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第二話

主な進展はもう少し先になるかもです。



「あぁ、そう。そのことなんだけどね...


 篠上さんは侯爵でしょ?だから跡継ぎや結婚した後の発表の問題もあるからいろいろ相談していたのよ。それでね、跡継ぎのことに関してはあちらの息子さんが継ぐみたいだから大丈夫なのだけどね、


 篠上さんの家系では昔から家系の子供は、十八歳になるまで名前も身分も伏せなきゃいけないらしの。なんでも、十八歳になるまで名を伏せて世間のことを一般視点で経験させるためらしいの。

 だから、私たちが結婚してもあなたたちは十八歳になるまで苗字は今のままになるわ。


 それと、あなたたちももう高等部一年と中等部三年になるでしょう?それで篠川さんと結婚するからには

藍は ロザリア学園 に入学、紫音は マリア白百合女学院 に転校しなきゃいけないのだけれど...

大丈夫かしら?別に強制ではないから嫌だったら言うのよ?」



「そうなんですね。私は特に問題ないですわ。」


「僕も問題ないよ。(跡継ぎなんてめんどくさいし、同じ学校に行こうっていう友達もいないしね。それより...ロザリア学園ってどこかで聞いた気がする。なんだっけ?)」



その時急に、ハンマーに殴られたような鈍痛が頭を襲った。



「ウッッ...」


「お兄様!?どうなさったのですか!!?」


「藍っ!?どうしたの!大丈夫!?びょ、病院に、、!!」



急に頭を抱えて顔をゆがまさせる僕に、二人は驚いた。



「イヤ...へやで、、、やす、む...」



二人は顔を見合わせうなずいた後、僕を部屋に運んで行った。




















 

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