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孤独な少女は世界の子 ー星々は世界を見ているー  作者: 偽善の仮面
第一章 星々はまだ見ていない
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第一章 星々はまだ見ていない 第一話 入学式

 

 

星々が輝いている。

綺麗な天の川

 

空を見上げれば人気は光り輝く星があった。

夏の大三角形だ。

 

 

「お前は、何を求める。孤(・)独(・)な(・)少(・)女(・)」

 

 

____________________

 

 

この世界には、七つの異能力の系統が存在する。

 

「才能型、自然型、現代型、時空型、錬金術型、記録型、不可思議型」

 

これは、世界のルールだ。

これを逸脱する事は許されない。

 

絶対的なル(・)ー(・)ル(・)

 

世界のル(・)ー(・)ル(・)

 

 

コツコツ

 

 

この世界には、可哀想な一人の少女が、存在する。

君の為の綺麗な世界

 

君だけの物語

 

君だけが紡げる物(・)語(・)

 

 

____________________

 

 

コツコツ

 

藍色の学服、黒髪を一つ結びに結んでいた。

猫背で歩いている。

 

そんな後ろ姿が見えた。

 

 

____________________

 

 

白い大きな学校

清楚な立ち振る舞い、多くの生徒が校門を入っている。

 

周りの学生は、規律の良い姿勢、明るい笑顔、大きな声での挨拶

 

全ての生徒とはいかないが、殆どの生徒がそうしている。

 

 

此処は、都立(とりつ)六星能力(ろくぼしのうりょく)専門高等(せんもんこうとう)学校(がっこう)

通称、六能(ろくのう)だ。

 

此処は、日本にある唯一の能力専門の高校だ。

 

 

校門の近くには、学校のシンボルの旗が風に揺られている。

白いの旗には、黒の六芒星と能力のシンボルである「プ(・)ロ(・)ビ(・)デ(・)ン(・)ス(・)の(・)目(・)」


都立六星能力専門高等学校の旗である「六(・)能(・)期(・)」

 

その六能旗と日本国旗と区旗が風に揺られて、学校を象徴している。

 

 

今日は、入学式

 

今日、この日に新たな一年生の赤子異能力者たちが、入学してくる緊張と期待に満ちた始まりの日だ。

 

 

風が、緑の葉を何処かへ連れ去る。

 

 

 

これは、孤独の少女の偽物の物語

 

 

____________________

 

 

 

第一章 星(・)々(・)は(・)ま(・)だ(・)見(・)て(・)い(・)な(・)い(・)

 

 

開幕

 

 

____________________

 

 

時刻は、午前8時

校門には、新一年生たちが緊張や期待に満ちた顔で、通過していた。

 

其処に、怯えている表情をした人が入ってくる。

 

 

???

「此処が、都立六星能力専門高等学校…」

「ハァ…緊張するなぁ…」

 

 

黒髪で、右目を隠す様に前髪を上手く使っていた。

丸メガネを付けた気弱そうな少女がその場にはいた。

 

 

少女が、校門を潜る。

校門を潜り抜けた新一年生たちは、靴箱へと行き、そして、先生の案内のもと各自の教室へと向かう。

  

  

 

時刻は、午前9時

教室には、少女を含めた7名の生徒

 

 

教卓には、180cmはある黒髪の男性教師

教師は、名簿を開くと軽い自己紹介をして、生徒の名前を呼ぶ。

 

 

陰陽和魔

「初めまして、今日からこのクラスの担任の陰陽 和魔(おんみょう かずま)だ」

「では、出席をとる。皆、呼ばれたら返事をする様に」

「……出席番号1番、一ノ瀬 才(いちのせ さい)」

 

一ノ瀬才

「はい」

 

 

藍色髪の男子生徒が、落ち着いた様に返事をする。

 

 

陰陽和魔

「いい返事だ」

「次、出席番号2番、五十嵐 楓牙(いがらし ふうが)」

 

五十嵐楓牙

「は~い」

 

 

薄緑の男子生徒が、めんどくさそうに机の上に足を乗せて答える。

 

 

陰陽和魔

「ハァ…ちゃんとしろ」

「出席番号3番、鍛治 万象(かじ ばんしょう)」

 

鍛治万象

「はい!」

 

 

熱血の様な赤い髪の男子生徒が答える。

 

 

陰陽和魔

「元気だな」

「出席番号4番、神鏡 虚無(しんきょう きょむ)」

 

神鏡虚無

「はい…」

  

 

怯えて表情で震えながらに答える黒髪の一つ結びの髪の女子生徒が答える。

 

 

陰陽和魔

「………………………………」

「出席番号5番、新島 美紗都(にいじま みさと)」

 

新島美紗都

「はい」

 

 

礼儀正しくお上品な声で答える薄黄色のストレートロングヘアーの女子生徒が答える。

 

 

陰陽和魔

「いい返事だ」

「では、次、出席番号6番、蓬莱 時(ほうらい とき)」

 

蓬莱時

「はい」

 

 

ホワホワっとした中性的な声で答える。

濃い緑色からエメラルドグリーンのグラデーションがかった長めのウルフヘアーの女子生徒

 

 

陰陽和魔

「今は、出席の確認をしている。能力の使用は控えろ」

「最後、出席番号7番、目黒 録(めぐろ ろく)」

 

目黒録

「………………………………」

 

陰陽和魔

「答えろ」


目黒録

「はい」

 

 

黒髪に、白いメッシュのある女性とも男性とも思える顔つきの男子生徒?が、無感情な声で答える。

 

 

教師が、口を開く。

 

 

陰陽和魔

「今から、入学式の為に移動をする。各自、先生の指示に従う様に」

「それでは、移動する。ついて来る様に」

 

 

そう冷淡な声で言い放てば、生徒が皆、椅子から立ち上がり先生の後をついて行く。

 

 

____________________

 

 

先生の案内の元、入学式会場である体育館の近くの空き教室に行き、他のクラスの生徒と合流する。

其処で、名前順で並ばされる。

 

 

此処は、体育館

新入生の通る道の端には、鉢に入れられた色取りの「アリウム」の花があった。

 

通り道には、2年生や3年生、新入生の保護者

総勢60名の人、それと校長を含む教師陣

 

 

 

そして、司会者の教師が、マイクを片手に名簿を見ながら入学式の開始をする。

  

 

司会者

「それでは、今年の入学生、総勢19名の入場です」

 

 

ファンファーレの様な吹奏楽部の綺麗な音色が、体育館内に響き渡ると同時に、体育館の扉が開く。

扉が開くと、先頭の女子生徒から一定の距離を保ちながら新入生が入って来る。

 

司会者は、新入生の名前を呼んでいく。

 

 

そうして、全員が入り終われば入学生専用の椅子の前の立ち、壇上に上がった校長にお辞儀をした後に座る。

 

 

校長

「ゴホン…えー新入生の皆さん、本日は、本校への入学おめでとうございます」

「私は、この学校の校長、向日葵 剛志(ひぐるま つよし)と申します」

 

向日葵剛志

「この高校では、異能力者の育成を目的とした日本唯一の専門校となっております」

「この学校の理念として、皆さんはこれから、「能(・)力(・)と言うものを学び正(・)し(・)い(・)使い方を知り、皆さんの歩むべき道(・)を示す」と言うこの学校の理念を体現して頂きたい」

 

「正(・)し(・)い(・)道(・)を知らぬ者は、正(・)し(・)い(・)世(・)界(・)を知らない」

 

「これは、この高校を設立した初代校長の“ 道路 歩(みちろ あゆむ) ”校長の言葉です」

「この高校の生徒となった皆さんもこの言葉を心の中に秘め、君たちの思う正(・)し(・)い(・)道(・)を歩んでください」

 

 

剛志校長の言葉は、それから5分ほど話し続け壇上を降りた。

そして、次に教頭からお褒めの言葉、3年生代表からの言葉、最後に生徒会長からの言葉を頂いた後、全生徒と保護者、先生陣の校歌斉唱をして、入学式は終わった。

 

 

_____________________

 

 

そう、これから歩むのは、『正(・)し(・)い(・)道(・)』を教わる為の勉強だ。

 

きっと、楽しい物(・)語(・)となる事を願うよ。

これは、君の為の物語だからね。

 

 

君だけの偽(・)物(・)の(・)物(・)語(・)なんだからね。

 

 

Eine Tochter des Teufels und eine Einsame in dieser Welt.

 

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