかなぁ? だって宮川ダンス、わたし見たいもん!」

「ひ、ひでぇ……」

「うそだよ? わたし、誰にも話さないから。わたしと宮川くんだけの秘密にするから」

「そ、そっか。……まぁ別に話したくなったら話してもいいよ」

「ううん。……はなさない、から」


 北条は目を(つむ)りながら首を横に2回振った。言葉だけでなく、身振りも交えての否定に、北条は本気で誰にも話さないつもりだと俺は思った。


「ありがとうな北条。その言葉信じておくよ」

「うん……」


 北条と話をしているうちに、気分もずいぶんと良くなってきた。

 呼吸も楽になり、心地いい疲労感が身体に広がる。

 俺はもう一度目を瞑って息を吸い込むと、ゆっくりと息を吐きだす。それを何度も繰り返した。

 隣にいる北条から、とてもいい匂いがした。

 ああそうか。北条からずっといい匂いしてたけど、これがフェロモンってやつなのかな……。

 フェロモンって、男女の遺伝子が似てない程いい匂いがするらしいから、生物学的に俺と北条の相性ってかなりいいんだろうな。


「あ、あの、ね、瑠伊(るい)くん、実はわたし……」

「失礼しまーす!」


 北条が何か言いかけた瞬間、保健室の入り口のほうから声が聞こえたと同時に、戸が開く音がした。北条は咄嗟(とっさ)にベッドから立ち上がると俺から距離をとった。

 誰かの声と共に北条は飛び上がったが、カーテンに(さえぎ)られて、入り口からはここの様子は見えてはいないはずだ。

 まぁ、エロ漫画みたいなすんごい事してたら、俺も相当ヤバいと思うけど、でも北条的にはこの狭い空間に男女二人でいるってだけで相当気まずいんだろう。


 (あわ)ただしく保健室に入って来たのは佑馬(ゆうま)だった。

 ずかずかと保健室の奥までやってきた佑馬は、すぐに俺達に気づいた。


「おう瑠伊、まだここにいたのか、大丈夫か?」


 北条と一緒にいる事を気にする様子もなく、佑馬はカーテンのポールを手すり代わりに握って立ち止まる。


「ああ、まだちょっとばかし吐き気もするけど、もう平気だと思う」

「そうか、そりゃ良かった。それより瑠伊、消毒液どこにあるか知らね?」

「さぁ、さっぱり」

「おいおい頼むぜ瑠伊、お前保健の授業得意だろ?」

「いや、それと消毒液の()()は関係ねーだろ?」

「つかえねーなぁ、瑠伊は」

「だろ? だから佑馬は俺を頼りにすんな。俺は頼る方専門だし」

「へいへい」


 ガサゴソと保健室の机の引き出しや棚を調べ回る佑馬。


「おっかしいなぁ、どこだ?」

「忙しそうだな佑馬。体育祭の実行委員ってどんな感じなんだ?」

「ま、ぼちぼちだな。というか本番じゃ俺がやる仕事ってあんまり無いから、ほとんど見学みたいなもんだし。あ、今は怪我人が出ててちょっと急いでるんだけどな」

「そうなんだ」

「あったあった、消毒液っと」


 佑馬は白いプラスチック製の消毒液の容器を栄養ドリンクみたいに握りしめる。


「邪魔して悪かったな、んじゃな!」

「ああ」


 そして佑馬は、慌ただしく保健室から出て行った。

 それにしても佑馬のヤツ、北条が最初から居なかったみたいな態度取りやがって、分かってねーなぁ。ああいうのはいらん気遣いだってのに。ていうか「邪魔して悪かったな」って言われても、俺は日ごろから女子ともよく話すから全然気まずくないんだよな。というか、ただ単純に俺の身長が低すぎるせいで、あまり男として意識されないというか……悲しいなおい。



………

……



 佑馬が去って保健室内は静かになった。

 厳密に言えば、部屋の外からは体育祭の音楽と実況と歓声が聞こえてくるのだけど。


「あ、そういえば北条、さっき何か言おうとした?」

「えっ? なんだったかな? あっ……。う、ううん、何でもないの」

「そっか。俺はもう大丈夫だから、そろそろみんなのところに戻ろっか」

「う、うん」


 でもさっきの流れって、佑馬が来なかったら雰囲気的には告白されるシチュエーションだよな?

 いや、あんまり都合のいい想像しない方がいいよな。

 ああいうのって、やっぱり漫画だけだろうし。


 いや、しかし待てよ? 佑馬が来なかったら……


 佑馬が来なかったときの展開を妄想しながら、俺と北条は保健室を退室すると、校舎内の廊下を通り抜けて外へと出る。

 そのまま2人並んで歩いてクラスの観客席に戻ろうとする途中、去年同級生だった元クラスメイト達とすれ違う。

 顔見知り達とすれ違う度に北条と一緒に歩くところを茶化されたり、リレーでぶっ倒れたの事を心配されたりした。


「宮川君って人気あるよね」

「いや、単に知り合いが多いだけで、本当に親しいのは佑馬ぐらいだぜ?」

「ううん、そうじゃなくて、女子にも人気あるんだよ?」

「へ、へぇー……。でもマスコットみたいな扱いなんだろ? 俺、身長低いし」

「えっ? そんな事ないよ? 普通に宮川君の事をいいなって思ってる子だってちゃんといるんだよ?」

「そ、そうなのか?」

「うん……」

「……」


 どう答えていいのか困った俺は黙り込んだ。

 しかし、こういった出所不明な噂話は、俺はあまり信用しない。

 特に女子の噂話となれば、これは相当信用できないと見ていい。

 いや、女子って何考えてるかわかんねーし。

 ほら、女子ってさ、何かにつけて誰かと一緒にいたがるし、人付き合いとかなんかすっごい面倒そうだし、そのくせ本人がいない間に悪口言いまくってたりして、ドス黒い裏とかいっぱいありそうだし、怖いし、理解できないところがあるし……。



………

……



 中学1年の頃。

 俺は城崎(しろさき)(つばさ)という子に告白したときの事を思い出した。


 昼休みの教室。みんながいる前で俺は城崎に堂々と告白した。

 結果は見事に撃沈した。



  ──あたし、誰とも付き合う気が無いから。



 突然の告白で、みんなが俺達を注視している中、城崎は怖気(おじけ)づくことなく、凛とした声でそう言った。


 ただその一言だけで、どうして俺がフラれたのか分かった気がした。

 俺がカッコ悪いとか、顔が好みじゃないとか、性格に問題があるとか、頭が悪そうとか、身長が低いとか、とにかく、俺がフラれた理由はそういうのじゃ無くて、おそらく世界中の女たらしの達人が城崎に告白しても、きっと答えは同じだと、あの時、俺はそう感じた。


 あのたった一言の言葉の中には、俺が想像すらできない、重い決意みたいなものが含まれている気がした。


 それはさておき、昼休みの教室で、しかもみんながいる前で正面から堂々と告白したものだから、当然周囲の奴らは大騒ぎになった。

 しばらくの間、俺は学年中の(はじ)(さら)しみたいな扱いになったが、後悔なんてしていない。

 元々そういう事になるのは覚悟していたから、周りの事なんてどうでもよかった。

 むしろ、自分じゃ何もできないくせに、他人(ひと)の失敗を嘲笑(あざわら)うだけの幼稚な奴らを心の中で見下していたぐらいだ。


 フラれた後も、俺があまりに堂々としているものだから、俺をからかおうとしたバカ共もすぐに鎮静化した。あの時、何より嬉しかったのは、佑馬をはじめとする仲のいい男女が、俺を(かば)ってくたれ事だった。


 しかしそんな折、俺について根も葉もない噂話が女子の間で広がり始めた。

 女子のリコーダーを嘗めているところを見たとか、女子のかばんを漁っていたとか、女子更衣室から出てきたとか、とにかく俺に身に覚えがない事ばかり……。

 その噂のせいで、一部の女子達から俺は露骨に軽蔑され始めた。

 廊下ですれ違うと「くさっ」とか「キモっ」とか、表情も変えず、視線も合わせず、誰に向かって言っているのか分からないように、かつ、俺にははっきりと聞こえるように、小声で(つぶや)かれた。

 そして俺との距離が離れると、あいつ等は「キモかったよねー」と、クスクスと笑いやがるんだ。


 結局今でも謎なんだが、毎日のように続いた一部の女子からの陰湿な罵倒は、ある日突然ぱったりと止まってしまった。


 そして、俺が好きだった城崎は2年生の冬にどこかへ転校してしまった……。


 2年の頃はクラスが違ったのもあったけど、彼女がどこに転校したかなんて、今さら分からない。

 そもそも綺麗さっぱり振られたし、あいつが転校する頃には、もうあいつの事はあまり考えてなくなっていた。

 だけど、今みたいに急にあいつの事を思い出しては、後悔というか、女々しいなって思う事があるんだ……。

 ははっ、カッコ悪いよな、俺。



 ともあれ、一部女子達による陰湿な嫌がらせを存分に味わった俺としては、女子の言う事をどこまで信用していいか分からなくなった。


 だってさ、好きだった子に告白しただけだぜ?

 中学生になってからは、これと言った悪さはしていないはずだし……たぶん。

 なのに、なんで顔も名前も(ろく)に知らないような奴らから、おかしな嫌がらせされなきゃいけないんだよ……。




 まぁその事はもういいんだ。

 とにかく、北条に「(宮川くんは)女子にも人気あるんだよ?」といきなり言われても、俺はもう、その言葉を素直には受け止められない。

 不自然に親しくしてくる女子は、もしかしたら俺を罵倒した奴らと実は裏で(つな)がっているんじゃないかって思ってしまう。


 ……なんか(うたが)ってばかりで最低だよな、俺。




「まだ気分が悪いの? 宮川くん」

「あ、いや……考え事してただけだから」

「そ、そう……」


 俺と北条は、そのまま無言でクラスの応援席へと戻った。




   ◇   ◇   ◇




 クラスの応援席に近づくと、ねちねちと(から)みつくような不愉快な声が聞こえてきた。


「戦犯は北条だな。あの女、居ない方がマシだったし」

「はははっ、あの(アマ)、めっちゃ遅かったしな、太りすぎなんだよっ!」


 生倉(なまくら)登呂杉(とろすぎ)だ。

 元々(ろく)でもない連中だったが、夏休みに悪い遊びでも覚えたのか、2学期になってからずいぶんと増長(ぞうちょう)し、尊大(そんだい)な態度になってきたな、って思ってたところだ。


「次点でハゲ沢。たった半周なのに5位とか、笑っちゃ……ごぼぁぁああ!!!?」


 俺はクラスの応援席に戻るやいなや、うだうだと戦犯論評を()れる生倉の腹に強烈な一撃を叩きこんだ。


「何の競技にも出てないお前らが、平沢や北条を悪く言う資格なんかねぇよ!」


 ああ、またやっちまったよ俺。

 だけど言わずにはいられなかった。


「何すんだよテメェ!! 謝れよっ!」

「てめぇらこそ、平沢と北条に謝れや! 『ごめんなさい、ぼくちんが悪かったでちゅ』ってな!」

「うっせぇチビ、(いき)がってんじゃねぇよ!」


 遅い。

 逆上した登呂杉はそう叫びながら俺に殴りかかったが、俺は半身になって回避!

 登呂杉のパンチは俺の胸をわずかに(かす)っただけだった。

 俺は隙だらけになった登呂杉の腕を掴むと、このまま関節技でもキメてやろうかと思い、登呂杉の腕をガッチリと固定した。

 しかし、周りにいたクラスメイト達がすぐさま俺たちの間に割って入って、俺と生倉と登呂杉の3人は一斉に取り押さえられた。


 結局、『生倉が言った事は相当酷いが、いきなり殴った宮川も悪い』という事でその場は治まったが、俺の中学最後の体育祭は最悪の気分で終わったのだった……。




   ◇   ◇   ◇




 夕方。体育祭も終わり、まっすぐ家に帰ると、俺は真っ直ぐ風呂場へと向かった。


「いっててて……、これ数日は筋肉痛だわ」


 日頃の運動不足が(たた)って身体中が悲鳴をあげている。

 汚れた体操服を脱ぎながら、身体の疲れと痛みを体感する。


 浴室に入ってシャワーを浴びると、胸の違和感が気になった。

 そこは登呂杉のパンチが俺の胸を掠った箇所だが、見た目は何もおかしくないように見える。


 俺は泡だらけのボディタオルをそっと胸に押しあて、コシコシとゆっくりと洗う。

 すると俺の胸の皮は、まるでサランラップが薄膜一枚まるごとベリベリと()がれるみたいになって、泡だらけのボディタオルにべったりと張り付いた。


「うわっ……。やばいなこれ」


 ボディタオルを広げて少し黒ずんだ皮をじっと見つめていると、濁った色をした皮は、ゆっくりとオブラートみたいに溶けていった。


 皮が剥がれた(あと)をそっと触ると、俺の胸板は心なしか、いつもよりもほんの少しだけ柔らかくなった気がした……。


「なんか、太ったのかな……俺」


 俺はぜい肉交じりの胸筋をふにふにと揉み続けた。





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