第31話 不整脈は冤罪・スマートウォッチ心拍数計測の欠点
拙作で投稿させて頂いた疑問点がどうやら解決しました。以下の2話です。
第5話不整脈に対応できないスマートウォッチ
第15話不整脈に対応できない(?)スマートウォッチ
3年前にネットで購入したフィンランド製P社のスマートウォッチが、下り坂で使用すると極めて高い確率で心拍数が跳ね上がる現象です。
P社では現物チェックをしてもらったんですが異常なしでした。ただ不整脈の手術をしている事を伝えると、ライバル会社のG社同様、『不整脈には対応していません』としか返答は有りませんでした。
購入後3年半が経過し、バッテリーの稼働時間が短くなり、GPSでの記録情報の欠落が起き始めたので買い替え時が近づいていることを察知し、Googleで機種の調査を開始しました。この少し前にGoogle AIモードの質問コーナーを知ったばかりでしたが、良い情報の提供を期待して訊ねてみました。AI の方からも質問が有りましたので、それに答えるとともに『P社の製品だけは除外して欲しい』との条件を理由(下り坂での異常な数値の件)とともに付け足しました。
すると想定外の驚きの返答が有りました。それは正に劇的でした。3年間の疑問が一気に解決に向かいました。
驚くべき事に、ランナーの多くを悩ましている現象だそうで、『Cadence Lock』と言う現象だそうです。次のような流れによるとの事でした。
ここまで書いて、まだ細かな疑問が解決していないのに気づきました。
今度はChat GPT に細かく訊ね、何度かやり取りして完全に納得しました。要点を列記します。
1.下り坂を走る、または歩く事により平地や上り坂より強い衝撃が身体を通って時計に伝わる。
2.この時、時計が手首にきっちり締っていないと皮膚上で微妙に動く。
3.時計のセンサーはこの動いたときの振動を血流の動きと誤認する。
4.センサーは光の跳ね返りをカウントするが、時計と手首に隙間があると、外光もまたカウント対象となる。
3年半に及ぶ疑問が解決して、すっきりしました。
私はてっきり、下り坂を走ったり歩いたりした時の衝撃と本来の心拍(正式には脈拍)の両方を拾うんかと思っていました。ところがそうではなく、時計が手首にしっかり固定されていなかったとき、皮膚上を微妙に動くその振動を心拍と誤認するようです。
本来の心拍とダブルカウント(または、トリプルカウント)はしないで、どれかを判断するようですが、途中からカウント対象が変わる事もあるようです。衝撃でなく振動である事がミソですね。
許せないのはP社とG社。Cadence Lock の事は分かっているはずなのに。致命的な欠点を公にはしたくないのであろう。一部の不整脈持ちだけの所為にしたいようだ。許し難い。




