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2章 噛みつき
また中学の夢を見た。
―何にでも噛みつく知能の低い奴がいた。哀れな奴だ。
動物か。まったく知能がない。やれやれだ。
休み時間に俺の筆箱に噛みついてきた。
歯形を残され、汚くなってしまった。
腹が立つ。何故人のものにこんなことができるのか。
黙っていると、俺の携帯(当時はガラケー)にも噛みついてきた。
本当に汚い、イライラする。辛い。
げらげら笑っている。こんな下品な行動で何が面白い?
その日の帰りに俺は筆箱を捨てた。
奴らのよだれなんて触りたくもない。
携帯は溜まっていたポイントで機種変をした。
俺は学校に携帯を持っていかないことにした。
これでは何のための携帯電話なのか。奴らのせいで迷惑してばかりだ。




