思い立ったら
一目見てビビッと来たレブル250を購入する為に入り口横にあるテーブルカウンターの受付へと向かう僕。
父さんにはレブル250の位置を見失わない為に申し訳ないけどちょっとその場で待ってもらってる。
何せ店舗が広いから自分の欲しいバイクの位置が分からなくてなっちゃいそうなんだよね。
「どうかなさいましたか?」
せっかく座ったところなのに申し訳ない気持ちが少なからずあるけど、それは少し脇に置いておいてと。
「実は欲しいバイクが意外にも早く見つかったんでその見積もりをお願いしたくて」
「そおなんですね!良いバイクが早くに見つかってよかったです!では見積もりを出すのにそのバイクの場所を教えて頂いてもいいですか?」
僕が欲しいバイクを見つけたのを聞いて僕以上に何故か須万さんが目を輝かせて喜んでる。
僕の事なのに喜んでくれて嬉しいけどちょっと怖い迫力感だなこのヒューマン。
「はい、見つけれたんです!あそこの父が立っていてくれてるところなんですけど。あ、あの同じゴールデン・レトリバー族のです…」
父さんの立っている所を指をさすとそれに気づいた父さんが別にいいのに手なんて振ってきてくれる。
もぉ…恥ずかしいからそう言うのやめてよ本当に。
「あぁ〜あちらですね、分かりました。では確認して来ますのでこちらにおかけになってお待ち下さい」
そう言って須万さんは父さんいる所にあるバイクを確認しに行ってくれた。
向こうに着くと2人で何やら話してるみたいだけと流石にこっちまで何を話してるのか聞こえないな。
でもそんなに長く話し込んでるわけでもなくちょっとしたら直ぐに戻って来た。
父さんはと言うとまだあそこに立っててくれてる。
「お待たせしました。レブル250ABSのサイドバック付きのものですね。えぇ〜っとこちらは…まだネットの方でも押さえられてないので御購入可能ですよ」
よかったまだ他のコボルトには取られてなかった。
「どうします?このまま押さえておきますか?」
もしもの時のためにバイトで貯めた20万を持って来ておいてよかった。
「はい、お願いします!」
入店した時は置かれているバイクの種類と量に驚いて困惑してたし、元々見るだけでこんな購入をするとも思わなかったけど。
結局一目惚れして決めちゃった。
やっぱりこう言う事もあるもんだね好きな物にって。
確か、思い立ったら即行動って言うよね?
価格も本体価格で53万で大学生でも手が出るから大丈夫!
それに残りの代金も学生ローンで43万頑張ればいいだけ!
ん?10万増えてるって?それは保証とか色々つけたら増えるよ…でもワクワクして楽しいから大丈夫!
和也もそうだったらしいし…
残りの手続きの書類も準備でき次第速達便で家に送ってくれるし、それを早く店舗に渡したら最速で1ヶ月後には納車が出来るらしいしね。
あぁ〜店舗にいるのに待ちきれない気持ちが爆発しそで仕方がないな。
あ、色々進めてるけど父さん向こうに残したままだ。
continue…




