第二章 7つの命を巡る星座 第三話 部活の誘い
静かな教室に、サラサラと鉛筆の描く音が聞こえる。
教室には、黒髪の少女、神境虚無と
黒髪に白いメッシュがある少年、目黒録
録は、時より虚無の描いてる絵をしれっと見る。
虚無は、絵を描く事に集中している為に気付く事は無かった。
そこに、保健室の先生である愛姫が入って来る。
相変わらず、保健室の先生なのか疑いたくなるレベルでボサボサでボロボロの灰色の髪を揺らしながら2人に近付く。
茨愛姫
「ヤッホー2人とも」
目黒録
「何ですか?先生」
神鏡虚無
「あっ、先生」
虚無が、顔を上げて愛姫先生を視界に入れる。
茨愛姫
「2人ともって、絵、好き?」
神境虚無
「はい!…あっ、はい…」
目黒録
「僕は、普通です」
虚無は、少し食い気味に答えてしまい、咄嗟に少し恥ずかしがりながら答え直す。
録は、平然と真顔で答える。
愛姫は、普通な顔をして、続きを言う。
茨愛姫
「美術部に、入部してみない?」
「ちょうど、副担任をやってんの、どうかな?」
神境虚無
「でも…私なんかで…」
茨愛姫
「5月末までに、あと、1人美術部に入部してもらわないと困るんだよね」
「美術部が、廃部になっちゃうから」
「あと〜吹奏楽部にも興味はないかい?」
目黒録
「僕は、少し興味があるかも」
茨愛姫
「んじゃ、ちょうど、部活の時間だからアタシの特権で、見学しに行こうか」
そう言って、2人を立たせ強引に引っ張る様に、案内しに行った。
2人が、居なくなった教室には、2人の鞄と虚無のスケッチブックが置いてあった。
スケッチブックが、窓から入って来る風によってめくれていた。
風によってめくれるスケッチブックを、白髪の長い髪が、風に揺られていた。
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美術部の部屋
其処には、4名の生徒がそれぞれの絵柄で絵を描いていた。
生憎、美術部の顧問は、その場にはいなかったが、虚無は邪魔にならないように絵を見ていた。
一人は水彩画
一人は油絵
一人は厚塗りの絵
一人は模写を
其々の個性ある絵見ており、その目は、輝いている。
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そして、移動して吹奏楽部の練習部屋に行くと…
此方も、顧問はおらず、自主練をしていた。
吹奏楽部では、フルートの音色やピアノの綺麗な音
4種の音色が、心地よい音色を奏でていた。




