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15章 落ちこぼれ
―「ぼく何やっても「苦手」って言うじゃん」
奴らの無茶ぶりを断り続けたら言われた言葉だ。
何かやれと命令されても「それは苦手だから…」で回避してきた。
すると奴らは「ぼく苦手なものしかないんじゃね?」
と言い出した…
そして…
「ぼく得意なものが何もない「落ちこぼれ」じゃん」
奴らは言い放った。
俺は幼稚な嫌がらせを断り続けただけだが?
そうすると落ちこぼれになるのか?
おもちゃにされる才能なんてむしろこちらからいらない。
そして「落ちこぼれ」と壊れたラジオのように俺のことをしばらく呼ぶのだった。
授業中、休み時間、どこでも俺は「落ちこぼれ」にされた。




