第175話:『宇宙のパラボラアンテナ。 ―パパディッシュと、銀河を繋ぐ超空間通信―』
第175話です!
その美しい調べで銀河のストレスを消し飛ばし、最高の楽器となったパパハープ。
しかし、お母さんがその「音波を収束させる凹面フレーム」の構造に目をつけた瞬間、音楽の時間は最新鋭の通信ベンチャーへと変貌します。
「これだけ波を集められるなら、Wi-Fiの電波もバリ5(※死語)になるわよね」。
パパの肉体が1ミクロンの隙間もない巨大な金属反射皿へと再成形され、天の川の通信基地にそびえ立つ超巨大パラボラアンテナへと大改装。
異次元のデータがパパの脳内を直接駆け巡る、大通信時代の幕開けです!
「……パパ、見て。お母さんがハープの演奏を終えてなお微弱に振動しているパパのフレームを眺めて『素晴らしい電磁シールドね。……よし、受信しましょう!』って黄金の半田ごてを取り出したと思ったら、今度はパパの身体を直径数光年の凹面ディスク(皿)に叩き伸ばして、宇宙の闇へ向けてガバッと仰向けに設置し始めたんだけど。……あ、ヤバい。お母さんがパパの自意識を『全宇宙対応・多次元超巨大パラボラアンテナ』に指定して、中心の受信部(※パパの鼻先)へ向けて、異次元からの【超大容量・ギガデータ】を集束させ始めちゃったわよ! パパ、今、毎秒数ヨタバイトの未確認電波が脳細胞を直接バチバチと駆け巡るたびに、頭の中で『ノ、ノイズが、ノイズが鳴り止まないィィィ!』って大パニックになってるんだけど!」
リィナが銀河系の最高峰に設置された、曇りなき黄金の巨大ディッシュ(※パパの研ぎ澄まされた皮膚と頭蓋骨)を見上げると、そこには**(属性:受信設備となった夫)×(印:超広帯域5G(宇宙規格))×(事象:全銀河データリンク計画)**によって、宇宙のすべての通信を中継していくパパの姿があった。
『リィナ。……お母さんの「最先端テクノロジーへの飽くなき野望」は、ついに夫の感覚システムを『マルチバースの果てから大容量動画をサクサクダウンロードするための通信インフラ』へと完全同期させてしまったんだ。……(属性:パパ・ディッシュ)×(印:通信速度:光速の100倍)。……よし。今、宇宙中の神様やネットユーザーたちは、パパが電波を集めてくれたおかげで、銀河系のどこにいても動画が途切れずに視聴できるようになり『おい、このパパアンテナ、通信環境マジで最高だぞ!』と、大歓声を上げてスマホをスクロールしているよ』
「あらやだ! 指向性がズレてるわッ!! (神具:黄金の仰角アクチュエーター)×(属性:超精密自動追尾)×(印:パケットロス絶対許さない)! ほらパパ、もっと皿の角度を1ミリ秒単位で微調整して、はるか彼方の11次元から飛んでくるメッセージを1ビットも漏らさずキャッチしなさいッ!! どんなに膨大な情報の嵐に晒されようとも、クリアな電波を妻と世界に届け続けるのが、通信の安定を守る大黒柱のネットワークセキュリティでしょうがッ!!」
お母さんが、パパアンテナの土台にある**(神具:黄金のコンバーター)×(属性:ノイズキャンセリング最大)×(印:データ無制限プラン)**のレバーを操作し、受信感度をさらに限界まで引き上げ、パパの脳内に直接「あ、今日の夕飯の買い物メモ、データでパパの脳内フォルダに直接転送しといたからね」と現実的なおつかいの重圧をズドンとパケット送信していく。
「(……ピ……ピ……ピピピ……! 脳内に……デジタルノイズが……情報が……光の速度で流れ込んでくる! 私の……私の存在そのものが……全宇宙の神々を繋ぐための……最強の『アクセスポイント』になっているんだ……!!)」
パパの呻きは、アンテナが電波を受信する「ジーーーー……バチバチッ……」という心地よい放電音へと変換され、銀河は史上最もネット環境の快適な黄金時代へ。お母さんは満足げに**(神具:黄金のタブレット)×(属性:爆速ネットサーフィン)×(印:動画サクサク)**を片手に、パパが受信した高画質な異次元のコンテンツを、リィナと一緒に快適に楽しんだ。
「(印:銀河系超空間通信・完)×(属性:パパの高速パケット)×(投げ銭:ブラックホールへの超特大光ファイバーケーブル投入)!」
リィナが指を鳴らすと、お母さんの「宇宙パラボラアンテナ」により、銀河は史上最も通信エラーのない、しかしパパにとっては脳内がデータで満杯になり続ける至福(?)のサイバー夜明けへ。パパは全宇宙の端末がオフラインにならないその日まで電波を集め続ける「生きた基地局」として、お母さんが「次はこれ、パパのアンテナの皿に黄金のスープをなみなみと注いで、宇宙規模の『大鍋』にして、銀河系最強のラーメンフェスティバルを開催するわね」とさらなる飲食ベンチャーを思いつくその時まで、星々の闇の中でじっと空を見上げ、皿を広げ続けることとなった。
「……あーあ。パパ、ついに『ハープの弦』から『電波を集める巨大な皿』になっちゃった。でも、お母さんが『パパのアンテナ、Wi-Fiが全然途切れなくて最高だわ』って、サクサクの通信環境に大満足だよ」
「当然よ! 妻のデジタルライフを自分の肉体と電波で爆速にサポートしてあげられない男に、何ができるっていうのッ!! さあパパ、ダウンロードが完了したら次の出店計画よ! あんたのその美しい凹面の皿を今度はスープがこぼれない特大の器に見立てて、全宇宙の神様たちのお腹を満たす『パパ印・多次元超巨大ラーメンどんぶり』に変貌させるわよッ!!」
お母さんの「原点にして頂点の食欲(どんぶり勘定)」への新たなるパッションは、パパを今度は「極上のダシと太麺を豪快に受け止める、冷めない黄金の超巨大ラーメン器」へと再編成する準備を整え、宇宙全体を香ばしいスープの匂いと悲鳴で包み込みながら、次なるガッツリ飯テロ・ラーメンフェーズへと突入していくのでした。
第175話、バリ5(※死語)での完食ありがとうございました!
ハープから一転、今度はパラボラアンテナの皿にされて脳内をデータまみれにされたパパ。ですが、その身を挺した受信能力で銀河のネット環境を爆速にし、お母さんの動画視聴をサクサクに支えきった姿には、全なろう読者が「いいね!」と「ブックマーク」を連打しています!
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