1頁 八月の追憶
中学3年の8月の後半。
地獄の期末テストが終わって夏休みに入ったと思ったら、もう半月が過ぎてしまった。
全国の中学3年生の多くは、今日も塾とかで必死に受験勉強でもしているのだろうか。
俺も夏休みの間は底辺へ転がり落ちない程度には勉強してきたつもりだけど、お世辞にも賢くなったとは思えない。
そもそもだ。
中学の勉強なんてものは、とても将来の役に立つとは思えないものばかりだ。
俺は物理学者にも歴史学者にも科学者にもなるつもりはないので、理科や社会の勉強なんて脳内リソースの無駄遣いでしかない。
数学は日常生活で使う程度で十分だし、難しいことは全部人工知能に任せてしまえば全部解決する時代がすぐそこまで来ているので放置でいい。
英語にしたって今の時代は殆どネットがあれば解決する。ていうか、そもそも日本人がなんで英語を勉強しなきゃダメなんだよ。世界中の人類が日本語を勉強すれば全てまるっと解決する話だろ?
……とは言っても、俺の場合、肝心の日本語もかなり怪しいんだけどさ。
まぁそんなクソ真面目なお勉強の事なんてどうでもいい。
何せ、今の俺の頭の中は、3年になってから纏わりついていた憂鬱な受験生気分を、一気に吹き飛ばしてしまうほどの期待感でいっぱいだからだ。
雲一つない灼熱の太陽光が降り注ぐ秋葉原の駅前へと降り立つ俺。
電車から降りた瞬間、蒸し風呂のように纏わりつく不快な湿気が、俺の身体を一瞬で濡らす。改札を出たときにはもう全身がびしょ濡れだ。
憎らしいほど澄みきった青空から降り注ぐ強烈な日差しが肌に突き刺さって、ジリジリと焼けていく感覚を覚える。
道路には陽炎が揺らめいて、ニュースで言っていた『この夏一番の暑さ』を実感させられる。ていうか何度目の『この夏一番の暑さ』だよ。もう毎日のように言ってないか? 語彙力無いのかよ。
ともあれ、こんな死人が出そうな真夏日に、わざわざ電車を乗り継いで秋葉原まで出向いてきたのは『とある目的』が2つあったからだ。
1つは家電量販店で新作ゲームの初回限定版を買う事。
そしてもう1つは、そこで開催されるゲームの発売記念特別イベントを見るためだ。
俺はゲームそのものにはあまり興味がなかったのだけど、限定版特典の1つにゲームの主題歌が収録された『特別限定版CD』が付いていて、俺はそれがどうしても欲しかった。
そのゲームの主題歌を歌っているのが、ビジュアル系ロックバンド《アルティメット・グロウ》という、今時珍しい情熱のこもった男4人組のロックバンド。
俺は彼らがインディーズで細々とやっていた頃からの熱烈なファンであり、カラオケに行けば必ず『アルグロ』の曲を熱唱するほど。
彼らはインターネットを中心にじわじわと人気が上がってきて、最近になって漸くマスメディアにも注目され始めた。
だが、ネットで評判になっているとはいえ、世間的にはまだまだ知名度は高くはない……。
家電量販店の最上階に特設された新作ゲームのイベント会場の最前列で、アルグロのトークショーとミニライブを見終える。
やはり生はいい。
ライブハウスと違って設備はお察しだけど、その分、ボーカルの《迅》の声がダイレクトに感じられて、昔、偶然地元で聞いた路上ライブの事を思い出す。
あれは中学1年の頃だ。
ずっと好きだった女の子に告白して失恋した日の帰り道。
あの時の俺は自殺でもしたくなったのだろうか、気付けばいつもの通学路から大きく外れた4車線ある大きな橋の歩道の上を歩いていた。
町を分断するその橋の真ん中で、《迅》は一人ギターを片手に叫んでいた。
夕日に照らされたみすぼらしいTシャツとジーンズが赤く染まり、髪の毛先半分を茶色に染めた迅が独り、狼のような目をして、とにかく必死に、何かを訴えかけるように叫んでいた。
あの時、迅が何を叫んでいたのかはあまり覚えていない。
けれど、その叫びが、失恋で沈んでいた俺の心に勇気と自信をくれた気がした。
叫び終えた迅が俺にくれた紙切れには、結成されたばかりの《アルティメット・グロウ》の動画アドレスが書かれていた。
家に帰ってその動画を見ると、まだ投稿したてなのか再生数は1桁だった。
それから俺は、暇があればたまに《アルグロ》の動画チャンネルをチェックする程度に彼らの事を応援していた。そしていつしか、ロックバンドとしての彼ら4人組に惹かれていった。
………
……
…
見渡せば、トークショーとミニライブの客層は殆どが20代ぐらいの女性ばかり。
男は俺以外は全員サクラじゃないのかと思えるぐらいに場違いな大人が数人いた程度だった。
ちなみに今、他の量販店には有名声優が来ているらしく、出かける前に確認したネット情報によれば、男共が早朝から店の前に長蛇の列を作っていたらしい。
トークショーとミニライブが終わり、会場外で俺は目的のゲームのサンプルパッケージの空箱を手に取り、レジで会計を済ませる。
すると店員に「購入者スペシャル特典を希望される方はあちらの列へお進みくださーい」と案内されたので、俺は言われるがままその列に並んだ。
トークショーとミニライブだけかと思ってたけど、他にもそんな特典があるなんて全然知らなかったな。
列に並んで辺りを見渡すと、男で列に並んでいるのはどうやら俺だけだった。
会場にいた場違いな大人達はやはり会場のスタッフか、もしくは新作ゲームの関係者か、あるいはサクラの類だったらしい。
とにかく、前を見ても後ろを見ても、列に並んでいるのは20代前後の女ばかり。
「ね、なんて言ってもらうか決めた?」
「決めたけど、本人の前でリクエストするのってすっごい恥ずかしいよねー」
「うんうん、他の人に何リクエストしたか聞かれるし、結構勇気いるよねー」
「だよねー! でもさ、こんなの滅多にないチャンスだし……」
周囲の女達の話を聞くと、どうやらこの『購入者スペシャル特典』とやらは、どうやら『アルグロに好きなセリフを一言言ってもらえる特典』らしい。
俺は周りの女たちが一様に手にしている赤い紙切れの存在が気になったので、さっき買ったゲームソフトの袋に手を突っ込んでゴソゴソと探してみる。そして、袋の中から掘り当てた赤いチケットを手に取って読むと、そこには『キミだけのオリジナルメッセージ録音キャンペーン! どんなセリフでもOK!』と書かれていた。
これがそうか……。
って、こんなキャンペーンやってたなんて、全く知らなかったんだが……。
はぁ、情弱丸出しだな俺。
しっかし、いきなり『どんなセリフでもOK!』と言われてもなぁ……実際アルグロに何を言ってもらえばいいんだよ?
ていうか、そもそも俺ってまだ携帯もスマホも持ってねーから、録音とか意味ねぇし……。
とにかく、色々セリフを考えてみるが、こういうときに限って何も思いつかない。
困った……。歌はダメなのかな? ワンフレーズだけでも歌ってもらえたりできるのかな?
『魂こめて爆発させろ! 赤と黒の悪夢を』とか?
これはアルグロの歌詞だけど、中二病的歌詞をふんだんに盛り込んだ熱い曲だ。たぶんロボットモノのアニメの主題歌とかにピッタリとハマると思う。
振付だって中二病ポーズ全開だから、カラオケで歌うとウケるかドン引きされる。
けど、これをリクエストしたとして、実際に目の前であの中二ポーズしてくれたりするんだろうか……。
してくれるとしたら、左手に巻く包帯とか眼帯といった、わざとらしい中二病グッズも着けて欲しいけど、たぶん雰囲気的に持ってなさそうだよなぁ。なんかちょっと物足りない。
うーん。他の歌詞はどうだろう?
ほらっ、例えば……
「臭ぇんだよ、雌豚ビッチが!」
「きゃーーっ! ありがとうございますっ!」
色々と考えているうちに列が進むと、赤と黒の派手な衣装を纏ったアルグロのメンバー達が、女性に暴言を吐いていた。
な、なんだこりゃ?
言われた女性もなぜか喜んでいるぞ……?
俺は冷静になって列に並んでいる女達を観察すると、誰1人としてアルグロファンの証である赤と黒のハーキリンチェック(ひし形のチェック模様)のグッズを身につけていない事に気付く。
「愛してるよユミコ……俺はお前無しでは生きてはいけないんだ……」
「キャーーーーッ!」
……なるほど、な。
ここに居るのはたぶん最近人気になってきてから食い付いてきた、いわゆるにわか女ばかりってことか。どうせ先週やってた深夜の音楽バラエティ番組でも見たクチなんだろう。だけど、あんな短い時間じゃアルグロの真価なんて絶対に伝わらないって。
おそらく、ここにいる女共は顔と歌でしかアルグロを判断していないに決まってる。
でも、そういうのじゃねーんだよな、アルグロの魅力ってのはさ。
去年、俺はライブ会場で熱唱するアルグロをこの目で見た。
独特の歌詞と曲、そしてメンバー全員からみなぎる熱さ、獰猛さ、狂気……。
その辺でくすぶって、ジャカジャカと楽器を鳴らすだけの、やる気の無さそうな燃えカスみたいな奴らとは、圧倒的にオーラが違ってた。
誰もが心の中でぼんやりと思っている事を言語化しては、次々と唄にして吐き出し続ける彼らの唄には、どうしようもない現実を叫びながらも、ありきたりな夢や希望に縋るような無責任な慰みの言葉じゃなくて、己が力で現実をねじ伏せるような、獰猛で力強いメッセージがいくつも込められていた。
その唄は、どこか空虚だった俺の心に染みわたり、いつしか自棄的で厭世的だった俺の生き方を大きく変えるまでに至った。
けれど今、目の前にいる彼らからは、あのときの強烈なオーラが何一つ感じられない。
列をなす女達に乞われるがままに、ただただ卑猥な言葉を吐くだけの、魂の抜けたチャラ男4人組の姿がそこにあるだけだった。
「美由紀……可愛い顔が台無しだぜ……そんなしょげた顔してると、俺の熱いパトスでオマエの大切なモノを奪っちまうぜ?」
「ありがとうございますっ!!」
「この先、ずっとずっと春奈だけを大切にするよ。だ、だからさ、俺と……結婚してくれないか?」
「は、はいっ! 結婚しますっ!!」
「ユリ、俺はお前を放したくない……。あんな男なんかに、俺のユリは絶対渡さない! 俺だけを見ろ。俺だけを信じろ。いいな?」
「キャーーーッ!」
なんだよ、これ。
なんなんだよっ、これは!!
幻滅した。
いつの間に変わった?
俺の知らないところで何があったんだ?
今まで一度も見たことのない彼らの姿に、俺の心の中で独りよがりに抱いていた理想のアルグロ像が、音を立てて壊れた気がした。
聞くに堪えないセリフの数々を耳にしながらも、不快な行列はジリジリと進み、そしてついに、俺はアルグロのボーカル迅と長テーブルを挟んで対面する。
「お、男の子か珍しいな! よし、言ってほしい台詞を教えてくれ!」
俺は迅をギロリと睨むと、一呼吸する。
「……何やってんだよ、これ。こんなのあんた達のやる仕事じゃねーだろ! 俺はあんたたちの歌に心底惚れて、好きでもなんでもないこんなゲームを、わざわざこんなところにまでやって来て買ったのに。てかお前ら一体誰なんだよっ! 恥ずかしげも無く女にヘラヘラと媚びへつらって聞くに堪えない下衆いセリフ平気で口にしやがって! てめぇらがみたいなカスがアルグロの真似すんなっ! 俺の知ってる本物のアルグロを出せよっ!」
一瞬にして会場が凍りついた。
直後、俺の目の前にいるボーカルの迅が、バンッ!! と両手で机を叩きながら立ち上がり、俺に喧嘩を売るような勢いで近づいてきた。
「ああ、そうだよっ! はっきり言って最っ悪だよ! でもな! 世の中には綺麗事なんて1つもねーんだよ! 綺麗なだけの世界じゃな、俺たちの唄は生まれねーし、世界にゃ響かねーんだよっ!」
迅はガチギレしていた。
迅が短気なのはよく知っている。
以前ライブに行った時、悪ふざけをして他のお客さんに迷惑をかけていた大バカ野郎がいて、その様子をステージから目撃した迅は、一瞬でキレた。
そして、今みたいに機関銃をぶっ放すかのように、ステージから言いたい放題言っていたのを俺は覚えている。
だからきっと、こういう事を言うと迅はキレるんじゃないかと思っていた。
あのときの悪質な客と同じ状況だ。
俺は迅に間近まで距離を詰められ、目を逸らす事ができないほどの近い距離で怒気が混じった迅の叫びを聞いた。
「お前は俺ら見て幻滅したかもしんねーけどな、クソみたいな仕事だって思うかもしれねーけどなっ、俺達はいっつも真剣なんだよっ! どんな仕事でも俺達は常に全力だ! どんな事だろうが立ち止まって力を抜いたら俺達は終わっちまうんだよ! お前に言われるまでも無く、俺達は十分すぎるほど分かった上でやってんだよっ! それをてめぇで勝手に決め付けて、勝手に夢見てんじゃねーよ!」
すぐさま他のメンバーが割って入って迅を押さえたが、俺は迅のあまりの迫力に色を失い、思わず涙がこぼれた。
「男のくせに俺らに文句言っておいて泣いてんじゃねーよっ! 誰に何言われようが、それでも俺達は求められたならやるよ? 力の限り楽しませるよ? お前みたいに大事なカネと時間使ってまで、わざわざ遠いところから会いに来てくれた奴らが、ここにはこんなにもいんだぜ? 音楽を取ったら何にもなくなっちまう俺達によっ! そんな奴ら目の前にして『無理です』なんて言えねーんだよ!」
会場は完全に静まり返った。
迅はメンバーに押さえられながら呼吸を乱して、今にも俺に咬みつかんと牙を剥く。
けれど、怖くてたまらないはずなのに、俺はその言葉が嬉しくて……。
「よかった……です。やっぱり、あんたたちは間違いなくアルグロだよ。俺が知ってる熱い魂持ってるアルグロだよ」
泣き声混じりでそう言うと俺は床に崩れ落ち、……泣いた。
再び静寂が続いた。
「……悪かったな少年」
迅が慰めるように俺の肩に手を乗せた。
「大丈夫か?」
「立てるか少年?」
「ガキのくせに熱いヤツだな!」
バンドメンバーの天、影、瞬も俺に声をかけて励ましてくれた。
「少年、名前は?」
「宮川……瑠伊です」
「みやかわ……るい君か、君の事、覚えたからな」
俺が立ち上がろうとすると、迅は俺の手を握りって引っ張り上げた。
それは接触して転倒したサッカー選手を、相手選手が手を差し伸べて引っ張り上げるスポーツマンシップのようなものが感じられた。
「迅さん、ひどい事言ってすいませんでした」
迅は俺が手首に巻いていた赤と黒のチェック柄のバンダナを見ると、
「いや、いいよ。言ってくれて気持ちよかったわ。俺ら、瑠伊くんみたいに熱い魂もってる奴が大好きなんだ。もし瑠伊くんが美少女だったら今すぐ抱きしめて慰めて、ホテルに連れて行って童貞捧げてたわ」
迅が明るく笑いながら、わざとらしい演技を交えてそう言うと、会場からクスクスと笑い声が漏れる。
「は? 突然何言ってんだこの人?」って一瞬俺は思ったが、これは殺伐とした場の空気を和ませるための冗談だとすぐに理解すると、俺はこういうファンへの気遣いは流石にプロフェッショナルだと感心した。
「ねーよ! ガチホモ野郎!」
「照れるな少年、ったく可愛いなぁー」
俺は涙声で突っ込みを入れて笑うと、迅は俺にわざとらしくおもいっきりハグをしてきて、痛いぐらいに背中をバンバン叩くと照れくさそうに笑った。
それを見ていた列に並ぶ女性達からも、暖かい笑いが漏れた。
その後、俺は特別にアルグロ全員と一緒に記念写真を取ってもらい、更に全員のサイン色紙までプレゼントされるという、至れり尽くせりのサービスをしてもらった。
秋葉原まで来て良かった。
俺は今日の事を、ずっと、ずっと忘れないだろう……。
◇ ◇ ◇
そんな素敵な事があった帰り道で、秋葉原の駅前で、見るからに怪しげな外人と遭遇した。
「時間、チョット良イデスカ? カラダ、ココロ、綺麗ニナル オイノリ OK?」
「……」
真夏なのに黒のターバンに髭面。赤や金の煌びやかな刺繍がされた黒地の外套に身を包んでいる。
「大丈夫、パキスタン人、嘘ツカナイヨ!」
インド人かと思ったらパキスタン人だった。どうでもいいけど。
「あっ……はい」
ファンタジー世界なら確実に闇魔法を放ってきそうな自称パキスタン人の男は、両手を合わせてお辞儀をすると、辞書のように分厚い本を外套の中から取り出した。
「アリガトゴザイマス。日本人、私ノ話 聞カナイ。ミンナ逃ゲル。私悲シカッタ」
まぁそりゃあ逃げるよな。
「デハマズ 両手ヲ ネコチャン ノ ニャンニャン ポーズ ニ シテクダサーイ」
パキスタン人に言われるがまま、謎のポーズをさせられる俺。何やってんだよ……。
「オッケーデス、次ハ コウヤッテ ウサチャン ポーズ デース」
なんなんだよこれは……。公衆の面前で恥ずかしすぎるだろ。
でも今さら逃げる事もできず、その後も俺はいろんなポーズをさせられた。
「良イデスネ、アナタ 最高ニ カワイイ デス。 デハ 準備デキタノデ オイノリシマス 動カナイデ クダサイネー」
そう言うと外人は、塩のような謎の粉を俺に振りまき、ブツブツと呪文のような何かを呟くと、俺に向かってオイノリを捧げた。
「……コレデ 終ワリデス。アナタ、カワイイ ニ ナリマス。アナタノ ハート モ キラキラ カワイイ ナルデス」
「はぁ……」
「モシ オイノリ 嫌ナラバ コノ セイスイ 使ウト イイデス! トテモ 大切ナ セイスイ。 世界デ 1ツダケノモノ イイネ?」
「ど、どうも…」
俺は無下に断る事もできずに、謎のパキスタン人から真っ白な小瓶を押しつけられた。
『セイスイ』とやらが入っているらしいけど、たぶん違法ドラッグの類だろう……。
さすがに怪しすぎたので俺はパキスタン人と別れた後、もらった小瓶は秋葉原の駅のホームの隅にこっそり置いて帰った。
ともあれ俺は、電車内の座席に座ると、限定版のゲームが入った鞄を大事そうに抱えながら、アルグロの事を思い出して悦に浸り、1人ニヤニヤしながら帰途についた。
(2015年8月6日追記)
2頁(2話)以降、本編では書けなかった登場人物のプロフィールを後書きに掲載していきたいと思います。
ただし、ストーリーの進行上、紹介順は不規則となります。
(メイン級のキャラでも紹介がかなり後になったりもします)




