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35歳高卒非正規が異世界エルフ3姉妹ハーレムになり中学の頃の連中に復讐をする  作者: グリフォン


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48章 カラー

当時は学ランの襟に内側に白いプラスチックの板がついていた。それが「カラー」だ。


(むしろ今なくなっていることに驚いた)


用途は知らないが、おそらく襟が崩れないように支えるものだったと思う。


穴が開いており、学ランの突起にはめ込んで固定する。


外すときにプチプチと言って気持ちいい。


ただし外したままだと生徒指導の対象になる(ボタンを開けているようなものか)ため


原則つけたままである。


―それを奴らに奪われた。


学ランを着たまま俺の首元に手を突っ込み


「ぶちぶちぶちっ!」と外していく。


高速でプラスチックが擦れる為血が出た。


俺はとりあえず「はは…」と笑う。


これは無くなってはいけない。盗んでもいけない。奴らも知っているはずだ。


なので奴らはすぐに返してきた。


―俺ではなく、通りの用水路に。


無くなって困るのは俺である。


なので俺は用水路に手を伸ばす。


―届かない。


俺の手をカラーが掠めるたび、水流ですこしずつ流されていく。


このままでは取り返しがつかない。


俺は、制服のまま用水路に入り走るしかなかった…


当時は大したことはない日常で、まだマシなほうだったが


今思い出すとそれも悔しくて頭にくる。


毎日毎日おもちゃにされていたことを思い出してしまう…

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